ハジメテのお泊まり

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

今夜は 大好きな貴方の誕生日を 独り占めするの。 あれから心を決めた、 待ち遠しい日。 #ゆずぱんコラボ #妄想開始 pic.twitter.com/9Mnbu5i07w

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① うぅ…、あと少し…っ！ さっきから時計が気になって仕方ない 秒針ってこんなに動くの遅かったっけ？ そんな風に感じるくらい、待ち遠しい時間 『どないしたん？さっきから、ずっとそわそわしとるけど』 「え？あ、横山さん」 #ゆずぱんコラボ

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③ やっと迎えた定時頃 『お疲れさん。ほな帰ろか』 いつもと同じ帰り道 『今日は小っさいミス多かったな』 だけど今日は彼が隣に居る 「み、見てたんですか！？」 「たまたま、な」 「…っ横山さんだってミスしてたじゃないですか…」 #ゆずぱんコラボ

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⑤ 歩みを進めてエレベーターに乗り込むと 『…ココ来んのも久しぶりやな』 ぽつりと呟くその一言 「…っ」 ざわつく胸を落ち着かせながら 「どうぞ」 鍵を開けて中へ入る様に促した 『ん、お邪魔します』 #ゆずぱんコラボ

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⑦ 「や、あの、違…っ」 顔を真っ赤に染めてパニクる私 『…くっくっ、そない慌てんでもええって』 口元に拳を当て笑いを堪えながら 「うぅー…」 私の頭を大きな手が撫でる 『とりあえずさ、何か食べへん？腹減ってしゃーないわ』 #ゆずぱんコラボ

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⑨ 料理を仕上げて 「お待たせ」 テーブルへと運ぶ 『うわ、めっちゃええ匂い…』 香りにひかれ立ち上がる彼 『何か手伝おか？』 「ありがとう。でも、もう運び終わるから座ってていいよ」 #ゆずぱんコラボ

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⑪ 「じゃあ…お願いしようかな」 不意に掴まれた手が熱い 『よっしゃ、任しときっ』 キッチンに消えた彼の姿を見送って 「あ。そうだ…ケーキどうしよう…」 こっそり用意しておいたケーキの出すタイミングを見計らっていた #ゆずぱんコラボ

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⑬ 「こういうのは気持ちが大事なんだから…っ！」 １人大きく頷いて、そっと彼の前に差し出す 『これ…用意してくれてたんや…』 「もちろんだよっ。お誕生日おめでとう、裕」 一緒にお祝い出来たことが嬉しくて、自然と零れる笑み #ゆずぱんコラボ

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⑮ 「はい、どうぞ」 フォークを渡して 『ありがとう』 ソファに座る彼の隣へ 「裕、はい！あーん…」 １度はしてみたかった、コレ 『へ！？ちょ、何なん！？』 「ほらっ、落ちちゃうから！早く、早くっ！」 #ゆずぱんコラボ

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⑰ 「んぅ…っ、ふ、…んっ」 後頭部を抑え、更に深くなる口付け 「…っ、んん…は…っ」 口の端を伝って果汁が滴る度、ぺろっと舐め上げ 「ふ…っぁ、ん…」 こくん、と喉を鳴らす 「は、あ…」 親指で口元を拭う仕草に目を奪われた #ゆずぱんコラボ

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⑲ 「ふぅ…っ、ん…っ…」 味わう様に絡め取られた舌と、時折触れる苺の欠片 「んん、…っ、は…」 彼についていくのが精一杯で、無意識に服の裾を掴んでいた 「んむ…っ、ん、…ふぅ」 #ゆずぱんコラボ

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㉑ 「…するかと思った…」 ホッとした様な、残念な様な… 複雑な気分のままギュッと自分の身体を抱きしめ、ずるずるとソファに沈み込む 「…裕の、ばか…」 一度高まってしまった熱はなかなか収まらなくて…もどかしい #ゆずぱんコラボ

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㉓ 普段より可愛い下着と部屋着に身を包み 「ちょっと…意識、しすぎたかな…？」 鏡の前で１人呟く 初めて家に泊まりに来た裕を変に意識しちゃって、私だけ舞い上がってたのかも 「…なんか、寂しい…」 #ゆずぱんコラボ