日本図書館研究会特別研究例会「地方における生涯学習の視点からの図書館づくりの到達点と課題～大分・長崎・滋賀・三重・和歌山での実践を通して～」渡部幹雄氏（和歌山大学附属図書館長・教授）（2016.6.5）

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渡部「生涯学習施設9万のうち公立が経営が5万、そのうちの体育館博物館が3万館。公民館よりは少し多い、図書館は3千。同じ生涯学習施設なのに同等と考えても3千は少ない。そうするといかに図書館に力を入れていないかが数字で見えてくる」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「生涯学習施設9万のうち公立が経営が5万、そのうちの体育館博物館が3万館。公民館よりは少し多い、図書館は3千。同じ生涯学習施設なのに同等と考えても3千は少ない。そうするといかに図書館に力を入れていないかが数字で見えてくる」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「そうすると身近な読書環境の必要性の説明ができる。和歌山県内をぐるっと回ると7−8時間掛かる。無理がある。各県一律ではないはずで、それぞれに応じた環境整備が必要」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「学校図書館にも公共図書館にも出会わない人が少なからず存在。書店は2万が1万3千に。都市にメジャーなものがあり、郊外はチェーン店が。都市圏域にはあるがちょっと離れると無いことに。そういう読書環境を頭に入れた上で考えなければならない」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「学校図書館にも公共図書館にも出会わない人が少なからず存在。書店は2万が1万3千に。都市にメジャーなものがあり、郊外はチェーン店が。都市圏域にはあるがちょっと離れると無いことに。そういう読書環境を頭に入れた上で考えなければならない」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「すぐれた図書館の図書館像を伝える必要があるかもしれない。和歌山県内の図書館を写真撮って学生にみせたら、反応がすごかった。カードケース使っている図書館の写真とか。当たり前で育っているので不思議ではない状況もある。実態はこうで都市部との格差や」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「すぐれた図書館の図書館像を伝える必要があるかもしれない。和歌山県内の図書館を写真撮って学生にみせたら、反応がすごかった。カードケース使っている図書館の写真とか。当たり前で育っているので不思議ではない状況もある。実態はこうで都市部との格差や」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「学べない人もいるのでは。学習権保障の観点からいうと保障されていない。地域ごとに固有の課題があるので、それを向き合いながら解決策を考えるところから始めた。多くの方の共感いただき、実現させていただいた」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「多少はイメージしたものができた。そういう中で、少数派から多数派まで、委員会の中で理解者を増やすのがアウトリーチ活動として必要。そこに入って行くのは大変だが信頼関係構築が大切。自分がどういう者でどういうスキルあるのかを示すのが相手に信用される」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「多少はイメージしたものができた。そういう中で、少数派から多数派まで、委員会の中で理解者を増やすのがアウトリーチ活動として必要。そこに入って行くのは大変だが信頼関係構築が大切。自分がどういう者でどういうスキルあるのかを示すのが相手に信用される」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「第一歩。持続可能なものになるか否か。めんどくさいが、成文化したものを用意する。今後に影響ある。長崎では4期連続無投票当選のやり手なのでその人さえくどけば大丈夫だった。専門職配置等飲んでくれたが、この町長だからということもあった」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「第一歩。持続可能なものになるか否か。めんどくさいが、成文化したものを用意する。今後に影響ある。長崎では4期連続無投票当選のやり手なのでその人さえくどけば大丈夫だった。専門職配置等飲んでくれたが、この町長だからということもあった」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「この反省に立って、基本プランをオーソライズしていくプロセス大事にしながら形にして、しかるべき機関で決定しつつ決めさせていただいた。それをテコに要求していく。そうしたものをやれるかは今後の展開に掛かってくる。形あるものとして続くかの思いを」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「持たないとつぶれてしまう。自分のところに噛み砕いた形での提案が必要と今も感じている。そうしたことで用意したが、どういうイメージかというと、生涯学習を前面に出しているので、離島で高等教育に出会えるとなると放送大学や通信教育の附属と」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「持たないとつぶれてしまう。自分のところに噛み砕いた形での提案が必要と今も感じている。そうしたことで用意したが、どういうイメージかというと、生涯学習を前面に出しているので、離島で高等教育に出会えるとなると放送大学や通信教育の附属と」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「いう思いで、大学教養レベルの蔵書構築を用意して誰もが学べる環境を準備する。質と量と働きとを実現できたかなと少し思った。緒方では47町で始めて図書館誕生して公民館図書室のときの10倍の利用量に」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「森山は図書館の町ということで住民から新聞投稿いただいたり、生活に見える図書館は演出できたかなと。森山に心が動いたのには理由がある。図書館がにぎわうための方程式で駅近で15分、という条件に合わない。田んぼの中にある。ここでできれば他にも影響が」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「と思った。多くの人に使っていただき、バス停ができて産直のお店もできた。コミュニティの中心となるものができたかなと。愛知川では人口増えると申し上げたが、確かに人口増えて図書館があることで不動産価値があがると不動産業者にいわれた」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「長島も生涯学習の拠点づくりができたかなと。そういうことを首長や教育長に伝え、学習活動を行っていて合意されたことが到達点。通過点であってそこから成長するものをみせれるかも今後の課題。図書館ができることで新たなものを生み出すことがあれば。」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「スタバよりもシアトルの図書館のように、スタバを生み出す図書館に。鳥取のように砂場コーヒー等を生み出すような図書館になっていけば、市民の中に根を下ろしていくのではないか。緒方時代に多少実現したことがあった。」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「今後の課題。中学校並みということを盛んに申し上げた。スケールもそうかもしれないが、人の問題も中学校並みにしなければならないと考えている。長崎でも一番力を込めたのは人の配置。愛知川も。長島は3ヵ月職員の面倒をみた。」#NAL2016_特別研究例会

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渡部「意識できた人をどう育てるか。和歌山大では、今まで無かったことを実現させていただいている。ガラパゴス状態だったら、進化を遂げる人材が求められている。実現は問題がありハードルがあって難しいかもしれないが、本当はそこが大事。」#NAL2016_特別研究例会