古典ホラー映画 ツイートまとめ

DVDで観た古典ホラー映画に関する自己ツイート。
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梨葉利生 @nashibario

1945年「ドラキュラとせむし女」を観る。誰だこんな邦題つけたの。原題はHouse of Draculaで二人のからみは少なく、どちらも話の中心とは言い難い。狼男とFの怪物も出てきて収拾つかず。終わった時に思わず笑ってしまう。監督を確認したら「フランケン──の館」と同じだった。

2014-09-27 21:36:17
梨葉利生 @nashibario

一人の博士の所へドラキュラと狼男が治療を求めてやってきて、狼男がもうこれ以上待てんと絶望して海に飛び込むとそれを探しに行った博士と共に泥に埋まっていたFの怪物を発見してしまうとかマッド・ドクターにとっては盆と正月とクリスマスが一緒に来たような状況。

2014-09-27 21:47:23
梨葉利生 @nashibario

しかしまたしてもドラキュラは白骨化して途中退場。いいとこなし。博士はドラキュラの血を輸血されて凶暴化しちゃうし、怪物も復活したとたん崩れた柱か何かの下敷きに。結局狼男のローレンスだけが治療に成功する。彼は今回もモテていた。この後幸せになれたのかな。

2014-09-27 21:50:52
梨葉利生 @nashibario

1944年「吸血鬼蘇る」を観る。「ドラキュラとせむし女」より一年前の作品がなぜ吸血鬼編の最後に配されているのかと思ったら、これだけユニヴァーサル社ではなくコロムビア社の作品なのだった。改めて10枚組のパッケージを見ると、確かにユニヴァーサル作品を集めたとはどこにも書いてない。

2014-09-29 21:46:31
梨葉利生 @nashibario

なのでベラ・ルゴシが演じていてもこの吸血鬼はドラキュラではなく、手下の狼男もローレンス・タルボットではない。面白いのは本作の吸血鬼アルマン・テスラは200年前に死んだ超自然研究家であること。自ら書いた書物(の情報)によって冒頭で退治されてしまう。そこから蘇る話。

2014-09-29 21:53:11
梨葉利生 @nashibario

もう一つ面白いのは、吸血鬼が蘇るきっかけがドイツによるロンドンの空襲だったこと。これで墓地が爆撃を受け、棺が掘り返される。戦争の場面が出てくるのはこれまでに見たユニヴァーサルの作品にはなかった。ナチスが蘇らせた(も同然の)吸血鬼は当然悪として描かれ、狼男は善の心を残している。

2014-09-29 22:00:03
梨葉利生 @nashibario

1946年「謎の狼女」を観る。ユニヴァーサル作品だが、他の作品とは関係ない単独作。公園で人が襲われる事件が相次ぎ、狼女の仕業と報道される。一方、一つ屋根の下に住む母娘、姪、家政婦という4人の女たち。姪のフィリスは自分が犯人なのではと疑問を持つ。

2014-10-02 00:30:48
梨葉利生 @nashibario

本作はホラーというよりミステリー。しかもミステリーとしては単純な図式かもしれない。しかしヒロインが精神的に追い詰められる展開はそこそこのサスペンス感。61分と短いながら(いや、短いが故にか)よくまとまっている。

2014-10-02 00:35:07
梨葉利生 @nashibario

これで「ドラキュラVSミイラ男」および「フランケンシュタインVS狼男」とタイトルがついたDVDセットを全部観終えたことになる。四千円弱で19本もの古典的怪奇映画を観られたことに感謝。

2014-10-02 00:40:50

お読みいただきありがとうございました。とりあえずここまでです。

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