あなたとVR 今すぐ没入体験
聴覚を用いた、純粋に没入型なVR技術の提案。半分くらい開発者向け。
VRデバイスで遊んでいる人の様子についてのツイートを契機に、VR空間がどんどん生まれてきそうなこの時代にとって、重要な示唆を与えてくれそうな幾つかの発想が@qothrに現れてきたので、まとめておきます。
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怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ 実際にはマスタリングや打ち込みなどもあるので、マイクのみに「なっている」という類推が効かないことがわかるだろう。つまり、楽器や演奏者、マイクのみならず、電気信号やDSPアルゴリズム、その演算機械にさえあなたは「なっている」のだ
2016-06-14 01:26:51
怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ この「なっている」はまったく知らず知らずのうちに起こる。それこそあなたの無意識のように。気づいた部分だけがあなたの意識に登り、それがあなた自身であることを自覚するのである
2016-06-14 01:32:22
怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ 音声によっては、「なっている」ことにすぐ気づける場合もある。聴者に話しかけてくるような催眠音声や、普通の人間との会話などでは、すぐにそれを理解するだろう
2016-06-14 01:43:05
怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ しかしそのような場合でも、ボイスアクターや話し相手、その声などが自分自身であることは信じられないだろう。彼らの声を聴くことは、いったい誰において起こっているのだろう？
2016-06-14 02:16:00
怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ VR装置で遊んでいる人を外からみることは、まさに、その人の体験がその人自身だけのものであることを強烈に印象づける。しかし、一旦自分が没入すればその印象は消え失せ、VR空間のうちのある一点に自分というものが定位していくことだろう
2016-06-14 02:28:37
怪文書
@exograph
ʕ•͠ω•ʔ 外からみている人は、VR空間にいる人が滑稽に見えるかもしれないが、VR空間で遊んでいる人にとっては、外からみている人などそもそも「ない」。これこそが、あなたの外にあるものなのではないか
2016-06-14 02:34:07