yunishio氏と化学物質過敏症

「化学物質過敏症」についてのNATROMさんの発言について、yunishioさんが論評したことに端を発する会話です。 前に作った「yunishio氏は化学物質過敏症患者のミカタ?」http://togetter.com/li/519783 は単なる時刻順で読みづらかったので、できるだけ会話がつながるように分離・編集した上で、コメントを挟んでいます(あまり中立的なコメントではありませんが)。 2013年6月18日以降も関連する議論は起きているようですが、そのあたりは含んでいません。 続きを読む
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はじめに

基礎知識

一般に「化学物質過敏症」あるいは「多種類化学物質過敏症」と呼ばれる病気があります。環境省は「本態性多種化学物質過敏状態」と呼んでいるようです。別名として「本態性環境不耐症」とも呼ばれます。

多種多様な化学物質がほんのわずかに存在するだけで身体が不調をきたす、という(主張がなされている)病気なのですが、その実態については論争があります。

ぶっちゃけた話、一部の医師(「臨床環境医」という人たち、この病気の提唱者)以外の医師からはトンデモと思われている様子。そういう症状と患者は存在するものの、原因は違うんじゃないのか、と。そして、患者(の一部?)はこれに強く反発する、という構図が存在しているようです。

議論の発端

katot1970さんとandou0725さんが化学物質過敏症に言及したところへaoi_azumaさんが登場。さらにcom_zzzzさんも参加したが、ここでaoi_azumaさんは「あなたのことN氏も笑ってましたが」と発言。文脈より「N氏」はNATROMさんのことらしく、ここでNATROMさんから『そんな記憶はない、そのN氏とは誰か』とツッコミ。ここから化学物質過敏症についての対話となりました。

そもそものはじまり

化学物質過敏症について、NATROMさんは今初めて話題にしたわけではありません。以下のページにNATROMさん御自身がまとめておられます。

化学物質過敏症に関する覚え書き
http://members.jcom.home.ne.jp/natrom/CS.html

ところで、実はaoi_azumaさんとNATROMさんの関わりもこれが初めてではなかったようです。

葵東【がれき受け入れ賛成都民】 @aoi_azumaさんとの議論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/5329/1338419306/

yunishioさんの問題提起

 化学物質過敏症をめぐる議論がTogetterでまとめられました。これを見たyunishoさんは、NATROMさんに対して批判的なツイート。

yunishio @yunishio

医学的な評価は分からないけど、患者の訴えに耳を貸さず「トンデモ」呼ばわりするのは、臨床医としての誠実さを疑われると思うなあ。/ NATROM氏の主張『化学物質過敏症は臨床環境医によってつくられた「医原病」だと思う』への批判 http://t.co/3AhgjL7AbM

2013-06-16 06:59:55
yunishio @yunishio

NATROM先生は、このときもそうだったけど「患者の訴えより臨床医の見立てのほうが絶対的に正しいはずだ」という信念をお持ちのようで取りつく島がない、って感じに見える。/ インフォームド・コンセントはパターナリズムを克服できるか http://t.co/lJGVbSlAUU

2013-06-16 07:02:12
yunishio @yunishio

品定めされているのはマジョリティも同じだけど、マジョリティが他人を品定めするときは「自分もまた試されているのだ」という自覚のないこと、または「自分だけは品定めの視線を向けられるべきでない」という確信が、見すごせない特徴ではないかな。https://t.co/Takgw7enRn

2013-06-16 07:28:30

 ただし、NATROMさんはこういうことを言った覚えはない、としています。(NATROMさんの返答を参照)

Ntokunakiさんからの質問

 いや、これは説得かな。通じませんが。前提が共有されていないのかも。

匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 症状に耳を傾ける事と原因を分析する事は別だと思いますが。

2013-06-16 07:28:12
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 同じだとは言っていないですけど。

2013-06-16 07:30:26
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 症状に対してならNATROM氏は充分耳を傾けていると思います。

2013-06-16 07:32:25
yunishio @yunishio

@Ntokunaki それが「充分」であるかどうかは患者が決めることです。

2013-06-16 07:35:30
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 私はそうは思いません。患者の反応を考慮する事と患者の不満を無制限に取り上げる事は違うと考えます。

2013-06-16 07:41:26
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 患者の訴えを「無制限」に取りあげよ、とは誰も言っていません。

2013-06-16 07:42:21
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 患者が満足しなければ不充分ならば患者によっては無制限になるのでは?

2013-06-16 07:44:46
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 患者がもう充分だと納得することと、臨床医が無制限に取りあげることが、あなたにとっては同じことなんでしょうか。いずれにせよ、あなたが「患者が不充分に感じていても、臨床医がもう充分だと考えれば診療を打ちきってよい」とお考えなのはよく分かりました。

2013-06-16 07:49:10
yunishio @yunishio

「従軍慰安婦の証言を聞くことと、それが事実であるかどうか分析することは違う」 「証言はもう充分に聞いた」 「慰安婦の要求を無制限に取りあげることはできない」 これらの言い分に、慰安婦の悲しみに寄りそおうとする意志はまったく感じられない。

2013-06-16 07:51:19
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 患者によると言いました。それと心因的なものとして治療する事と治療を打ち切る事は違います。

2013-06-16 08:01:36
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 充分な検査もせず心因性と見なすことが、診察の打ちきりですね。

2013-06-16 08:02:57
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 検査が充分かどうかは医学的な妥当性をもって決める事でしょう。

2013-06-16 08:05:15
yunishio @yunishio

@Ntokunaki あなたが、そうお考えになることは止めません。それによって、希望をたたれる患者が出てきてしまう事実があるのみです。

2013-06-16 08:07:13
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio それが叶えられるべき希望かどうかは場合によると考えます。

2013-06-16 08:11:08
yunishio @yunishio

患者の訴える苦痛をどう和らげるか、という視点がまったく欠落している。

2013-06-16 08:11:29
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 患者の希望が叶えられるかどうかを決定する権利は、あなたにはありません。

2013-06-16 08:12:28
匿名希・望 @Ntokunaki

@yunishio 患者だけにある訳でもないですよ。

2013-06-16 08:25:19
yunishio @yunishio

@Ntokunaki 患者の希望が叶えられる「べき」かどうかは、患者だけが決定します。患者が望むなら、論ずるまでもなく、それは叶えられる「べき」です。

2013-06-16 08:27:08
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