『職歴に数ヶ月の空白を空けてまでblog上に英語学習ノウハウをまとめる』というのは、現在の日系企業ではほとんど全く評価されないし、むしろ逆効果です。それでも書かずにはいられなかったというのは、それだけ知識を軽視することに対しての怒りが強かったって事です。
2011-02-07 23:28:44こういった事が溜まり溜まった結果が、blog「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」を書く動機となりました。当時の私に取ってはロクに恩恵もないのに、あそこまでblogを一生懸命に書けたのは、「知識を軽視する事に対する怒り」があったからです。
2011-02-07 23:23:21逆の場合では、担当営業先変更ということで、満足に情報を渡してくれない前担当者には怒りさえ覚えた。「情報なんてまたお前が一から開拓するものだろ?」という態度には本当に怒りを覚えた。
2011-02-07 23:20:45当然1週間で引き継げる訳はないので、苦労を重ねて得た情報の大部分が引き継がれずに消えていく…。これは本当に辛かった。自分が苦労して得た情報が軽視されるというのは耐え難かった。
2011-02-07 23:18:59この「知識を軽視する」という行為は、会社の他の業務でもよく見られた。例えば、担当営業先の引継ぎ行為。「その情報・人脈を得るまでに数ヶ月・数年かかったことを1週間で引き継げ」という事があった。
2011-02-07 23:15:33そしてこの『マニュアルがないことでしなくてもよい苦労をする』という事が自分だけでなく、後の代の新人たちにも続くという負の連鎖が耐えられなかった。
2011-02-07 23:13:32マニュアルがない会社では、怒られながら、罵倒されながら仕事を学ぶ。また、本来マニュアルがあれば短時間で学べることが、マニュアルがないということで長時間かかって、しかも罵倒されながら学ぶことになる。
2011-02-07 23:12:09最初に入った会社で、大学時代に学んだ『知恵・知識をノウハウとしてまとめて、マニュアル化する事』を全て否定された、というのが英語学習マニュアル執筆の動機となった。
2011-02-07 23:10:45大学時代に経営学を専攻して「テーラーの科学的管理法」や「トヨタ生産方式」を学び、『知恵・知識を記録して、蓄積する。そして後続の人達が同じ苦労をしなくて済むようマニュアルとしてまとめる。』という事の大切さを学んだ。
2011-02-07 23:08:31なんで社会的にはあまり評価されない(今も現実ではあまり評価されていません)『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』(旧 実用的な英語を習得する方法)を執筆したのかなと、読書をしていてツラツラと思い出したのでTweet開始。
2011-02-07 23:03:30