「翼はいらない」は、2016年から1972年へと飛翔することが出来たか？

ＵＷの落日 @uw_susu

「翼はいらない」のMVの向井地美音さんは、初センターとしての気負いや惑いを全く感じさせず、堂々と主役を演じていたのはさすがだった。やはりこの辺がキャリアの差だろうか。しかも、意外に70年代の風景に、違和感なく溶け込んでいたと思う。 pic.twitter.com/xj5SxXF610

拡大

拡大

拡大

拡大

ＵＷの落日 @uw_susu

44thシングル選抜の発表には色々と考えさせられた。 向井地美音さんは真面目な努力家で、高橋みなみさんや渡辺麻友さんも期待している「報われて欲しい」メンバーですが、センターはもう少し先かと思っていたから、これは良かったですね。でも、宮脇咲良さんじゃないんだ？という驚きもあった。

ＵＷの落日 @uw_susu

私は、センターは少し固定した方が良いという考えなので、今年のセンターは選挙選抜以外は全て宮脇咲良さんで良いと思っていた。実際「君はメロディー」は卒業生効果もあるとはいえ、好調なのですから。ただ、この前の秋元康と高橋みなみの対談を見て「そういうつもりではないんだな」とも感じていた。

ＵＷの落日 @uw_susu

私は、今のAKBは「誰が主役か分からない」から「ダイナミズムに欠けている」という批判をしたが、これは多くのファンが感じている事だと思う。秋元康氏は、それを逆手に取って、誰が主役か分からない状態をパワーに変えようとしているのだろうか？「逆境を逆手に取る」のは秋元康氏の得意技だし。

ＵＷの落日 @uw_susu

@hirosp1_Na こんにちは。 メインの卒業生を呼びよせて、前田敦子と大島優子を並べておきながら、あえて宮脇咲良を単独センターにしたということは「これから宮脇咲良で行くぞ！」という意志表示なんだな、と思いましたよね。

ＵＷの落日 @uw_susu

AKB本店の若手は、最近、AKB選抜の壁の高さにある種の絶望感を覚えていたハズだけれど、向井地美音さんが一挙にセンターに抜擢されたことは、そこに風穴を開けたと思う。その意味では良かった。 しかし、向井地美音さんがセンターとなる一方で、大和田南那さんは32人選抜にも入らないとは…。

ＵＷの落日 @uw_susu

AKBの選抜は「AKBグループの選抜」であって、選ばれるためには、常に姉妹グループの代表とも競わなければならない。本店の若手にとって門は余りにも狭い。彼女達には、自分が選抜となる道筋がイメージ出来なくなっていたと思う。しかし、センター・向井地美音は違う。彼女は「手の届く存在」だ。

ＵＷの落日 @uw_susu

向井地美音さんは、最初から「センター候補」として推されていた訳ではないと思う。むしろ、自分の努力でセンター候補の切符をつかみ取った人だ。そういうメンバーが早い段階でキチンと評価されてセンターになったのは、実はこれが初めてではないだろうか？運営推しでも選挙でもない初めてのセンター。

ＵＷの落日 @uw_susu

カメラを引いて客観的に考えてみると、総選挙投票権付きのシングルは、間違いなくミリオンを超えるから「冒険をするならここだ！」と思ったんでしょうね。 確かに、「君はメロディー」での向井地美音センターは、ちょっと怖くて出来なかったでしょう。

ＵＷの落日 @uw_susu

『秋元康に米CNNが厳しい追及 「性的搾取に関与しているのか」』 →　AKBの海外展開の広がりと共に、「日本型アイドル」に対するこの種のバッシングは、今後もっと強くなって来ると思う。 　j-cast.com/2012/01/161189…

ＵＷの落日 @uw_susu

youtubeでAKBのMVには海外の視聴者も多いけれど、例えば「ヘビーローテーション」のMVには反発も大きい。海外の（特に欧米の）人達には、あれがチャイルドポルノのように見えてしまうワケだ（日本人は幼く見えるから余計にね）。AKBが国際的になれば、そうした反発も同時に強くなる。

ＵＷの落日 @uw_susu

フェミニズムが「日本型アイドル」を「性搾取のアイコン」として本格的な攻撃対象として来る可能性は、かなりあるだろう。その時、アイドルファンはそこから目を背け拒絶するのではなく、しっかり受け止めるべきだと思う。私はアイドルとフェミニズムは、きっと「和解」できるハズだと考えているから。

ＵＷの落日 @uw_susu

私は、今までファンとして見て来て、ＡＫＢをアンチ・フェミニズム的な存在だとは、全く思わない。

ＵＷの落日 @uw_susu

私が「アイドルとフェミニズムが和解できるハズ」だと考えるのは、マドンナの先例があるからなんですよね。マドンナも登場した当初は、フェミニズムから攻撃されたのです。しかし、彼女はひるまず、次第に「女らしさ」を武器に男社会と戦っていく彼女の生き方こそフェミニズム的だと評価を変えさせた。

ＵＷの落日 @uw_susu

これは、AKSの危機管理の考え方が、間違っていると思う。 火に油を注いで、どうするのよ？ twitter.com/litera_web/sta…

litera @litera_web

秋元康の歌詞を「女性蔑視」と批判したら、AKB運営から「名誉毀損及び侮辱罪」「記事を削除せよ」の恫喝メールが ift.tt/1U9kmnN

2016-04-23 11:14:02

ＵＷの落日 @uw_susu

HKT「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞をきっかけに、秋元康が叩かれている状況を、複雑な心境で眺めていた。あそこで叩いている人達は「かつての自分」だからね。私も「秋元康は敵で、彼のやることは悪いに決まっている」と思い込んでいたし、その呪縛から抜け出すのは難しかった。

ＵＷの落日 @uw_susu

AKBに注目してみると、その曲やＭＶ等から伝わる印象は、商業的で体制的で打算的といった秋元康に対する先入観とは少し違うものだった。秋元康本人は、未だに本音を見せない良く判らない人物なのだが、ステレオタイプなイメージで叩いている人達は、AKBの仕事をちゃんと見た事がないのだと思う。

ＵＷの落日 @uw_susu

AKB「翼はいらない」MVのテーマは、なんと「1972年」なのか！日本の学生運動が「一度死んでしまった」年ではないですか。でも否定的に描かれてはいない。これは、最近リベラルからボロクソに叩かれている秋元康からの「アンサー」なのかな？ youtube.com/watch?v=dm6pPr…

拡大

ＵＷの落日 @uw_susu

「1972年」はかなりテーマとしては大きくて重い。日本は未だあの年のトラウマから立ち直れていないと思う。例えば「政府に抗議するデモ」なんていう市民社会では当たり前であるハズの活動が、どこか参加し辛いものになったのも、あの年を境にではないのだろうか？（私も、実感としては知らないが）

ＵＷの落日 @uw_susu

久しぶりに「GIVE ME FIVE！」のMVのフル・バージョンを観た。以前は、その70年代のような古臭い設定に「いつの時代の話しだよ？」と思ったが、私が間違っていた。確かにディテールは一見古臭いけれど、これは、まさに今の日本なのだ。日本は再び、こういう国になっていたんだ。

ＵＷの落日 @uw_susu

@uw_susu でも本当は、同じではない。 かつての日本の貧しさには未来に対する希望があった。 でも、今の日本に再び訪れつつある貧しさには、未来がない。

ＵＷの落日 @uw_susu

「GIVE ME FIVE！」のMVを見直したのは「翼はいらない」の完全版を観て「GIVE ME FIVE！」の方がずっと70年代の香りがするなぁ…と感じたから。「翼はいらない」は、どこか上滑りして地に足が着いていないと思ったら、監督がホイチョイ（馬場康夫）だった。それじゃね…。

ＵＷの落日 @uw_susu

1972年は、70年安保という大きな政治的闘争に敗れた2年後、浅間山荘事件の衝撃によって日本の学生運動が壊滅的な打撃を受けた年であり、沖縄が日本に返還された年でもある。日本の現代史にとって、非常に重要な年なのだ。馬場康夫とは、1972年を描くのに最も相応しくない人選ではないかな。

ＵＷの落日 @uw_susu

「翼はいらない」には「1972年の苦味」というものが全く映し出されていない。当時の空気を知らない若い監督が撮ったのかと思ったら、そうではなくて、当時に「興味も共感もない」人物だった。「GIVE ME FIVE！」に一瞬安田講堂を映した杉田成道なら、こんな事にはならなかっただろう。

ＵＷの落日 @uw_susu

年齢は馬場康夫より若いけれど、高橋栄樹監督の方が良かったんじゃないかな？