ブーブス・バンド【デイ・オブ・ロックンロール】後編
「ファックオフ!」ジェーンはナチを殴り飛ばしドラムを奪う!「いくよフォクシー!」ドコドコドコ!「ファックイェー!」ギャオオーン!「ドールハウス!」「うんOK」ドゥドゥーム!「ブロンディ!」「ヒアウィゴー!」「「「「ヘル・ブーブス!」」」」ギャングが興奮しメロイックサインを掲げる!
2016-06-16 14:39:29「ヘル・ブーブス!ファックイェー!」「ヘル・ブーブス!レッツゴー!」「ヘル・ブーブス!ファックイェー!」「ヘル・ブーブス!レッツゴー!」ロックンロールの輝きがうねり、ユーゲント化しかかった若者達が光とともに復活してナチス服を捨て、モッシュを始めた。住民も、評論家も、ワラビー達も!
2016-06-16 14:41:14「バカな!こんな事は科学的にありえない」プロフェッサーKがあわててモーゼルをブロンディめがけ撃ちまくった。だが銃弾は全て止まってしまう。なぜ!「あああああ!」Kは悲鳴を上げた。青白いオーラに包まれたロックの神々は厳かに、そして少しいたずらっぽく微笑んだ。「アーッ!」「ウワーッ!」
2016-06-16 14:42:57プロフェッサーKもデジー・シュタッデルマイヤーも天井高く吹き飛ばされ、ロックの衝撃でナチ軍服がズタズタに引き裂かれ全裸!「アーン!ペインリーッヒ!?」恥部を隠しながら天井の穴に吸い込まれていくデジー!「おのれブーブス・バンドめーッ!おのれロックンロールめーッ!」プロフェッサーK!
2016-06-16 14:44:33「「「キュキューン!」」」轢殺されたと思っていたワラビーたちも生き返った!「「「文脈がある!」」」評論家たちも相変わらずだがとにかく生き返った!「ヘル・イェー!みんなほんとうはロックンロールがだいすきだったんだね!」ブロンディが汗を振りまきながら笑顔でMCし、次の曲をコールする!
2016-06-16 14:48:42「デイ・オブ・ザ・ロックンローーール!」「「「「ヘル・イェー!」」」」「荒野に来たよー」DOOOOOOM!天井と壁が完全に吹っ飛んだ!爆発的轟音は星空に反響し、荒野をロックが満たす!星空は巨大なアンプセットだ!『ヘル・イェー!』星座たちも頭を振り、踊り、メロイックサインを掲げた!
2016-06-16 14:52:33「おお……おお……なんということだ」ドレッドノートおやじが涙した。「わしはこんな光景を過去に一度しか見たことがない……」ロックンロールが全てを結びつけ、全宇宙が震撼した!Hail To Rock'n Roll People……!
2016-06-16 14:58:27フォクシーは天に昇る伝説的ロックンロールの神々を見上げていたが、やがて我にかえり、最前列のブシェーミに気づいて顔を近づけた。「あれ?アンタ生きてるね?」「フ…」ブシェーミは笑った。「ロックの日にはこんな奇跡も起こるぜ!」フォクシーは苦笑し、ブロンディとともにステージをダイブした。
2016-06-16 15:01:07