ゆとり世代ど真ん中の私達が探る新本格以降のミステリ二次創作変遷について
- suzushi211
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メフィスト賞の初年の受賞作がすべFとコズミックである感じとそれ以降を思うとそっちへの方向の土台をずどーんと作ったのがメフィスト賞なのは確かなのだろうし、そのメフィスト賞が京極の影響下生まれたとすると京極スタートとするのがいいのか?
2016-05-27 22:33:22というか方向転換ね? もともと御手洗潔は島田荘司にとって探偵というより新しい日本人としてのキャラクターを優先していたはずだし うーんどう定義したものか
2016-05-27 22:33:31やはり清涼院流水のJDCシリーズがキャラ小説≒ミステリの原点で、でもその清涼院流水の土台として麻耶を始めとする新本格派と京極夏彦による新しいエンタメの形があった、が一番ズレにくいかしら?
2016-05-27 22:35:07メルカトル鮎とかすごいキャラクターとして強いし短編はほぼキャラクター小説なのでは?って感じだけど麻耶先生は全くキャラクター小説を書く気がない人だったろうし(少女マンガや特撮の影響が強いにしても)よくわからんな
2016-05-27 22:37:34JDCで探偵がキャラクターとして強調された背景には絶対メルカトル鮎の存在があるとは思う 密室論とかメルカトルから引用してるわけだし
2016-05-27 22:38:22清涼院流水がある意思を持ってああ書いたのは絶対なんだと思う じゃなきゃ密室と揃いだからってあそこまで脅迫的に書けないし、意識せずにコズミックがあったなら後々の別シリーズ作品にももっと影響が出てる そしてJDCシリーズのトリビュートが出された時点で編集は把握している側
2016-05-27 22:41:19そうだよJDCトリビュート 西尾維新は講談社ノベルスがデビューで、つまり厳密なライノベ作家として世に出たわけではなかったんだよ(丸太町ルヴォワールが講談社BOXから出たのにこのミスベストテン入りしたのが奇跡的みたいな感覚)
2016-05-27 22:42:54まーや学生時代の作品だとメルカトルが合体技を出してたとか言うし、かなりキャラクター小説的だったんだろうけど、同じようなことをやるのがあそこの会員として当時普通だったのかどうかも割と流水のルーツを探るのに必要なのでは感
2016-05-27 22:44:22まーやがそういうの書いてたのはキャラクター小説を書きたかったからとかではなく単に少女マンガや特撮が好きだったからかなという気がして、しかしそういう雰囲気の創作をするのが会全体としてあったならまたいろいろと話が違うよなと
2016-05-27 22:46:13評論で京大ミス研をメインに扱った論文ってあるかしら ないよな 内側からは観測しようとしないだろうし外側からだとアンタッチャブルだし中退()したら言及しにくいもんな あやあり対談や円居先生の後書きとインタビューから漁るか
2016-05-27 22:49:34