「ほめたら伸びるタイプです」と説明されたので、適当に「かわいい」「えらいね」「よくできました」とか言っておいた。ただそれだけだった。別に心なんかこもっていなかった。「彼氏ねーあたしのこと大好きだからーもうラブラブでー?」待て、誰が彼氏だ。 @23novel #twremix
2016-06-20 20:08:59
#twnovel 眠れないと相談したら、不思議な鍵を貸してくれた。眠りの国の裏口の鍵らしい。「羊さんには見つからないようにね。この鍵は彼らのライバルだから。心配いらないと思うけど」「なんで?」「そもそも羊さんに会わないんだろ。こんな鍵が必要になるくらい」
2016-06-19 23:39:57「さあ、その鍵を寄越すんだ」「嫌だよ。これがないと眠れない」「そんなものなくたってぼくが眠らせてあげるから」「羊さんは気まぐれだから嫌だ」「そんなことない。きみが仕事にかまけてるから」「そうだけど」「寝たい時だけ寝たいなんて我儘だよ」 @23novel #twremix
2016-06-20 20:10:36
A「B、ハンバーガー教に入らないかい?」 B「なんだいそれ?」 A「宗教なんだ。毎日1個以上のハンバーガーを食べるっていう」 B「なんだそれ笑」 #twnovel 1年後、Bは毎日ハンバーガーを食べていた。宗教というものは傍から見れば可笑しな行為なのかもしれない......。
2016-06-19 23:08:39@shuns120111 #twremix B「おいC、"ハンバーガー教"って知ってるか?毎日1個ハンバーガーを食べるだけでいいんだ…」 いつの間にかBは布教活動に尽力していた。しかし、Cは言った。 C「なんだその宗教は。ハンバーガーが主食の今、そんな宗教に入る奴がどこにいる…」
2016-06-20 16:29:15
#twnovel 暑くなってきたけどクーラーは使いたくない。そんなことを言っていたら友人がプレゼントをくれた。きれいな箱には何も入っていなかったが、なぜだか部屋がひんやりしてきた。「あ。彼女もここが気に入ったって。よかった。じゃ、あとはよろしくね」ちょっと待て。何を置いていった。
2016-06-20 23:31:04#twremix @23novel 暑くなってきたけどクーラーは使いたくない。そんなことを言っていたら友人がプレゼントをくれた。きれいな箱には何も入っていなかった「ほら、函館って涼しそうじゃん、函館だけに箱だけ、ってか」なぜだか部屋がひんやりしてきたけどぶん殴った。
2016-06-20 23:34:49ペンギン型ロボットが来た。「なんだこの部屋。めちゃ暑い。エアコンも付いてないの?」「悪かったわね。学生だから買えないの!」「じゃあこれを付ければ?どこでも穴~!」その穴は南極とつながっていると言う。5ミリほどの穴だったけれど冬は死ぬほど寒くなる。@23novel #twremix
2016-06-20 23:38:46@23novel 暑くなってきたけどクーラーは使いたくない。そんなことを言ってたら友人が缶詰をくれた。開けようとしたら止められた。この中には高原の空気が入ってるから開けたら台無しだと。中の涼しい空気を想像して涼しくなるのが正しい使い方らしいが正直それじゃどうにもならない暑さだ。
2016-06-20 23:39:41ぼくの部屋は夏でも涼しい。ひんやりとした同居人がいるからだ。冬場は少し寒いけど夏の過ごしやすさには代えられない。なによりこの家への居住年数はぼくより長いので早々追い出せない。でもたまに出て行ってほしくなる。鍋物を暑苦しいからと冷まされたときとか。@23novel #twremix
2016-06-21 18:09:07