GC大戦七廻まとめ

藤倉カタナ_FateUMマスター（PLシキ） @haruna_kayabuki

■七廻参加PC 《大喰らい》ベンジャミン クラス：邪紋使い 所属：連合 年齢不詳の痩せ男。スタイルを持たない邪紋使い。舌に刻んだ邪紋《魔境を喰らう者》により、魔法や投影体をムシャムシャ食べる。 #超獣飢餓 pic.twitter.com/7mDZNq49L2

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@D_CC_gctsafter_ PC名:ベンジャミン 所属:連合 クラス:邪紋 タグ: #超獣飢餓 参加申請いたします。 よろしくお願い致します。 #GC七廻登録

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【戦闘／戦功６】キミは敵軍に占領された村の奪還に赴く。少数精鋭（あなたのことだ）で撃破するならＨＰ－７、ＳＰ＋１０。大部隊に任せ偵察や後方支援を担当するならＨＰ＋８。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #超獣飢餓

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「敵軍だぁ？おいおい誰だよテキトーこいた馬鹿野郎は！　インプにデーモンにウィルオウィスプ…。敵軍じゃなくて魔物の群れじゃねぇか…！」 駆けつけた連合軍の隊長格が憤慨して喚いた。無理もない。一般兵と邪紋使いで構成された彼らの部隊は、対人戦を得意とする。対投影体戦術は専門外なのだ。

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「ベンジャミン！おいベン！おまえさんの出番だ！」 隊長格に名前を呼ばれ、隊列から進み出たのはひょろりと痩せた男だった。身長は高く、背筋は曲がり、シワの刻まれた顔にうつろな表情を浮かべている。 「お呼びですかァ、隊長ォ」 その声はひどく間延びしていた。

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「おまえさん今朝言ったよな。自分は『投影体との戦いで役に立つ』から連れていけって。迷ったが連れてきて正解だった。今日は人間と戦うハズだったのに、どういうわけだかおまえさん好みの状況が待っていやがった」 「はァ」 痩せた男は関心薄そうに返事しながら、村を襲う魔物たちに目を向けた。

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「食っていいんすか」 「あァ？　飯食うなら魔物どもぶっ倒してからにーーー」 「あいつら…、食って、いいんすか？」 言葉を遮られた隊長格は不快そうに顔をしかめたが、痩せた男の横顔、魔物達を見つめる目つきに気づいてゴクリと喉を鳴らした。 「食う…、のか？」 「あい」 本気の目だった。

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「す、好きにしろ」 そう、隊長格が言うが早いか、痩せた男は部隊を離れて駆け出した。その姿は次第に黒い霧のようなものに包まれ、走る速度がひとのそれを超えていく。視線の先にはひとを襲う魔物。それに飛びかかり、獣のように、頭にかじりついた。 食い千切った魔物の体が、解けて、混沌に還る。

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腕に噛み付けば腕が、胴体に噛み付けば胴体が、途端に実体を失って混沌に戻る。まるで魔法師の混沌発散を見ているかのように。痩せた男に噛まれた魔物が消えていく。魔物1匹を完全に消してしまうのに、かかった時間は僅か１分。 「ふふぅ」 満足そうに息を吐いて、今度は次の魔物目掛けて走りだす。

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「……うへぇ。っと、見入ってる場合じゃねえな」 隊長格はかぶりを振って、自身の部隊を振り返った。 「俺らは魔物の足止めだ！襲われてる村人を助けてやれ！無理に魔物を倒しきらなくてもいい！ベンジャミンに食わせとけ！！」 『お、おう…！！』 「かかれッ！！」 『おうッ！！』

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インプは筋張っていて食いでがない。メインディッシュはデーモンだ。ウィルオウィスプは甘いデザート。 「あァ…」 満たされる。ほんの一瞬だけ。魔物の体は食べたそばから混沌に還ってしまい、胃袋に溜まってくれない。 だから食べ続ける。決して満足することのない食事を続ける。永久に、永遠に。

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戦場と言う名の餌場で、痩せた男―――ベンジャミンがこぼす。 「腹ァ…、減ったなァ…」

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【休息／戦功４】ベンジャミン@連合は生命魔法を修めた友軍の魔法師と交流し、的確に傷を癒す方法を学ぶ。ＨＰ＋９、ＳＰ＋５。あなたがメイジなら、さらにＨＰとＳＰを＋３。 appli-maker.jp/analytic_apps/…

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【パ／戦闘／調査点４】ベンジャミン@連合は別勢力の名を騙る刺客による要人暗殺を間一髪阻止。混乱を望む者の仕業か？　ＨＰ－５、ＳＰ＋４。支援を得られれば調査点＋１。支援した者はＨＰ－２、調査点＋３。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #超獣飢餓 #キャラ試運転

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「こいつ…食っていいんすか？」 「は？」 「えっ？」 ベンジャミンが尋ねると、助けられた要人と縛り上げられた暗殺者が同時に声を上げた。 「こやつを食べると言うのか？」 「はあ」 「人間を…？」 「邪紋使いすよ」 「それはそうだが……」 要人は判断に迷うように腕組みした。

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「暗殺を命じた黒幕の名を聞き出したいのだが……」 「プロは吐かないす」 「そうか？」 「ん」 「……そうか。なら、好きにするといい」 納得した様子で、要人は部屋を出ていった。 あとに残されたふたりが、どちらともなく目を向けて、見つめ合う。 「なあ、冗談―――」 「いただきます」

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ご、くん。

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【戦闘／戦功７】敵軍の攻城兵器によって、キミの勢力の城に大損害が出つつある！　支援を得られれば一斉攻撃で破壊できＨＰ－６、ＳＰ＋８。でなければ陥落寸前の被害を受けてＨＰ－９、ＳＰ＋４。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #超獣飢餓　 #RPリハビリ

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破城鎚が城門を叩く音が聞こえる。が、あちらは仲間に任せる他ない。自分の仕事は他にある。 城壁の向こう側から飛来する火球、ファイアボール。着弾すれば一帯を焼き焦がすそれへの対処。 「いただきます」 口をひらいて、両腕を広げて、着弾予想地点に立って。燃え盛る魔法をゴクリと呑み込んだ。

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さらに一発。もう一発。都合みっつの火球を呑んでしまうと、それきり魔法攻撃は止んだ。敵魔法師が消耗したか、あるいは、三発すべて不発に終わったことを不審に思ったか。 どちらにせよ、これで終わりなら、悲しいことだ。 「……まだ、食いてえ、なァ」 一言洩らして、痩せ男は肩を落とした。

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「好きの反対はなんだと思う？」 ベンジャミン@連合「食えないやつ」 shindanmaker.com/541854 #超獣飢餓

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【パ／内政／調査点４】ベンジャミン@連合のいる領内で不穏な流言が広まっている。他国の仕業にしてはどうも妙だ……。ＨＰ－３、ＳＰ＋２。支援を得られれば調査点＋１。支援した者はＨＰ－２、調査点＋３。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #超獣飢餓

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「おい、聞いたか。最近、戦場にグールが出るらしいぞ」 「ガリガリなのにスゲー食うんだってな。魔法でも投影体でも……人間でも」 「怖ぇよなあ…、グール」 「なあおい、そこのアンタ、アンタ傭兵だろ？グール、見たことあるか？」 「ねえ」

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【戦闘／戦功６】ベンジャミン@連合は、他の勢力同士が激突している戦場に遭遇。三つ巴の乱戦に持ち込むならＨＰ－８、ＳＰ＋９。どちらかが敗走するまで待って漁夫の利を狙うならＨＰ－３、ＳＰ＋５。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #超獣飢餓

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「たくさん、いる」 じゅるりと垂れた涎をハンカチで拭いて、条約と同名の戦を眺める。飛び交う魔法。励起する邪紋。乱れた混沌から収束する投影体。どれもこれも魅力的で、今すぐあそこへ飛び込みたい。 飛び込んで、ぜんぶ、食べたい。 「おいベン！命令は待機だぞ…！！」 食べたい。