法曹なんか異世界転生してもなんの役にも立たないだろうし、異世界に行って一番利益を得そうな職は何かと考えると医者で、医者なら別に現世でも十分利益を得られるから夢がない
2016-06-10 19:02:58「このように、職人一人ひとりが釘を作るのではなく、各工程で分業することで生産性は何倍にも跳ね上がる」「す、すげえ!」から始まる異世界転生ものを誰か。
2016-06-10 22:38:33スチームパンクの発明家は世の中を便利にしようと思って発明してるんじゃなくて芸術的な歯車の動きを見せたくて発明してるんだよ。そう考えれば納得できる。
2016-06-11 11:44:18スチームパンクの発明家が要求するあほみたいに巨大な歯車(もちろん精巧に作らなければならない)を作らされる職人、大変だよな。それとも民家を押しつぶすレベルの歯車を大量生産してるんだろうか。@miyamasin
2016-06-11 11:49:36スチームパンクの時代って、だいたい世界地図が完成して人間の興味が外向きから内向きに転じた時代といえるんじゃないか。とすごい雑なこと言おうと思ったんだけどいわゆる世界地図(「アトラス」ってやつ)ができたのが1600年ごろらしく、200年ぐらいたってました。残念。
2016-06-11 12:30:10@miyamasin 19世紀末だったら、世界の形はわかってもそこになにがあるのかは全然わかってないですよ。工業化と帝国の台頭によって華やかな発展を遂げながらも、次第に労働が物象化され始める時代でもあります。
2016-06-11 12:34:23@tes200519 世界に影響を及ぼすことができるのが特別な階級だけでなくなって、労働者が物語の主役になれるようになってきた時代ということはできるかも。
2016-06-11 12:36:54@miyamasin 植民地探検家はあの時代としてはロマンありますよね。そうやって科学の視点をもった人間が未開の文明に分け入って、秘されていたものを白日の下に晒す。神秘なるものは本当に神秘なるものなのか、と同時に科学万能主義との対立がある。
2016-06-11 12:38:51@miyamasin 一般的な労働者についていえば、労働が自己実現と結びつかなくなっていく時代でもありますけどね。職人ではなく歯車であることを求められるというか。
2016-06-11 12:40:13新しく弟子入りしてきた少年に「いつになったら自分は釘を作れるようになるのか」と問われても、「ならないしなる必要もない。君は一番素早く精密に、針金をまっすぐ伸ばせる男になる」と告げなくてはならない。
2016-06-11 13:56:21ついでに言うと、十数年間後に、期待通りに最も針金を伸ばすことに熟練した男となったかつての少年は、それよりさらに素早く精密に針金を伸ばす機械に仕事を奪われる。
2016-06-11 14:06:41