もっと知りたいあなたのためのTPP入門

Anti-TPP Hokkaido @anti_tpp0508

「もっと知りたいあなたのためのTPP入門」始まりました！ pic.twitter.com/NTRoZDaTPy

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TPP学習会①元農林水産大臣 山田正彦さん。6300ページあったTPP交渉の文書、石原さんは全部読んだと言ってましたが信じられません。政府が訳したのは1800ページ。政府の口から私たちに対しては、明らかにされてない事が沢山ある。 pic.twitter.com/pr5KIKDmP7

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TPP学習会②普通の鮭の3倍〜4倍の大きさの鮭、遺伝子組み換えのサーモンを知ってますか？いよいよアメリカで市場に流通しようとしている。うなぎの遺伝子をサーモンに掛け合わせたもの。とても獰猛で間違いなく生態系が崩れると言われている。こういう食品が、日本ん入ってくるかどうかという問題

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TPP学習会③日本の国内法では遺伝子組み換え食品は輸入してはいけない事になっている。食品安全委員会の検査を通った8品目だけが今例外的に日本に入ってきている。しかしTPPでは、「流通推進」となっている。ここ1年〜2年のうちに遺伝子組み換え食品が日本に入ってくる事になる。

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TPP学習会④遺伝子組み換え食品の「表示」はどうなるか。TPP協定第8章「貿易技術処置」という章がある。「モンサント」や「アクア」など、遺伝子組み換え食品を作った「企業の意見を考慮して」表示する事になっている。

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TPP学習会⑤遺伝子組み換え食品の流通に関する日本の法律や北海道の条例を超えてTPP協定が結ばれる。遺伝子組み換え表示に義務はない。ホテルの朝食で出てくる鮭の切り身や、スーパーで売られているものが「フランケンフィッシュ」なのか北海道産のものなのか、それもわからないという事になる。

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TPP条項通り行けば、「国産」の表示ができなくなる。「産地」の表示もできなくなる。「産地ブランド条項」というのがTPP協定にある。「商業的利益を目的とした正当で必要な表示に限る」という条文がある。消費者は自分が食べる食品がどこで作られたものか知る事ができなくなる。

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TPP学習会⑥政府は「米は守られた」と言ったが、協定書のどこを読んでも「米除外」が出てこない。国が米の「関税撤廃」を認めてしまった。石原大臣が何を言ったか「3年後の再交渉の時までは大丈夫だ」と言った。米の関税が撤廃されたら大変な事になる。

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TPP学習会⑦今ベトナムでコシヒカリを作っている。5キロ50円でネットで売られている。アメリカも米の生産と輸出にものすごく力を入れている。そんな安い米が入ってきたら、日本で米を作る農家はいなくなってしまう。

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TPPを強力に推進している国アメリカの、国民78％がTPPに反対している。それでは誰が推進しているのか、それは600社のグローバル企業。推進企業のロビイングを受けた顧問弁護士が作り上げたのが3000ページを超える、あらゆるところに「仕掛け」のある協定書。

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TPP学習会⑧今回若い人たちがこうしてTPPについて知ろうという学習会を開いてくれて本当に嬉しい。日本国民の命全体に関わる問題だ。命をかけた運動が必要だ。頑張りましょう！ありがとうございました。（以上山田正彦さん）

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TPP学習会⑨TPPは日本かアメリカのどちらかが批准しなければTPPは発効しない。山場は秋の臨時国会だ。それに先駆けて8月20日に全国でTPPに反対している小さなグループを集めてフォーラムを開く予定だ。ぜひ大きく大きく集まって、反対の声あげましょう。

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TPP学習会⑩西尾正道さんの講演スタートです。 TPPの問題は農業問題も大変重要なんだけれども、医療の分野の危険性についても知ってもらいたい。医師の中でも関心が低い。今日はその話もしたいと思う。 pic.twitter.com/PcOan4uEW6

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TPP学習会11.歴史的には「昔戦争（国家）・今TPP（企業）」とも言える。アメリカの製薬会社、医療業界は5,300億円をロビー活動費に使っている。ミサイルなどの防衛業界のロビー活動費が1500億円と比べても破格。アメリカの医療ビジネスの要求がTPPの背後にある。

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TPP学習会12.米製薬業界と保険業界の標的は日本の医療市場。医療・介護の分野が国の手元から離れ「市場」として開放された時、莫大な利益が生まれる。

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TPP学習会13.どんな事が起こるか。アメリカでは薬価の決定に影響を及ぼす事ができるため、後発医薬品（ジェネリック）でインドでは五円で売られている薬を9万円で販売するというような事が起きる。

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TPP学習会14.TPPで日本の医療はどうなるか。医療の質そのものを製薬会社が牛耳るようになる結果、金の切れ目が命の切れ目とも言うような状態、アメリカのような医療の状態になってしまう。

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TPP学習会15.遺伝子組み換え製品で有名なモンサントはベトナム戦争で使われた枯れ葉剤を作っていた企業。そこが今ネオ・ニコチノイド系の「除草剤」を作っている。そしてそれに対応できる農作物を作ったりしている。泥棒と警察一緒にやってるようなものだ。

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TPP学習会16.ネオニコチノイド系の農薬はアメリカの小児科学会でも人体への悪影響が指摘されている。有機リン系の農薬は洗えば落ちるが、ネオニコチノイド系は残留する。世界では使用に規制をかけ出したところ、日本では規制を緩める一方。自閉症の発生率にも影響があるとの研究結果も出ている。