【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第91話「降伏の条件」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」26】 先の二つの条件はたやすいことであるが、三つ目の条件が気になるという曹操に対し、張遼は、曹操が玄徳以上に関羽に目をかければ、いずれ恩義を感じることになる、と説得します。つまり関羽が曹操の家臣になるかどうかは曹操自身にかかっていると。

2016-05-13 13:23:19
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」27】 たしかにそのとおり、と曹操は3つの条件を全て飲むことにします。この返事を持って張遼はすぐに関羽のもとに戻ります。張遼は今回とっても忙しいですね。張遼は関羽に条件を飲むことを伝え、山を下りるように促します。

2016-05-13 13:25:06
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」28】 しかし、関羽は、降伏の話はあくまで自分一人の考えであり、玄徳の妻の考えはわからないため、一応報告をしたいと。そこまでする必要があるのかという張遼に対し、筋を通すためという関羽。

2016-05-13 13:26:22
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」29】 ことの成り行きを話し、承諾を得るために、ふもとの軍勢を三十里外に引かせておいてくれと頼みます。三十里、漢の時代の一里は約400mだそうですから、12kmほど離れるということです。歩兵だったら2〜3時間くらいの移動距離でしょうか。

2016-05-13 13:32:11
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」30】 張遼は、その後、必ず降伏するか、と尋ねると、関羽は武士の言葉である、と答えます。その言葉をもって再び曹操のもとに戻る張遼。曹操はすぐに囲みを解いて、すみやかに三十里外に引くように命じます。

2016-05-13 13:34:11
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」31】 部下たちは、万が一、関羽の気が変わったらどうするのか、と待ったをかけようとしますが、曹操は、もし関羽が約束を破るような人物なら、なぜ自分がこれほどの条件を飲もうか。また、そんな人間なら逃げられても惜しくはないと意に介しません。

2016-05-13 13:36:20
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」32】 部下たちは、曹操が心の底から関羽を欲しがっている、まるで美しい女子に恋をなされるほどの情熱だ、と口にしながら、対応にあたります。曹操の命令はすみやかに実行され、関羽は約束が果たされたと見ると、城へ向かいます。

2016-05-13 13:38:09
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」33】 城に戻った関羽を迎えたのは玄徳の妻と子です。子は小さいながらも凛々しい顔。後の蜀ニ代目皇帝の阿斗です。ここで初登場。献帝も子どもの頃は…とか余計なことは言わないの。

2016-05-13 13:40:22
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」34】 玄徳の妻子に、事の次第を報告する関羽。曹操の家臣になるという言葉に驚く玄徳の妻ですが、関羽に任せると承諾します。ここで妻が徹底抗戦を唱えたところで勝ち目はありません。妻としては、敵地で耐え忍び、玄徳の無事を祈るしかないのです。

2016-05-13 13:42:40
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」35】 こうして、関羽は曹操の軍門に降ります。 一方、玄徳は、敵の追撃を逃れ、悲惨な逃亡生活を続けていました。野宿し、野ネズミを食べ草の根をかみながら、冀州の袁紹のもとへとむかっています。玄徳は何度目の流浪でしょうか。

2016-05-13 13:45:59
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【横山光輝「三国志」講座91「降伏の条件」36】 関羽を自分の家臣とすること出来た曹操。張飛、関羽と離ればなれになり、流浪する玄徳。物語は次回へと続きます。 今回はここまで。

2016-05-13 13:48:04