Concordia 44thへのあれこれ

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コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

本年の演奏会の聴き処。 ①、演奏会のトリを飾るのは最近WEBページも立ち上がり、演奏が広く解禁された熊谷賢一氏の初期の大作「群炎Ⅲ」。前作やボカリーズからの引用などもあり前期作品の集大成と言える熊谷氏最大規模の作品の一つ。多数の打楽器がびっくり箱のように乱舞します。

2016-06-14 19:35:39
コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

もともと「群炎」とは熊谷先生の言葉によれば「ひとりひとりの小さな炎、その炎をよせあって大きな炎を燃え上がらせよう」という意味がありますが、私たちは熊谷作品を継続的に取り上げ、その炎を燃やし続けたいと願っています。

2016-06-14 19:35:51
コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

本年の演奏会の聴き処。 ②、カエリヤマ作品の中で最もメロディアスな「協奏詩曲」。当初はソロマンドリンとマンドリンオケの為に書かれましたが、初演から12年を経てカエリヤマファイナルでソロマンドリンとマンドリンオケの為に改訂されました。孤独なオトコが背中で語る「愛」の姿を描きます。

2016-06-14 19:39:31
コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

本年の演奏会の聴き処。 ③、ある意味本年最大の聴きモノかもしれません。ロシア民族楽器であるバヤンとグースリとの共演でのブダーシキンの2作品。筆者30年の念願が叶っての共演です。「市場にて」は賑やかな中にバヤンの哀愁を帯びた民謡風旋律が印象的な小品。

2016-06-14 19:43:53
コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

「バイカル物語」はオシポフの演奏で知られていますが、グースリのグリッサンドが幻想的なブダーシキンの最高傑作と言える逸品。日本における演奏でその歴史的背景に触れるのはもしかしたら初めての事ではないかと思われます。北川記念ロシア民族楽器オケで活躍の奏者の皆さんとの共演になります。

2016-06-14 19:48:01
コンコルディア(Mandolin Orchestra Concordia) @ConcordiaMO

アコーディオンで共演いただく大田智美さんは先日N響でLスラットキン指揮のもと、武満徹の「系図」でソロをつとめた現代日本におけるアコーディオン演奏の第一人者です。

2016-06-14 19:50:09
やのさま @yanosama

ソロヴァイオリンとマンドリンオケですね。 twitter.com/ConcordiaMO/st…

2016-06-14 20:43:00
きよ太 @kazkiyota

【明日】 マンドリンオーケストラコンコルディア第44回定期演奏会 6月18日(土)17時開演 かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール バイカル物語(ブゥダーシキン)、協奏詩曲(帰山)、群炎III(熊谷) 他 concordiablog.seesaa.net/article/438706…

2016-06-17 04:46:06
きよ太 @kazkiyota

音楽絵画「市場にて」、「バイカル物語」ザバイカル解放30周年 concordiablog.seesaa.net/article/438987…

2016-06-17 04:51:25
きよ太 @kazkiyota

プログラムノートにも少し書きましたが、バイカル物語はザバイカル開放30周年を記念した曲。この「開放」というのは時期から見て、ロシア革命後の内戦で反革命側の白軍に支配されていたところからの開放を指していると考えられます。

2016-06-17 04:55:25
きよ太 @kazkiyota

この時日本はシベリア出兵で白軍側の支援に回っており、思いっきり関わっています。 シベリア出兵は他国の呼びかけに応じて行ったもので最初日本はやや及び腰だったんですが、結局は日本が最も多くの兵力を、期間的にも最後まで出兵するに至りました。

2016-06-17 05:01:09
きよ太 @kazkiyota

日本とロシアの歴史の中でも、かなり因縁深い出来事です。 その出来事を記念した曲を日本の楽団のソ連公演のために編曲して演奏しているんですよね。

2016-06-17 05:06:26
きよ太 @kazkiyota

曲自体は穏やかで、特にこのような知識が無くても楽しめるものです。しかしコンコルディアではこれまでにも標題音楽の歴史的背景についてプログラムノートに記述してきており、他国の歴史については触れて自国がかつて行ったことには触れないというのは片手落ちになると考えて今回記述を行いました。

2016-06-17 05:11:30