【福島県立医大による「県民健康調査に関するデータの管理」と「そのデータを使用した論文発表への内容審査」に対する疑問】関連ツイートまとめ(2016.6.2作成)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長::県が県民の健康調査のために委託した内容の、県民の健康に関わることの学術的な発表という位置付けなので、今回、データの検討部門が検討してルールを決めているものとは違うように思う。(続)

2016-06-02 18:12:42
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長(続):先に学会発表することに関しては、私も検討委員会のひとりとして、そして他の委員もその都度言われていることだが、何を大事にするか、ということだ。ただ、やはり、学術研究は、それが本当に学術的に妥当であるかというのは、

2016-06-02 18:13:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長(続):本来は他の科学者でのピアレビューという検討を経てからでないと、あまり成熟していないような発表が表に出て行くと言うことはかえって混乱を招くことなので、そこは慎重にすべきである。

2016-06-02 18:14:12
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長(続):本当は学会発表が一番最初に優先して先行されるということは、私はかねがねいかがなものかな、と思っている。(問い:この会で発表のタイミングに関しては?)発表に関するルールは審査のルールの中に盛り込まなければいけないのではないか、と思う。

2016-06-02 18:14:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長の囲み会見続き: 「県民の利益」の定義。学術研究による結果というのは結果がすぐに還る話ではなくて、場合によっては次の世代に行くこともある。狭い意味での県民の健康管理も大事だが、(続) youtu.be/wtflVjLMqio?t=…

2016-06-03 06:12:21
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)やはり人類に資するような確かな科学的データがきちっとした形で公表されれば、それは国民に還り、県民に帰ってくるのだということで、そういう広い意味でも使われなければいけないと思う。そのためには、ちゃんと科学的分析がされなければいけない。(続)

2016-06-03 06:12:43
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)安易なデータ解析により国民の方に不安を与えてはいけないという意味で、きちっとしたルールを作らなければいけないと考えている。

2016-06-03 06:12:51
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

木野?:県民健康調査関連の論文が県からの委託の範疇に入るという件だが、その委託の話は聞いたことがなかったが、県からそういう説明があったのか? (自分にも初耳だった)

2016-06-03 06:13:44
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長:県の委託の一環であると自分は理解している。今回の検討会は、委託でない場合のものだということ。福島医大に所属する人でも、そうでない目的のためなら同じように審査される可能性があるのではないかと考えている。

2016-06-03 06:13:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

藍原:今回のメンバーに研究倫理専門家が含まれていないが? 津金座長:今回はデータ提供の技術的な面を議論すると理解しているので、倫理専門家は入ってない。 藍原:しかしその技術的な面(誰が第三者かなど)もそのまま医療倫理の範囲だと思うが、技術的な面と倫理の範囲をどのようにお考えか?

2016-06-03 06:14:58
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長:確かにそういう専門家に入っていただくことも検討する必要があるかもしれない。倫理的な問題も色々出てくるので、それも議論の事項であると思う。

2016-06-03 06:15:06
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

マコ:1)検討会のメンバーを決めたのはどこ? 2)県立医大の調査に関しては県民はオプトアウトの機会はないが、第三者提供に関しては今後はオプトアウトの機会があるかもしれないということで、現在県立医科大はすべてのデータにアクセスできるが、(続)

2016-06-03 06:16:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

マコ(続):第三者提供でアクセスできるデータの数と形がまったく変わってしまうという可能性は議論の結果によってあり得るということなのか?

2016-06-03 06:16:44
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長:第三者提供に関してオプトアウトがあり、それが非常に多くなれば違うデータになることはあり得る。するとそもそも、そういう研究をする意味があるかということも考え直さなければいけないかもしれない。

2016-06-03 06:17:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

マコ:医大の研究に関してはオプトアウトの機会が出てくることはないのか? 津金座長:業務で収集しており、その目的のための解析だから、その可能性はないのだと思う。

2016-06-03 06:17:34
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

マコ:ほうざわ先生の、同意書に調査まで含んでいないのではないか、という今日のご指摘は? 津金座長:業務で収集されたものだから、研究目的での同意かどうかというものとは話が違うと思う。

2016-06-03 06:17:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津金座長:メンバーに関しては、中間取りまとめの中で、第三者提供により広く活用されることが望ましいとされ、それに対応して県が、提供されることが決まっている上で、どのように提供するかという技術的なルール作りということが部会に課された役割で、それにそったかたちで県により人選がなされた。

2016-06-03 06:18:32
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

白石:二次検査は1回目は県民健康調査の一環で、2回目以降(細胞診以降の意味だと思われる)は保険診療になっていくということで、今まで検討委員会の中では、穿刺吸引細胞診結果や最終の確定診断なんかは便宜的に公表されるようになったというのがこの2〜3年の流れだが、(続)

2016-06-03 06:18:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

白石(続):実はその二次検査以降のデータの解析が重要だと思うが、この検討部会で扱うものなのか? 津金座長:それに関しては当然この部会のマターではない。県が持っているデータベースの利用に関する部会なので、どんなデータかというのは、県民健康調査検討委員会の話だと思う。

2016-06-03 06:19:27
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

白石:腫瘍の大きさはエコーの段階での大きさのレベルに留まる可能性があるのか? 津金座長:それは自分ではそこまでわからないが、あまり細かい数字になると個人が特定されるリスクも出てくると思う。

2016-06-03 06:19:51
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

NHK:この検討部会で話すことの県民にとってのメリットは? 津金座長:県立医大だけでやるより、県立医大で出ているデータが正しいかの検証を第三者でもできるため客観性が増すし、色んなアイデアで色んな解析ができることは、県民に対するこの調査の目的に加速するのではないかと考えている。

2016-06-03 06:20:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

今後、データ提供の基準を決めていく上で、データ提供を狭めてしまうのではないか? 座長:それは個人情報とのバランスの問題になるかと思う。 (以上、全部書き起こしたわけではないのであしからず。)

2016-06-03 06:21:37

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

現在、福島医大関係者による論文発表が内部審査(そもそもこの審査委員会のメンバーは誰?)により適切であるかどうか判断されているというのは、狭い意味での「県民の利益」に留まるし、その「利益」は真に「県民の」利益なのかという疑問も起こる。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-06-03 06:26:22
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そのような「内部審査」を経て世界に発信されている情報が、公式情報として疑いもなくほとんどの国際的な学術界に受け入れられているのが現状。たとえその論文が外部査読を経ているとしても、用いられているデータやその分析の妥当性まで疑う査読者はあまりいないのではないかと思う。多分。

2016-06-03 06:29:21