2016/05/29 月末ボードゲーム会 「フンタ(原題:JUNTA)」「アンダーカバー(原題:Heimlich & Co.)」
- antonioyosida
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スキャンダルでカネを失ったものの依然として、保守層と小作人という大票田を抱える国父を無視するわけにもいかず、国父、イトウ、吉田朗ファミリーを取り込んだ政権運営をまわすザキオ大統領。順調に私腹を肥やし続けた結果手持ちの資金がすごい金額になったことに他陣営が気づきはじめる
2016-05-30 00:09:04慌てて銀行に駆け込むザキオ大統領をまってましたとばかりに暗殺者が襲い来るも撃退。ほっとするザキオ大統領に今度は気の触れた男が近づき背中にナイフをつきたてた。イトウファミリーが送り込んだ精神異常の暗殺者が暗殺に成功したのだ
2016-05-30 00:14:34ザキオ大統領の貯めこんだ札束を回収する間もなくイトウ頭首が暗殺される。血で血を洗う事態にバナナ共和国全体のファミリーが緊急招集され次期大統領選が話し合われるが、暗殺を恐れた各ファミリーで大正時代の元勲ばりの大統領の押し付け合いがはじまる
2016-05-30 00:18:28結果、「あれだけ国に貢献した国父に年金がないのはいかがなものか。私が大統領になった暁には相応の恩給を国父に支給する」と宣言した吉田ファミリーの若き党首に票が集まり、ヨシダ大統領のもと新たな時代が幕を開ける
2016-05-30 00:20:37クーデターでろくな活躍をせず、その後の新政権でも「国父第一主義」を盾にろくな政治活動をしない吉田であったが、「国父はねもう疲れちゃった。もう大統領やりたくないんだ」と言うので仕方なく大統領に出馬、当選。 そして知る。「うわ・・・大統領ってこんなに美味しいんだ」 野心が芽生える。
2016-05-30 00:29:48たいしてカネをもってないあんよファミリーに同情的な他ファミリーの支持を得て権力を握った形となったヨシダ大統領。その後は暗殺者が飛び交うものの無事任期を全うした。しかし、後世の資料により実際には国父を盾にして私腹を肥やしていたことが判明する
2016-05-30 00:24:23ゲーム終了。後世のパナマ文書によって判明した調査結果によると1位ヨシダファミリー3800万ペソ、2位イトウファミリー3200万ペソ、3,4位ザキオ、runoファミリー2800万ペソ、5位2400万ペソ(?あいまい)あんよファミリー となっている
2016-05-30 00:26:40結果「国家予算の半分は国父の年金にする」という公約の元、多額の金を国父に持たせスケープゴートにすることにより自身の身の安全が保障されるのでは?というクズそのものの思考で控えめに金をがめ続け、ゲームに勝利した。肝心なことは暗殺されないこと、マークされないことであった。
2016-05-30 00:32:57ちと残念だったのは誤訳なのか、効果や使い道がイマイチわからないカードが2,3枚あったところか。英文よみたいところ >フンタ
2016-05-30 00:32:09ひさびさにやったがやはりフンタは面白い。カードとカネのやりとりが自由なところがすごい楽しい。しょうもない口先牽制、口約束、脅しが飛び交う。最近はこういうのないんだよな
2016-05-30 00:33:40初参加でほぼボードゲーム初心者のあんよ氏に「国父」の名の下に重責を押し付けた我々の性格の悪さ、金勘定ができないガバガバさが光る歴史であった。しかしながらさすが名作の誉れ高い「フンタ」五人でやっても非常に楽しい。これは子どもには見せられない。
2016-05-30 00:35:43月末ボドゲ会。2つ目は「アンダーカバー」。プレイヤーはとある都市で跳梁跋扈する7カ国のスパイを操るスパイマスターとなり、自分が所属する国をひた隠しながら重要な機密を探り当て勝利点を稼ぐというゲーム。こう書くとなんかカッコイイが実態は駒の割り当てが隠されてるすごろくといったカンジ
2016-05-31 23:03:17これがアンダーカバーの箱だ! どんなゲームなのかさっぱりわからん! pic.twitter.com/2uSV3kBalA
2016-05-31 23:52:58プレイヤーは順番にサイコロを振って出た目を好きなように7つの駒に割り振って移動させられる。6の目がでたら6個の駒を1歩進めてもいいし、1個の駒を6歩進めてもいい。マップは12マスで1周。基本11マスまでは得点が高いので自分のスパイ駒はそこらへんまで進めたいところ
2016-05-31 23:07:39このゲームのキモは、12マスのいずれかに1個だけ置かれている金庫コマがあるマスにスパイ駒が到達したときだけ得点計算されるところ。プレイヤーがどの駒の所属かわからないまま勝利点が加算されていくので一見誰が有利になっているかわからないので、駒の所有者を推理するのが重要
2016-05-31 23:09:54他にも一定の条件で手に入る特殊カードがあるが、この特殊カードは後だしでコマを動かしたり、金庫を動かしたりできる。ただ、特殊カードの効果は強いかわりにそのカードを使うこと自体が駒の所有者がバレるきっかけになるので使い道は思案のしどころといったところ
2016-05-31 23:12:16あんよ氏、イトウ氏、runo氏、ヨシダ朗氏、ザキオの5人でプレイ。5人でプレイしても駒は7つあるので2つはダミーということになる。1個でも駒が29点に到達したら、プレイヤーは駒の所有者を推理して報告書に書き込む。これが見事的中すると1個あたり5点の加算になるのであなどれない
2016-05-31 23:15:46ゲームそのものは1個でも駒が41点に到達したら投了。ということで持ち主のヨシダ朗くん以外はとりあえずえいやっとサイコロを振って駒を移動させはじめる。序盤はみんな出た目を均等に割り振って駒を移動させたため、駒は遅々として進まない状態となる
2016-05-31 23:17:34しばらくするとヨシダ朗くんがマジメに各プレイヤーの行動のログをメモって駒の所有者を見極める手がかりを集めてるのを横目に見ながら、その態度を見習うことすらなくヤマカンで、ゲームを進行し続ける他プレイヤーという構図ができあがる。それがこの後の順位を決めることに・・・はならなかった
2016-05-31 23:21:43どこまでがブラフなのか、本気なのかをヨシダ朗くん以外のプレイヤーがマジメに考えないままプレイを続けた結果、得点計算をしても焦りや動きが見えない状態に陥る。振り返ってみると全員自分の駒を見失っていたんじゃないかというくらい理解不能な動きをしている
2016-05-31 23:24:54私ザキオは、この手の正体を隠したままプレイするゲームでは露骨なプレイをして周りのプレイヤーにあっさり見破られるパターンをよく繰り返していたので、試しに最初の3ターンだけ「自分は緑コマの所有者(本当は黒)」という暗示を自分に意図的にかけてプレイしてみた
2016-05-31 23:26:53その結果、本気で自分の所有が緑コマと思い込み4ターン目くらいまで自分の所有コマが「黒」だということを完全に忘れていたので、緑コマが特殊カードで不利な得点マスに移動されたときにうっかり口からすべりでた言葉が「ああ、オレの緑が」
2016-05-31 23:29:10この一言が珍しく他プレイヤーには印象に残っていたらしく、どういうわけか信用される。他のゲームでの発言はまったく信用されないのに
2016-05-31 23:30:10