WORK セリエント感想まとめ
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lovery fairy with me 、世界観の作りや展開がとても丁寧で分かりやすく、読み進めるほどに坂をゆっくり転がり落ちるように作品の魅力に引き込まれた。その中で、社会から逸脱していく人間の過程がリアルに描かれていて、現代の薄暗さを上手く切り取ってエンタメにした短編でした
2016-05-05 16:15:14(少し踏み込んで感想を言うことにした) 一方で、文章表現も平易で、展開もあまり大きな波を感じなかったので、作品の完成度に比してパンチの弱さが目立ったと思う。それからもう一つ、これは僕がメーカーにいる人間だから思うのかもしれないけど、「技術に対するリアリティ」には粗が目立つと思う
2016-05-05 16:23:472015年ということが書かれていると、やっぱり現代に程近い技術をベースにしている感覚が読者にあって、そういう世界観の中で、どうやってVRが実現されているんだろう?ということにもう少し説明があるとSFとして完成度や魅力が高まるのではないかと愚行していた。
2016-05-05 16:28:34僕の好きな作家はだいたい三通りで、「文章がどうしようもなく好き(同人だと顎くんとかニトロさんとか)」「物語の構造、展開が好き(同人にはいない)」「キャラが好き(同人にはいない)」でlovery~は後半二つの強みが出せそうな感じだったので、惜しかったのかな、という感じでした。
2016-05-05 16:36:26でもlovery fairy with meで一番言いたいことは最初が全てで、あとは全て蛇足に過ぎない。次回もあるらしく、楽しみにしています。
2016-05-05 16:41:55タクトくん、読了しました。 なんだよこれ最高かよ最高だよありがとうありがとう。 序盤のユニークでユーモラスな書き出し、思わずくすりとくる比喩、冗長さもあるけど、都合が良すぎるわけでもなくドラマチックな展開、なにより炊飯器までも含めた生き生きとしたキャラクター達が最高の一編でした!
2016-05-05 17:37:47というわけでセリエント全五編読了しました。どれも個性的な面白さがあって購入した甲斐がありました。表紙や扉絵も細かなところで一工夫があって面白く、組版もきれいでとても良質な一冊でした。素晴らし!
2016-05-05 17:48:18セリエント 登坂車線 ホドラー氏の持ち味、バイオ系ネタと、グローバルエリートの共通的な立場「社畜」が存分に発揮されていた。一般的に認知されていない専門用語も投げっぱなしではなく読み進めていけばわかるようになっている。 短いページ数の中で山が消化され、爽やかな読後感だった。
2016-05-08 12:36:18セリエント クレーター コンセプトに沿って100点の働きをしたホドラー氏の後に東京ニトロ。狙ってるのか。最初はクドイとさえ思える緻密な情景描写が、後半になるにつれ異常な盛り上がりを見せる。ラストが、全く救いのないのがちらりと見せたSF的風味。以上、ラーメン二郎ニトロ店レポっす。
2016-05-11 08:52:28セリエント セリエント 優しくない小説だった。IT用語塗れで、一冊まるまるのページ数を必要とするべき内容を短いページ数に納めた印象がある。しかし個人的に読んでいてにやけてしまい、全ページ全く退屈せずに読めた。他の人が短編用の話を書いている中、こんな題材にしたクラック氏を評価したい
2016-06-16 08:53:36