存在喰らい討伐参戦記録

サムクサイヌ_fateUM／PL:hinoe @hinoe_uma2

#存在喰らい討伐 #狼の足音 「はあ、随分な大物がお出ましになったもんだ」 まさに悪魔然とした姿のそれを見上げ、エッベは息をついた。 「ゴブリン退治って話のはずだったのになあ」 大戦が終結し、この近辺をふらふらとしていたエッベ。

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@hinoe_uma2 近隣の村で魔物退治の依頼を請けてやってきてみれば、出くわしたのは奇怪な姿をした悪魔共である。捜索する場所を誤ったか、標的は既に逃げ去った後か。 「まあいいさ。腕が鈍ってたところだ」 毛皮の外套を翻し、手指をばきりと鳴らした。

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#存在喰らい討伐 #狼の足音 「来いよ、デカブツ！相手してやらあ！」 VSデーモンナイト・ブラウ PC名：エッベ HP：20 クラス：邪紋使い twitter.com/gc_hals/status…

ヴィンラット/連合魔法師/ロマネスコGCRB @gc_hals

デーモンナイト・ブラウ 片椀が異様に発達した分体。 その一撃は重く、鋭い。 獣性に満ちるその剛腕をどうにかできなければ勝機はないだろう。 #存在喰らい討伐 pic.twitter.com/InrLNpqafQ

2016-06-30 23:27:23

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@hinoe_uma2 歪な腕を振りかざし、悪魔が人に理解の出来ぬ咆哮を上げた。 「先手必勝！」 全身の邪紋を励起させる。鮮緑に輝く紋様。両脚にぐぐと力を込め、勢いをつけて地を蹴った。抉れて散った土が落ちぬうちに、矢のように飛ぶエッベの身体。悪魔の懐に飛び込む。

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@hinoe_uma2 混沌の力で強化された筋は、人を超えた速度と膂力での打撃を可能とする。突進の勢いを全て載せて拳を突きこむ。狙うは悪魔の胸部。胸骨の隙間、亀裂のようなへこみに渾身の力を込めて拳打を叩き込んだ。拳を振り切らずに止める。その体内に余すところなく伝わる衝撃。

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@hinoe_uma2 twitter.com/diceda4/status… 出目3,10→3のダイスを振り直し twitter.com/diceda4/status… 出目7 最終出目17 達成値+5使用 達成値17+5=22

Diceだよ！ @diceda4

@hinoe_uma2 13 [2D10] 3,10 (22:08:03)

2016-07-06 22:08:09

Diceだよ！ @diceda4

@hinoe_uma2 7 [1D10] 7 (22:09:51)

2016-07-06 22:09:51

サムクサイヌ_fateUM／PL:hinoe @hinoe_uma2

@hinoe_uma2 苦痛か怒りか。青い眼をぎらりと光らせ、悪魔は吼えた。短腕が、長腕が振るわれる。後方に跳び退き、それを躱した。重く風を切る音を立てて振るわれるそれ。命中すれば人の身体など容易く抉り取られるだろう。しかし、力はあれど速さはさほどでもない。そう思った刹那。

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@hinoe_uma2 空を切った長腕が地に刺さる。轟音を立て、地表から剥がれる岩盤。 「――何！？」 この世の何よりも剛であろうその腕は、軽々とそれを若者に叩きつけた。 「くっ」 咄嗟に両腕を交差させて受ける。

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@hinoe_uma2 せめても後ろに跳びはしたが、その衝撃は骨を軋ませ臓までを揺らし、飛礫で全身が切り裂かれた。 攻撃点22 防御点0 エッベHP：20-10=10 ブラウHP：50-22=28

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@hinoe_uma2 「驚いたぁ」 頬を流れ落ちる血を手で拭い、瓦礫を押し退けて立ち上がる。常人であれば立つのにも支障が出よう傷を負えども、彼は楽しげに口角を吊り上げるのみだ。強者との戦い。それは何にも勝る愉悦。こき、と首を鳴らして構えを取った。再び地を蹴る。

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@hinoe_uma2 矮小な人間を叩き潰さんと振り下ろされる腕を掻い潜った。再度懐に飛び込む、と見せかけて横へ跳ぶ。輝く邪紋が両手の爪に力を与えた。鉄をも穿つ獣の爪。土を蹴立てて背後に回り込み、白刃よりも鋭き爪を閃かせる。人間であれば腎を秘めたその場所を大きく抉った。

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@hinoe_uma2 twitter.com/diceda4/status… 出目7,4→4のダイスを振り直し twitter.com/diceda4/status… 出目10 最終出目17 （邪紋特技）達成値+10使用 達成値17+10=27

Diceだよ！ @diceda4

@hinoe_uma2 11 [2D10] 7,4 (23:00:58)

2016-07-06 23:00:59

Diceだよ！ @diceda4

@hinoe_uma2 10 [1D10] 10 (23:01:29)

2016-07-06 23:01:30

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@hinoe_uma2 それでも悪魔は倒れない。青き憎悪の炎を燃やした眼で、煩い虫けらを睨みつけた。巨大で醜怪なその長腕で、それを潰し、屠らんと、傷口から体液を撒き散らしながら跳びかかる。エッベはにやりと唇を吊り上げた。 「力技だったら、対処の仕方なんていろいろあるもんさ」

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@hinoe_uma2 腕を頭の前に翳して防御体勢を取りながら、その一撃を迎え撃つ。悪魔の青き剛腕を、構えた腕を外へ開きつつ、するりといなす。地を割る剛力、真正面からなど取り合わぬ。力を受け流しながら、す、と前に出た。そこは敵の懐。己の得手とする間合い。

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@hinoe_uma2 剛腕対抗策あり：ダメージ15 攻撃点17 防御点10 エッベHP：10-(15-10)=5 ブラウHP：28-17=11

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@hinoe_uma2 「どうした、仕舞いかい！悪魔よお！」 闘争の興奮と血の匂いに中てられて。狼面の下で瞳を鮮緑に光らせ。牙のような八重歯を見せて笑いながら、土を踏みしめ腰を落とした。鋭き刃を生やした爪先を揃え、身を捻りつつそれを突き出す。

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@hinoe_uma2 へこみ、体液を流す、先程拳打を叩き込んだその場所に。人であれば心の臓を頂くその場所に。 twitter.com/diceda4/status… 出目30 攻撃点30 防御点0 エッベHP：5 ブラウHP：11-30=-19

Diceだよ！ @diceda4

@hinoe_uma2 30 [5D10] 4,4,10,5,7 (23:42:32)

2016-07-06 23:42:33

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@hinoe_uma2 貫手が悪魔の胸に突き刺さり、穿った。腕をずぶと引き抜けば、開いた穴からごぼりと体液が噴き出す。顔を、服を濡らすそれを浴びながら、ゆっくりと倒れゆく悪魔を見遣った。どん、と地を揺らし、地に伏す重厚な身体。

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@hinoe_uma2 「おっし、一丁上がり」 くいと狼面を上げて、頬の体液を拭いながら。若者はニッと笑った。

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@hinoe_uma2 戦い終わり、静けさの訪れたその場所で、エッベは溜め息をついた。 「どうすっかなあ……。俺、ゴブリン退治しに来たんだけどなあ」 困った顔でしばし思案する。ふと、悪魔の死体に歩み寄り、首に手を掛けた。渾身の力を込めてそれを捻り切る。 「……この首持ってくか」

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@hinoe_uma2 標的が見つからない結果に終わったとき、もしかしたらこれで報酬が貰えるかもしれぬ。 「んじゃ、行くか」 荷物を背負い、狼面を被り直して。若者は立ち上がった。 【VSデーモンナイト・ブラウ　了】