著作隣接権について 昔の現場を思い出しながら
赤松さんの講談社への訪問記録を読んで、つらつらと考え始める。
赤松先生の著作者隣接権の話を読む。ちょっと中身が意地悪で、ミスリードを誘う感じ。最終的にこういう権利を主張するならエージェンシーとか代理人業務用になるかなぁと思う。
2012-03-17 02:25:09出版社と漫画家さんの間に編プロさんとか入っていると、そういう契約になっていることがある。フリーの編集さん、編プロさんで、発行物に対して報酬印税をもらっているところは多いと思います。まぁ著作権はないけど。
2012-03-17 02:27:56作家さんに委託されてエージェンシー的に権利関係の管理をしたり、売り先を決める編集社や出版社もあるけれど、それも別に著作権を主張するわけではないしなぁ…。
2012-03-17 02:30:19以前もつぶやいたけれど、今後いろいろと出てくるであろうのは、作品中や装丁、レイアウトで使用されている写真、ロゴタイプなどの素材の権利関係。このあたりはきちんとクリアしないとトラブルになりかねない。
2012-03-17 02:39:10自炊話もそうだけど、漫画の電子書籍についてはなんで編集と作家さんと読者の現場把握が乖離しているのだろう。文藝はそうでもない感じなのに。
2012-03-17 02:48:11須賀原洋行さんと中垣慶さんのツイート
著作隣接権が出版社にあった方が多くのマンガ家はより稼げると思う。出版社のスタンスは「一緒に稼ぎましょう。私らそのために仕事してるんです」であり、マンガ家一人ではできない事を担ってくれる。著作権を完全独占できないと損するのは知名度使って一人で何でもできる一部のバカ売れ作家だけだろう
2012-03-17 01:50:07漫画家は常に、出版社、編集さんとの最高のコラボレーションを望んでいると想います。プロの漫画は一人で描くものではなく、必ず人との関わりのある創作なのだから。
2012-03-17 02:47:57ふむー。今の編集さんの考え方にムラがあるのかなぁ…。RT @keingaki: 漫画家は常に、出版社、編集さんとの最高のコラボレーションを望んでいると想います。プロの漫画は一人で描くものではなく、必ず人との関わりのある創作なのだから。
2012-03-17 02:49:26おふたりのtweetにちょっとホッとしたり。
で、いきなり仕事の部分を思い出す。
隣接権の話で思い出した。僕と日本が震えた日のDTPデータをまとめとかないと。保管しとかないといけない。あとバックアップを徳間とみそさんに渡す。
2012-03-17 03:42:39再度、著作隣接権のことを自問自答でまとめはじめる。
著作隣接権 →http://t.co/OuhK6PJh ここを読み取る限りだとあくまで生成物への権利なんで作品そのものへの権利は持ってないはず。A社の出した本の複製を他社が出したり、作者の方が電子書籍化する際はお金を払ってね…という話だという解釈は間違ってるのかな?
2012-03-17 04:01:00ただ「送信可能化権」は拡大解釈すると、電子書籍化を自由にできるように取られるかと思う。しかしこの部分は「ストリーミング」の定義になるので、データ販売はこれに当たらないなぁ。データ販売は「複製権」になるはず。
2012-03-17 04:10:51でも「著作隣接権」が出版物に認められると、同一データ、同一誌面のもの(現在のスキャンによる電子書籍化も)50年間は保護されるということになるので、トラブル回避のためには出版社から許諾を取る必要があるし、その分はお金を請求されるかも知れない。
2012-03-17 04:14:03「複製権」と「送信可能化権」の合わせ技があるので、「著作隣接権」を出版社が持つことになれば、出版したものは自動的に電子書籍化も可能にはなるな。ただ、これはあくまで著作者のNGがなければという話だけど。
2012-03-17 04:23:36ようするに「著作隣接権」を出版社が持つことになれば「出版」=「紙」「ネット」(放送)というふうに両方の意味を含むことに変わるわけだ。なので、同じ本を電子書籍化する際には契約が要らず…ということになる。
2012-03-17 04:26:12