構造色は安上がり!?

14
maz @dynamicsoar

@kinoboriyagi そういえば表面つながりでいうと、羽ばたきロボット用の翼膜をフラットでなく微細な波型にしたら、断面2次モーメントが増えて、構造材を増やすことなく翼後縁での変形が抑制されて性能が向上したという報告があります dx.doi.org/10.1088/1748-3…

2016-05-22 20:40:14
maz @dynamicsoar

@kinoboriyagi これはコウモリを意図していたわけではないのですが、コウモリの飛膜における異方性を調べた報告 dx.doi.org/10.1098/rsif.2… に通じるものがあります。ただこっちは表面の「しわ」は結果であってそれが強度維持してるという主張ではないんですが

2016-05-22 20:42:12
叱咤過侮離のtapa @tapa46

アカハラってレベルじゃ無いくらいに真っ赤。 これアカハラの色素変異‥だよね?

2016-05-22 22:26:46
鷲宮ほうき @houki38

@tapa46 アカハラのアルビノは真っ赤になるそうですよ?以前に新聞に載ってました♪

2016-05-22 22:29:05
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@houki38 ほー面白いですね。とするとあの赤い発色はメラニンとかとは関係のない発色ということですかね。

2016-05-22 22:39:23
鷲宮ほうき @houki38

@tapa46 そういうことですね!、メラニンの色は黄色~褐色(フェオメラニン)、茶~黒(ユーメラニン)っていわれますし!

2016-05-22 22:59:18
叱咤過侮離のtapa @tapa46

植物の場合は光合成に関連して色素化合物が発達しており、特にそれらの科学構造や組成を変えることで複雑に調節可能なため、わざわざ構造色を発達させる必要性が少ないのかもしれませんね。 twitter.com/dynamicsoar/st…

2016-05-22 23:28:55
maz @dynamicsoar

ふと、構造色 植物 でググってみたらあるのね。ただ、あるけどレアっぽい。なぜレアなのだろう。

2016-05-22 00:37:34
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 ちなみに、海藻は割と構造色持ってる種類がありますよ。特に紅藻。

2016-05-22 23:30:31
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 例えば、ヒラワツナギソウ(Champia bifidaだったはず…)の構造色はホログラムのようにギラギラしてて、海中でとても良く目立ちます。

2016-05-22 23:33:31
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@ucchy_v3 ほほー!紅藻!そちらはノーマークなのでとても面白そうですね。海藻の場合はアマモなどの一部の例を除けば陸上植物とはだいぶ異なる系統ですので、その辺も影響しているのかもしれませんね。 ヒラワツナギソウといえばあの青いやつも構造色なんですね。初めて知りました!

2016-05-22 23:44:21
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 アマモやスガモといった海草はそもそも種子植物なので、海藻とはかなり体制が違いますよね。何で海藻にあれほど構造色が見られるのか、私も学生時代にすごく興味を持ってました。

2016-05-22 23:49:52
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@ucchy_v3 紅藻の色素はフィコビリンやカロテノイド類などあるにはあるんですけどねえ。陸上植物植物と比較すると少ないのかもしれませんね。 でもそもそも発色する必要性はあるのだろうかという疑問も。

2016-05-22 23:58:48
1月に一時帰国予定の蟲喰ロトワ (むしくろとわ) 著書「おいしい昆虫記」by おいしい昆虫生活™️ @Mushi_Kurotowa

構造色とか発光は「結果的にそうなった」のであって色が目的であると仮定すると袋小路に入りそう。翅の微細構造に物理的殺菌効果とか afpbb.com/articles/-/300… 別目的の体表面微細構造の結果構造色になり、色の不利益が小さい場合、「色を見ても意味のない構造色」はありうる

2016-05-22 23:59:02
ucchy @ucchy_v3

学生時代は「一部の紅藻は、なぜ光合成色素とは別に構造色を持つのか?」ということが知りたくて仕方なかったけど、今は「そんなもん本人に聞かな分かる訳ないやろ」案件として、どこかの引き出しの奥におとなしく仕舞い込んでおります。

2016-05-22 23:59:51
叱咤過侮離のtapa @tapa46

興味深い点が、基本的な恒常性の維持はルーチンワークなので統一した遺伝子で運用しますが、体内に侵入してくる外来抗原への対処は多様性が求められるため、ヘルパーT細胞やB細胞では遺伝子再構築が行われ多様性を向上させている点ですよね。 twitter.com/dynamicsoar/st…

2016-05-23 00:01:53
maz @dynamicsoar

個体レベルではバラバラに探索したりアイディア出酢など、試行錯誤した方がよくて意思決定が必要(CPU)だけど組織・細胞レベルだとやること決まってるから効率重視で流れ作業(GPU/FPGA)、という感じのイメージもしうる、ということかな。ヘテロジニアスプロセシングか

2016-05-22 17:11:26
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 そうなんです、そこがずっと不思議に思えて仕方なかったんですよねぇ。

2016-05-23 00:05:21
叱咤過侮離のtapa @tapa46

構造色を色が目的ではないと仮定してアプローチした方が有効かもしれないなぁ。とすると紅藻の場合もそういう付着物に対する防御とかんがえられるかも。

2016-05-23 00:10:43
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@ucchy_v3 ロトワさんのRTで思い出したのですが、紅藻の構造色を色ではなく付着物に対する防御と仮定すると面白い例があります。 紅藻の系統には近縁種に胞子を付着させる寄生性紅藻がたくさん独自に存在します。もしかすると構造色はこれらの胞子に対する防御という仮説ができるかもです

2016-05-23 00:15:02
K藤 @Tanatoscarab

@dynamicsoar フォロー外から失礼します。植物って光を吸収してなんやかんやして生きていて、対する構造色は光を反射しているものだし、相容れないのかなぁと思いました。

2016-05-23 00:16:06
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 なるほど!副産物としての構造色の存在は当時も考えましたが、防御のためという発想は全くなかったです。

2016-05-23 00:26:21
ucchy @ucchy_v3

@tapa46 ちなみに紅藻は、nの雌性配偶体の上に2nの果胞子体が出来て、まるで「寄生」しているように見える。パラサイト化できる機構が潜在的に備わっているとすれば…というコラムが、裳華房のバイオディバーシティ・シリーズ『藻類の多様性と系統』にありますので、よろしかったら是非。

2016-05-23 00:29:22
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@ucchy_v3 あ、今の仮説もそれ思い出して考えついたものですw あの本いいですよね。愛読書です^^b

2016-05-23 00:31:40
叱咤過侮離のtapa @tapa46

@ucchy_v3 構造色を持つ紅藻の系統とその周辺で紅藻のパラサイト化がどれくらい起こっているのかを他の系統と比較できれば、この仮説は間接的に立証できるかもしれませんね。

2016-05-23 00:32:24
maz @dynamicsoar

@Tanatoscarab なるほど、確かにそう言われると…。PNAS論文の例も実でしたし。

2016-05-23 03:49:58
maz @dynamicsoar

そっかシグナルとしての色はオーディエンスというか、オブザーバが大事なのか。そりゃそうだわな…。力学って大体自分が運動するというお話だから他者から見てどう、とか考えることがほぼなかった

2016-05-23 04:03:41