高島章弁護士がＲＴしていた「正義」についての収集と、正義についての考察

高島章 @BarlKarth

@BarlKarth 素朴なものであれ哲学思考であれ、我々の思考は「当為は存在に根差している」「価値は事実に根差している」と何となく考えている。そう考えないと「当為」も「価値」も根無し草になってしまい、自己の判断・思考の根拠を失ってしまうから。

高島章 @BarlKarth

@BarlKarth 素朴な人間が誰しも「自然法論者」であり「有神論者であり」「客観主義者」である理由はここにあるのだろう。ケルゼンはそのような自然的で人間的思考をハンマーでぶち壊した。まぁ、冷笑主義者というレッテルも故なしとはしない。

高島章 @BarlKarth

@2ewsHQJgnvkGNPr 確かに「民衆の物理学」「正義の生物学」「理性の公衆衛生学」というお話はあまり聞きません。

高島章 @BarlKarth

@2ewsHQJgnvkGNPr 純粋法学は、科学ですが、実用科学ではありません。宇宙論や天文学みたいに人類の福祉とは無縁の純粋科学です。

高島章 @BarlKarth

@georg1770 まさにその通り！

高島章 @BarlKarth

@_l_bottom_l_ ケルゼンが道徳的責任を感じているかは不明。たぶん感じていない。そこがラートブルッフと違うところ。

高島章 @BarlKarth

私も時々「正義」という言葉を使うが、それは、法哲学やキリスト教神学の難しいことを考える際思考の便宜のための概念道具として使っているだけで、自己の言説を正当化するために「正義」という言葉を使ったことはない。

高島章 @BarlKarth

まして「民衆の正義」なんてこっぱずかしくて決して口に出して言えない。それは、どういったらよいか、満員電車の中で「俺はまんこだ」「俺たちは民衆のまんこだ」と絶叫することができないのと同じような話なのだ。

高島章 @BarlKarth

そういえば、野間易通さんはろくでなし子パーティーで「正義」という言葉を使ってぼそぼそと何か語っていたのだが、小声で聞き取れなかった。私にとって、「正義」というのは、神学・法学（刑訴法・憲法）・哲学等で時々出てくる学術用語であって、日常的に使う言葉ではない。恥ずかしいし。

壇助六（光のキャンディーズ） @yaminocandies

（右から）高島章弁護士、合田夏樹さん、（1人おいて）ろくでなし子さんの去年の忘年会の様子だけど、右から三番目の人って遅刻して到着後もずっと愛想悪かったらしいから、こんな人より当時炎上1ヶ月程度で旬だった坂本秀樹さんを呼んで欲しかった pic.twitter.com/1MNCLmYd61

哲学的しろくま @eis_baerchen

もし自然法を「法律に規定がなくても自分が正義と信ずるところによって他人の行為を規制できる」という意味で使っているなら知的にも道徳的にも最低である。

Tommy（ロシア・ウクライナ戦争の即時停戦を！） @TOMMY5918

≪警察権力の黙認のもとで行われた実力阻止が「民衆の正義が悪に勝った」などという評価にはなり得ません。そのような実力阻止の争いをもって「勝った」などと評価するのは、自分たちの気に入らない言動は力で潰すと言っているだけであり、暴論以外なにものでもありません。≫

Bon_nO @bonbanbow

民衆の正義とか　怖い・・かなり怖い・・しかも法律家が言ってる事が・・・

北守 @hokusyu82

ケルゼンはラートブルフと違ってユダヤ人だからすぐ逃げたから駄目というのは不当なんじゃないかなあ。それはそうとラートブルフは言ってることは割と穏当なのだがカップ一揆と戦って捕まり殺されかけたという経歴をもつガチ活動家でもある。

北守 @hokusyu82

ケルゼンの法哲学は不十分なところが多く、法学の「純粋性」を極めることによる政治的なものの脱臭化がナチスをアシストしたというのはあながち間違いではないが、ケルゼン本人はオーストリア憲法を起草するなどバリバリ政治的なことをやっていた。

北守 @hokusyu82

川崎でレイシストのデモが禁止になったことはそれ自体は喜ばしいことではあるが法律的には極めて問題があると指摘せざるを得ない、というのはケルゼニストとしては当然だし、ある種の「正義」に基づいているといえるだろう。

北守 @hokusyu82

「民衆の正義」って良く言えば「事実の規範力」ということだと思うのだが、それは古き法を廃し新たな法をつくる法の動態の現れであって、法の静態構造を説明する法ドグマティークを否定するものではないはずなのだが。

高島章 @BarlKarth

まぁ、私も法廷弁論やアジ演説でたまに「正義」という言葉を使うが、その際は、いささか含羞を込めており、何よりも、弁論や演説に「単なる説得力」を持たせるための感情的表現に過ぎないということ自覚している。しかし、この種の言葉に酔いしれる人がいるのは困ったものだ。

高島章 @BarlKarth

@excaliburnimue 私を褒めているのですかｗ。「人格円満じゃない」というのは、私に対する最大の褒め言葉です。おそらく、ろくでなし子さんに「人格円満じゃない」と言えば、師匠も喜ぶことでしょう。

高島章 @BarlKarth

しかし、こんな風な冷笑的・反動的なことばかりつぶやいている俺様が、どうして「極左」「ガチサヨ」「リベラル」「パヨク」「人権派」などと言われるのか、よくわからない。

高島章 @BarlKarth

@lovechuprimo @inunotaigun いやいや笑っていますよ。純粋法学第３番の序文で「二十一世紀初頭、純粋法学に対するレッテルとして「冷笑主義」が加えられた。これこそ純粋法学の純粋性を指し示すものである」と書き加えていると思いますね。

くまちん（弁護士中村元弥） @1961kumachin

さる弁護士｢民衆の正義は法の正義を乗り越え作り替える…そのダイナミズムを理解できないのは『反動的法律家』｣ - Togetterまとめ togetter.com/li/985489 @togetter_jpから

崔碩栄 @Che_SYoung

自分が正義でもあるかのように「自分の物差」しで人を判断し、悪者と決めつける。そしてそれを「リスト」化し公開的に攻撃、バッシングを加える。家族にまで恥をかかせる。まさに人民裁判。 あ、誤解しないで下さい。韓国で起きた「親日派人名事典」編纂のことです。

こたきゅん @kotadon

民衆の正義は法の正義を乗り越え作り替えるということがあることは全く否定しないし、悪法を変えてきたということもあるけど、手放しで称賛するのではなく、当該手法の是非について慎重に考えるべきだと思うのですよね。それが、活動に参加する専門家としての意義かと。