『言説分析の可能性』を読んでみた。

難解をもって知られる『言説分析の可能性』を社会学の院生さんたちが読んでみたようです。 佐藤俊樹・友枝敏雄(2006)『言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から』(東信堂)  佐藤俊樹「閾のありか」pp.3-25.  遠藤知己「言説分析とその困難(改訂版)」pp.27-58. 続きを読む
11
前へ 1 ・・ 19 20 次へ
岡澤康浩 @okazawa_y

大事なところなのですが、システム系の話はわたしはまったく良く知らないので、あとで誰かに聞くことにしてパスします。

2014-04-16 12:01:13
岡澤康浩 @okazawa_y

エノンセの話になったとたん振り落とされました。

2014-04-16 12:12:45
岡澤康浩 @okazawa_y

エノンセ系の話が理解できたためしがないですね。

2014-04-16 12:12:56
岡澤康浩 @okazawa_y

ちょっと休憩しましょう。

2014-04-16 12:13:05
岡澤康浩 @okazawa_y

エノンセにおいて「使用」が重要であると述べられていますね。北田論文p65

2014-04-17 21:01:02
岡澤康浩 @okazawa_y

「ある歴史の平面において、社会/制度(言説編成)の成り立ちに接続可能な形で使用される言質、あるいは、「社会/制度の成り立ちに接続可能な形で使用される言質である」と考古学者によって認定される《何か》それがディスクール分析の最小単位=エノンセにほかならない」北田論文p65

2014-04-17 21:08:01
岡澤康浩 @okazawa_y

「社会/制度の成り立ちに接続可能な形で使用される言質」というのがなんなのかよくわかりませんが、重要なのはここで「ディスクール分析の最小単位とはなにか」が使用の問題と結び伝いると確認するのは重要な気がしますね。

2014-04-17 21:16:47
岡澤康浩 @okazawa_y

「〈ディスクール分析の最小単位とは何か〉という問いは、考古学者に対してではなく、ただしく歴史/社会に流通する言説の回路にむけられなくてはならない」北田論文p66

2014-04-17 21:18:22
岡澤康浩 @okazawa_y

「エノンセを意味論の縛りから解放した考古学者が、使用へと /強調 接続されることのない/物質に対していかめしい不寛容を見せたとしても、何の不思議もあるまい(中略)当然「手にしうる一握りの印刷活字、あるいはまた、タイプライターの鍵版のうえに示された諸文字は、言表を構成しない」。」

2014-04-17 21:30:14
岡澤康浩 @okazawa_y

「「それらはたかだか、言表を書きうるための道具である」。」北田論文p66 (引用中の引用はキットラーから)

2014-04-17 21:30:21
岡澤康浩 @okazawa_y

これはおそらくこの論文の核心的な主張だと思うのですが、よくわかりませんね。

2014-04-17 21:31:18
岡澤康浩 @okazawa_y

そして急激に体調が悪化してきたので休憩しましょう。

2014-04-17 21:33:44
岡澤康浩 @okazawa_y

花粉症ってこんなにつらかったっけ・・・。

2014-04-17 21:44:45
岡澤康浩 @okazawa_y

動画や音声を記録できるようになる前の世界と、なった後の世界でテクストを書くこと/読むことの意味が変わるというのはそうだと思いますね。

2014-04-17 22:49:39
岡澤康浩 @okazawa_y

問題は、それがどうしてそんなにも重要なのか、という点ですね。

2014-04-17 22:49:51
岡澤康浩 @okazawa_y

まず、ひとつにはこれは他の研究への批判だという点があります。つまり、そういうことを簡単に無視して行っている研究が現にある。

2014-04-17 22:50:59
岡澤康浩 @okazawa_y

そしてなぜそれが問題かというと分析者が対象とは無関係に勝手に状況の定義をもちこむことへの批判がある、ということだと思うんですね。

2014-04-17 22:51:57
岡澤康浩 @okazawa_y

北田論文の最後で述べられている次の主張はそのように読めます。

2014-04-17 22:52:20
岡澤康浩 @okazawa_y

「ルーマンの精力的な仕事によって「「社会学的分析の最小単位」を分析者がアプリオリに定めることの不可能性」を無視することができなくなった社会学者が、キットラーをどのように受け止めていくことができるのか」

2014-04-17 22:56:02
岡澤康浩 @okazawa_y

オートポイエーシスが何か良く分かりませんが、たぶんこれは研究対象がいかに自己の論理に従って自己自身の活動を組織しているのかを描こうぜ、という主張ですよね。その活動を可能にしている論理を無視して分析者である社会学者が勝手に枠組み押し付けるの良くないよね、って話ですよね。

2014-04-17 22:58:20
岡澤康浩 @okazawa_y

まあ、そこまでざっくりいうとわかる気がしますね。

2014-04-17 22:58:35
岡澤康浩 @okazawa_y

システムがオートポイエーシスするんですか?

2014-04-17 23:00:16
岡澤康浩 @okazawa_y

もういやだ、ルーマン。

2014-04-17 23:00:22
岡澤康浩 @okazawa_y

ともあれ、キットラーの話はそれとよく似た話としてあげられていますね。

2014-04-17 23:07:06
岡澤康浩 @okazawa_y

なのでそのようなものとしてキットラーが何をどう言っているのかを追跡すれば、おのずとこの論文の確信が理解できるはずでしょう。

2014-04-17 23:07:44
前へ 1 ・・ 19 20 次へ