傀儡君主の七廻

リ雲 @kumogumogu

@D_CC_gctsafter_ こんばんは、この度イベントに参加させていただきます！ よろしくお願い致します。 名前：ゴレム・ヨンソン 所属：連合 クラス：君主 タグ：＃泥の冠 #GC七廻登録

リ雲 @kumogumogu

五期キャラ予定のゴレム・ヨンソンの見た目はこんな感じ。スーパー傀儡系君主 pic.twitter.com/MgMJ2rnYex

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リ雲 @kumogumogu

【危機／戦功７】ゴレム@連合を矢からかばって一人の兵士が瀕死の傷を負った！　助かる見込みは少ないが背負ってでも連れ帰るならＨＰ－８、ＳＰ＋１２。自分の生存を最優先するならＨＰ＋９。 appli-maker.jp/analytic_apps/…

リ雲 @kumogumogu

「あ、あの〜…大丈夫…ではなさそう、ですよねぇ…。ど、どうしようっかなぁ………(数分経過)………あっ、ああ、血が……うっ、ど、どうせまた、数日前に戻るんだ。次の私は矢の当たらないところにいればいい！ そうだろ⁉︎ なぁ！」 瀕死の兵士を残して逃げ去る。 #泥の冠

リ雲 @kumogumogu

【戦闘／戦功６】ゴレム@連合は、他の勢力同士が激突している戦場に遭遇。三つ巴の乱戦に持ち込むならＨＰ－８、ＳＰ＋９。どちらかが敗走するまで待って漁夫の利を狙うならＨＰ－３、ＳＰ＋５。 appli-maker.jp/analytic_apps/… フレーバー診断2日目！

リ雲 @kumogumogu

屋根と壁付きの車を引いた二頭の馬が、草叢に乗り上げて停車した。賢い馬は草叢に伏せる。車の小窓が小指一本分だけ開いた。 覗いたオペラカラーの瞳に外の喧騒が映ると、小窓はすぐさまピシャリと閉まる。 「で、デンジャラース…」 震え声。

リ雲 @kumogumogu

闇の中でマントに包まり、饅頭のように縮こまる君主ゴレム。 「敵と敵が戦っていて、敵だらけだ…怖っ」 内側から壁をコツコツと叩き、ゴレムは馬に合図を送る。慣れた二頭はやれやれとばかりに顔を見合わせると、草叢から起き上がり、歩き出した。

リ雲 @kumogumogu

騎馬に最大の効果を発揮するはずの聖印は使わない。もし、聖印の光が漏れて敵に連合の君主だとバレれば、地獄が待っている。 「陣地のベテラン軍師さんならどうすればいいかわかるよな…戻るか…。うっ、ここに安息の地は無いというのか…マッポーですね…」 →漁夫の利を狙(ってない)

リ雲 @kumogumogu

【戦闘／戦功６】ゴレム@連合は双方の領地を荒らす魔物を、敵対勢力と共闘し討伐。ＨＰ－７、ＳＰ＋６。この診断結果は特別に、他の勢力のアーティストからの支援を受けられる。その場合さらにＳＰ＋４。 appli-maker.jp/analytic_apps/… 事前フレーバー診断3回目！

リ雲 @kumogumogu

「うわああああ！」 がちがちと威嚇音を発しながら、岩の斜面を蛇腹が這ってくる。複数のムカデの魔物だった。 「ああああ！！」 壊れた楽器のように叫びながら石の槍を振り回すが当たらない。ムカデが具足に噛み付いた。足元が光り、蹴り飛ばすとムカデが散る…聖印。

リ雲 @kumogumogu

これでも国持ちの君主だ。しかし、国には責任感を持てとか、成長しろといった言葉をゴレムにかける者はいなくなってしまった。ようは都合の良いお飾りである。槍や鎧が実用性の低い古さと重さを兼ね備えたアンティークなのも、それを物語っている。

リ雲 @kumogumogu

「もおおおお！」 こいつ、弱いが、硬い鎧と聖印は厄介だ、おまけに煩い、と魔物に判断されたゴレムは、逃げる彼等をヤケになって追い回す。 「助けて、先生！」 その場にいない者に助けを求めながら、半泣きで振り回した槍がうっかりムカデを潰した。

リ雲 @kumogumogu

「汁ぅうううう！」 硬い中の柔らかいものを潰す感触と飛び散る体液に慄いて槍を放り投げてしまう。 あ、これいけるか？ と再び集まってくるムカデ。 「ひいいいい！」 〜完〜 (続けられそうな邪紋使いさんがいらっしゃればどうぞ)

肉とともに生きるキャクレ @inv_taisen

@kumogumogu (同勢力からなのでエア支援です) 「ご無事ですか、君主様」 ゴレムの危機に颯爽と駆けつける無機物ヘッドの怪人。今日は防御高めの一斗缶仕様だ。 両手に殺虫剤を握ってジリジリとムカデに対峙する。 「ほうら、食らえ」 →

肉とともに生きるキャクレ @inv_taisen

@kumogumogu 勢いよくスプレーを噴射しようとした瞬間、無慈悲に響くエラー音。 「ええ!?魔物でも倫理セキュリティに引っ掛かるとか、チェックきつすぎませんか？ああ、プロテクト解除したいぃぃ」 よくわからない言葉でひとしきり嘆いたあと、向き直ってゴレムにサムズアップ。→

肉とともに生きるキャクレ @inv_taisen

@kumogumogu にこやかな笑み(見えない)を浮かべ 「御武運を」 お前何しに来た?

リ雲 @kumogumogu

@inv_taisen 銀に輝く覆面、異界の武器を持つ者の登場に、まさにヒーローが現れたと紅潮するゴレム。 しかし全く変わらない事態。 「まさか…、いや…、こんなに派手に出てきて、さすがに何もしないなんて事…えっ」 石と化したゴレムに無慈悲な虫のひと咬み。 「そんなァーーッ！」

肉とともに生きるキャクレ @inv_taisen

@kumogumogu スウゥっと存在感を消しのんきにお茶を淹れはじめるキャクレさん。 「頑張ってくださいね。終わったら紅茶の時間ですので」 戦闘の手伝いは諦めたらしい。

リ雲 @kumogumogu

@inv_taisen 「ううっ、酷い…死んだらお茶も飲めないんですよぉ…。私の死体を眺めて飲むお茶が美味しいというのなら、貴方は悪魔だ…」 戦場に不釣合いな紅茶の香り漂う中、ゴレムは先程落とした槍を拾う。人(?)と会話をした事でいくらか冷静になれたようだ。

肉とともに生きるキャクレ @inv_taisen

@kumogumogu 「なにをおっしゃるやら。聖印の加護を受けた君主様が魔物ごときに遅れを取るはずがありません。キャクレさんは全幅の信頼の元に、労いのお茶を用意させていただいているのですよ」 　実際はおぼつかない手つきに不安を感じているのだが、まあ手伝えないものは仕方ない。

リ雲 @kumogumogu

@inv_taisen 「し、信頼…？ 私を…？」 ちょろい事に、キャクレさんの言葉によってゴレムは多少のやる気を取り戻す。槍をしっかりと持ち、功を焦らず迎撃する構え。 「うおおおーーイタッ！！！！！」 後に、多少冷めてしまってはいるものの、おいしい紅茶をいただく事が出来たとか。

リ雲 @kumogumogu

【危機／戦功８】ゴレム@連合の眼前で、強大なドラゴン型の投影体が戦場に乱入、炎の息を吐いて大暴れ！　ＨＰ－１０、ＳＰ＋９。アーティストの支援を得られればさらにＳＰ＋４。 appli-maker.jp/analytic_apps/… 事前フレーバ診断4回目

リ雲 @kumogumogu

「どうどう…」 戦に慣らされた軍馬とはいえ、遠くに聳え立つドラゴンの巨体と吐き出す炎には怯えるしかないようだ。ゴレムは騎乗している馬の首筋を撫でる。 「ど……」 ドラゴンの動きが、こちらを向いたままぴたりと止まっている。あれ、もしかして、今、目が合ってる…？

リ雲 @kumogumogu

恋かな？(違う)

リ雲 @kumogumogu

「が、頑張れ！ カルカン！」 カルカンというのはこの馬の名前である。 背後から断続的な地響きが近付いてくる。確実に、来ている。絶対に振り向きたくない。 馬は、主人を助けるというよりは、ドラゴンの猛威から己が助かる為に走っている。