【福島県甲状腺検査1巡目論文の表1の解説とディスカッションの一部和訳】Yurihiranumaさんのツイートまとめ(2016.7.14作成)

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

次のスクショ 3番目に、甲状腺がん有病率と福島県内での地域差の関連性については、放射線被ばくが最小限で、事故後最初の4ヶ月間の被ばく線量が5mSvを超えた住民がいない会津地域(10万人につき32.6人)が基準として用いられた。 pic.twitter.com/KElmdj7MFr

2016-07-14 07:31:06
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)避難区域(10万人につき33.5人)と、他の2つの地域、いわきと相馬(10万人につき43.0人)と中通り(10万人につき37.2人)との間に有意な差はなかった。

2016-07-14 07:31:18
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

次のスクショ 4番目に、患者の個人推定被ばく量の分布が、若い住民全体(事故当時19歳未満だった住民全員)での分布と似通っている。 pic.twitter.com/2ufr65J3nc

2016-07-14 07:32:20
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)たとえば、1mSv未満では62.2%対71.4%、1〜2mSvでは27.0%対30.2%、2〜5mSvでは1.6%対7.5%、そして5mSv超えは0%対0.04%である。

2016-07-14 07:32:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)ゆえに、既知の線量反応関係の視点から甲状腺がんリスクが上昇すると考えられている基準線量は100mSvを超えているため、甲状腺がんリスクが将来増加することは予測されない。 (はい、100mSvしきい値説、出ました)

2016-07-14 07:33:23
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(とりあえずここまで。次のスクショだけあげておこうかな。ヨウ素摂取量がどったらとかいうやつ。あとで気が向いたら和訳するかも。でも、正直ちょっとめんどくさい。ごめんにゃ。) pic.twitter.com/QCqocRrp94

2016-07-14 07:35:25
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(まあでも、どれほど巧みにごまかして書いてるか、でもかなり掘り下げないと、全然福島の件を追ってない国内外の医師や研究者らがぱっと読んだだけではどこがおかしいのかわからないように、とにかくうまいこと書いてあるのはわかってもらえたかと思います。)

2016-07-14 07:37:42

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この、潜伏期間中と潜伏期間後の年齢分布の比較という矛盾が、なぜ査読を通って事実として受け入れられるのかわからない。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-07-14 10:50:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)最初に、福島での事故後最初の3年間と、ウクライナの潜伏期間後で、5歳未満の子どもで甲状腺がんのリスクが最も高かった時期のがん患者の年齢分布に著しい食い違いがある。チェルノブイリ後の甲状腺がんは15歳未満の患者で診断された。

2016-07-14 07:26:52
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

もはや1080人調査すら言及なし。引用された床次論文で62人の避難者中、9歳以下5人、10〜19歳3人と、19歳未満は、たったの8人。 nature.com/articles/srep0… jaero.or.jp/data/02topic/f… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-07-14 11:02:11
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)ヨウ素131による内部被ばくの情報で入手可能なものは限られている。しかし、浪江町のような汚染がひどい区域からの62人の避難者におけるヨウ素131の直接測定によると、内部被ばくによる甲状腺等価線量の中央値は

2016-07-14 07:29:58
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

地域差の件。地域の分け方が妥当なのか?(地域内でも実際の被ばく線量には、ばらつきがあるのでは?)それに、下記のTable 1 での平均外部被ばく線量は甲状腺被ばく線量ではないし。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-07-14 11:07:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

上から、地域ごとの対象者数、受診者数、受診時平均年齢、女性の割合、事故後4ヶ月の外部被ばく線量の5mSv超えの割合と平均値、二次検査対象者数、二次検査受診者数、悪性ないし悪性疑い症例数、有病率(10万人中)、会津と比較したオッズ比。 pic.twitter.com/DXHO8MM92v

2016-07-13 15:33:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

分布が似てるも何も、これはそもそも外部被ばく線量であり、甲状腺被ばく線量ではないから。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-07-14 11:08:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

突っ込みどころ満載なのに、査読者は放射線被ばくに詳しくないんだろうな、これ臨床医向けの学術誌だし。 100mSvしきい値説がこうやって何気なく、放射線の知識に疎い医師らに浸透して行く。それにこれ甲状腺被ばく線量じゃないし。 twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-07-14 11:10:31

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

この部分、「ゆえに」の前後が色んな意味で繋がらない。がん患者の外部被ばく線量推計値が事故当時19歳未満と似ていてほとんどが2mSv以下だから、100mSv未満なので甲状腺がんリスクは増えない?実効線量と等価線量比べても意味ないのに? twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-08-16 18:16:29
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

わざと混同させてるんでしょうね。

2016-08-16 18:16:34
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ちなみに、これもよく見ると、1mSv未満の割合が逆さま。 twitter.com/YuriHiranuma/s… 正:たとえば、1mSv未満では71.4%対62.2%、1〜2mSvでは27.0%対30.2%、2〜5mSvでは1.6%対7.5%、そして5mSv超えは0%対0.04%である。

2016-08-16 18:20:12

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

1巡目論文のディスカッションで言及されてるイタリアとフランスでの甲状腺がんデータの文献はこれなんだけど、「チェルノブイリ後」というより、1997年の論文発表前の20年間のデータ。 press.endocrine.org/doi/10.1210/jc… twitter.com/YuriHiranuma/s…

2016-08-18 09:29:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)反対に、イタリアとフランスにおけるチェルノブイリ後の甲状腺がんの発症率は年齢と共に増加し、

2016-07-14 07:28:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)1977〜1997年頃だから、要するにチェルノブイリ前後10年間ずつのデータで、イタリアの大学病院2箇所とフランスの医療施設1箇所での369症例。放射線被ばく歴がない症例とされてるけど、本当にチェルノブイリでの影響なかったのかな?と疑問。スクリーニングデータじゃないし。

2016-08-18 09:37:10
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用文献から取った部分の説明が不正確なのって、論文では普通なんだろうか?

2016-08-18 09:38:13

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

"Regular articles, solicited and unsolicited reviews, and letters to the editor will be peer-reviewed by... liebertpub.com/forauthors/thy…

2016-08-18 10:26:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

...the editor, members of the Editorial Board, and ad hoc reviewers. The authors are encouraged to suggest names of appropriate reviewers..

2016-08-18 10:28:01