マヨネーズからサルモネラまで ~お料理と科学シリーズ~
15年ぐらい前だったろうか?卵を入れて混ぜるだけで、簡単自家製マヨネーズが作れます的な製品があってテレビCMもやってた。なんて命知らずな製品をと恐れおののいたが、製品として市場に定着せず消えて行った。良かった。
2014-06-27 08:43:03@ohira_y @Butayama3 @Ikko_Yoshida マヨネーズって腐らないイメージがあったから食中毒の定番なんて知らなかったなあ。
2014-06-27 09:12:15@kobonona @Butayama3 @Ikko_Yoshida 市販品は問題無いのですが、自家製はサルモネラ食中毒がたびたびおこっています。
2014-06-27 09:22:04@ohira_y @Butayama3 @Ikko_Yoshida でも市販品でもまだあったかいご飯のとなり詰めたブロッコリーとかに直接絞って、蓋閉めて数時間ってのはあまりよろしくないでしょう?大丈夫なのかな?
2014-06-27 09:24:00卵を割りおくことが、家庭に限らずサルモネラ食中毒の定番。自家製マヨネーズでは、酢による菌増殖の抑制がうまくできずに食中毒となってしまう。
2014-06-27 09:24:19@kobonona @Butayama3 @Ikko_Yoshida 市販品だと、サルモネラのリスクは無くなって、他のものと和えた場合にマヨネーズが他の食品にいた菌の栄養源になる恐れがある。ボイルしたブロッコリーなら大きな心配はないと思いますが。
2014-06-27 09:26:45@kobonona @ohira_y @Butayama3 お弁当にどうしてもマヨネーズを使いたかったら、市販の小袋入りをお弁当と別に持って行く方が安全ではないでしょうか?
2014-06-27 09:28:06@Ikko_Yoshida @ohira_y @Butayama3 そうですねー。最初からパックしてある小分けのものが安全ですね。
2014-06-27 09:29:04@Ikko_Yoshida @kobonona @Butayama3 マヨネーズで和えることによるph調整効果も期待できなくはないのですが、作る際の汚染もあるし、なかなか一般論とはいかない。
2014-06-27 09:33:39ちょっと話を戻します。
マヨネーズが腐りにくいその理由とは。
マヨネーズがくさりにくいのは、pHが低いので菌が生えにくいのと、あと水分活性が低いというのも、理由にあったはず。そこらへんの管理がきっちりやってある&材料を無菌的に扱うのが、市販品が食中毒を起こしにくい理由。なので、ほかのものと混ぜてpHや水分が高くなると、市販品でも腐る。
2014-06-27 08:34:35@Butayama3 水分活性が低いと言うのは、自由になる水が少ないから、ということだよね。
2014-06-27 11:36:15@Butayama3 「PHが低いから菌が」というのはあれか、PHが低いと増えることができない菌が腐らせるということなのかな。
2014-06-27 11:38:00pHが低いということ
@Butayama3 「pHが低くても死なない菌」と「pHが低くても増える菌」がいて、後者の方が、より酸に強いと言える。あとは「どのくらいのpHまで死なないか」「どのくらいのpHまで増えることができるか」という違いと。世界にはものすごい酸に耐える菌もいるけど、普通の環境は(続
2014-06-27 11:42:22@Butayama3 承前)僕らが暮らしてる普通の環境だと、pH1とか2とかの強酸性のところは*少ない*から(胃の中くらい)、大体pHが5くらいのあたりが「菌が酸に強い/弱い」というときの目安になることが多いかな。で、そのくらいでも「死なない」食中毒菌としてはO157が代表的。
2014-06-27 11:44:58