「9条改正に賛成？」「ずばり中国は敵？」 #公明党に質問 全回答まとめ #参院選

Q9. 中国公船の領海侵入にどう対応する？

A. 海空連絡メカニズムを整える

前提として尖閣諸島はわが国固有の領土。
断固として措置を取っていくのは大事なことだが、いたずらに事態をエスカレートさせず、毅然と行動し冷静に対応するのも大事。
中国は独自の主張を行い、公船による領海侵入を行っているが、こういった緊張を一方的に高める行為は深刻に懸念している。
国際社会と連携してきちんと自制していかなければいけないと働きかけたい。
同時にこれからの動向も注視していきたい。
偶発的な衝突が起きないように海空連絡メカニズムという、現場レベルで早期に対応出来る仕組みを作っていくことが大事。

Q10. 中国は敵？

A. すごい質問ですね

敵ではない。
公明党は独自に交流を続けてきた。中国・韓国から公明党に対する大変厚い信頼を寄せられている。
民主党政権時、関係が悪化した。自公連立政権が発足した後、公明党の山口代表はすぐに習近平国家主席と会談、関係改善を強く訴えた。
昨年平和安全法制が成立した直後にも、まず韓国に行って朴槿恵大統領と会い、さらにその足で中国に行って習近平国家主席と会い、日中・日韓首脳会談を早期に実現すべきだと訴え、わずか半月後には実現した。
公明党が対話の突破口として活躍していきたい。

Q11. 社会保障と消費税の一本化は間違いでは？

A. 財源確保しながら将来世代の負担を減らすためには重要

世界経済が不安定化している。回復には時間がかかる可能性が出てきた。
イギリスのEU離脱などを念頭に置きながら消費税引き上げ先延ばしを決断した。
一方2020年の財政健全化目標は堅持していかなければいけない。
同時に社会保障を次世代に引き渡す責任も果たしていきたい。
少子高齢化が進む中で安定財源を確保しながら、将来世代の負担は先送りしない。これが社会保障・税の一体化改革の最大の意義。

出演後のコメント

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