NHKスペシャル ホットスポット最後の楽園 第2回 ブラジル・セラードの放映にからめた、村山茂樹氏はじめ専門家諸氏のアリ塚ツイート
ほぉほぉ! RT @dantyutei: Clunio ちなみに、アフリカだとこんなのがいます。シロアリの塚の内部でハンミョウの幼虫のようにしてシロアリを飽食します。成虫もデブですが、幼虫はもっとすごいです。http://bit.ly/ic6BKF
2011-02-07 00:08:49ほぉほぉ! RT @Pterow: 検索したら、それっぽいのが売ってました(笑) 「nice, of termite hill U$ 3」 安い! RT Clunio: そうそう!好白蟻性ハンミョウ!がいる RT Pterow: 捕食方法がハンミョウっぽいと思いました。で、ハンミ
2011-02-07 00:09:17番組見ながら、こうやってPDFをTwitterでまわし読みなんていいかもね RT @ALC_V: わからないからNHKに問い合わせたこと何度も^^; Clunio: やはり、科学番組は元ネタ論文を眺めながら楽しむに限る!
2011-02-07 00:23:29それは良いですね。NHKも担当者によって全く対応違いますから。 @Clunio: 番組見ながら、こうやってPDFをTwitterでまわし読みなんていいかもね RT @ALC_V: わからないからNHKに問い合わせたこと何度も^^;
2011-02-07 00:25:08その昔、淡水の大型二枚貝であるヌマガイ類の鰓(えら)の中ににタナゴ類が産卵して保護してもらい、逆にヌマガイ類は自身の鰓の中で自分の卵を保育して孵化させたグロキディウム幼生をタナゴ類の体に吹きかけて鰭や鰓の上皮組織の中に寄生させて稚貝にまで育つ共生の輪が完結していると信じられた。
2011-02-07 00:53:02しかし、現実はそうではなかった。これは1980年代頃に急速に判明してきたのだが、日本のタナゴ類の卵の宿主となっているヌマガイ類のグロキディウムの多くが寄生している魚類は、多くはハゼ科のヨシノボリ類やタナゴ類と同じコイ科でも、よくハヤと呼ばれるようなオイカワやカワムツの類だった。
2011-02-07 00:56:52それまで、タナゴ類やヌマガイ類の保護のためには、タナゴ類とヌマガイ類の二者共生系を保護しさえすれば事足れりとする風潮が、地方の有志の保護会などの普通の認識だった。そのため、保護池ではこの二者系で両者の保護増殖の努力が図られていたことが多かったのである。
2011-02-07 01:00:05しかし、これでは、たとえヌマガイ類の餌になる植物プランクトンの量や種組成が適切な池環境であっても、タナゴ類の繁殖で鰓に物理的ストレスを受け続けるヌマガイ類は長寿を保つことはできず、またグロキディウム幼生の宿主も居ないとあっては繁殖も侭ならず、次第に寿命が尽き、
2011-02-07 01:03:38この問題を解決するために、地域の保存会によっては、強引にヌマガイ類ではなくシジミを繁殖池に投じ、シジミを大体繁殖母貝とする試みに暴走する所もあり、それが『先進的美談』としてNHKのニュースで報じられるという有様でさえあったのである。
2011-02-07 01:06:09実際には、タナゴ類と繁殖母貝であるヌマガイ類の保護のためには、ヌマガイ類のグロキディウム幼生の宿主となる別の魚類を加えてやらなければならなかったのである。つまり、タナゴ類、ヌマガイ類、グロキディウム幼生宿主魚類の三者系である。
2011-02-07 01:09:59先ほどのNHKの番組におけるヒカリコメツキのお話。つまり、シロアリの塚にすむヒカリコメツキの幼虫が、年に一度のシロアリの羽蟻の群飛の時季の夜に光を灯し、それに誘引されたシロアリの羽蟻を食べて成虫になる、という『出来すぎたきれいなお話』にこだわると、保全生態学の実践は陥穽に嵌る。
2011-02-07 01:14:47現実の生態系では、参加しているゲームのプレーヤーは意外に多い。そして『見落としやすいプレーヤー』をはずすと妙なところで落とし穴に嵌る。
2011-02-07 01:16:32