- kisopsy_kun
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本当はもっと複雑色々なのですけどね…(*・◡・;) 絶対音感持ちの方の違和感を減らすためか、現代古楽では便宜上、A440から半音単位でずらしたピッチを採用することが多いですよね。 RT @lutenist_koide ヴェルサイユは409・・・
2014-07-21 16:45:14ここから少し脱線して,絶対音感の話。
@kisopsy_kun @APbot_ そもそも、原理的には絶対音感は平均律以外では存在できないのよ。純正率や中全音律になったとたん、絶対音感の人たちにとっての「前提」が崩れ去るわ。
2014-07-20 15:01:23むじかさんの仰った“絶対音感の人たちにとっての「前提」が崩れ去る”twitter.com/soundofphysics…とは、音律よりもむしろ、基準ピッチがA440という「前提」が実は「絶対」ではなくて「相対的」なもの…という、現代の常識を覆す音楽史・古楽界の話が重要かもですね。
2014-07-21 15:06:32@kalen_kirche んー。それもあるけど、うちは平均律以外だとキーによって調律が変わるから相対的な調律スケールになる…と言う意味で言ったわ。
2014-07-21 15:13:20それももちろんありますが…さらにマニアックな領域に踏み込んじゃうので、音高の話で一旦休憩しますね(*・◡・;)ゞふぅ… RT @soundofphysics んー。それもあるけど、うちは平均律以外だとキーによって調律が変わるから相対的な調律スケールになる…と言う意味で言ったわ。
2014-07-21 16:21:03@soundofphysics @kalen_kirche 絶対音感の精度という観点で考えると、実用的にはどの音律でも音名の認識には大体問題ないですね。勿論他にも問題はありますし、もっと細かい話をすると五十三平均律とかが出てくるので、自重します。
2014-07-21 16:54:24@APbot_ @soundofphysics 違和感はあっても音名認識はできる感じですよね。 それより恐らくむじかさんのお話の胆は、絶対音感を前提とした「調性格」の問題でしょう。 本来の古典的な調性格論は不等分音律を前提とした話なので、平均律の上ではそもそも成り立たないし…
2014-07-21 16:59:25@APbot_ @soundofphysics 現代の絶対音感と平均律を前提とした調性格は、共感覚の一種かと思われますが、その前提は「調・音階と絶対音高との相対性」を持ち出すと根元から崩れちゃう…という(*・◡・;)
2014-07-21 17:01:38@kalen_kirche @soundofphysics お堅い話ばかりですが、もう一つお許しを。確かに平均律では調性の雰囲気というのは存在しないはずです。でも現実には有ると言う方がいます。過去の曲の記憶の積み重ねや楽器の音域が原因という説がありますよ。
2014-07-21 17:05:49@APbot_ @kalen_kirche まさか、53平均律が出てくるとは思ってなかったわ…。。。その次元の分解能を持ちつつ少々音律が変更になっても実用上支障がないとなると、うちが立ててた仮説がちょっと変わってくるわ…。。。
2014-07-21 17:06:22@soundofphysics @kalen_kirche 今すぐ論文を出せばしないのですが、53平均律の各音を聞き分けられる精度の人の存在が報告されていたかと。明らかに少数派てすけど。
2014-07-21 17:08:51@APbot_ @soundofphysics その話をしだすとさらにさらにマニアックな領域ですし、調性格論という多くの人が信じているものを理論的にぶっこわしちゃうえげつない話で、荒れやすいですから…オフ会かSkypeオン会の時にでも学術たん同士で秘やかかつ熱く語りましょう…♪
2014-07-21 17:09:31@APbot_ @kalen_kirche そんなほいほいいても困るわよwwwいずれにせよ、こちらの立ててた前提が覆ることに違いがないわ。絶対音感…侮りがたし…学際的に研究するしがいがありそうね…。。。
2014-07-21 17:11:40@soundofphysics 私のフィールドワークの経験では、意外と適応力ある人が多いですよ。これは分解能と多少独立した話で、分解能が高いのに適応力が高い方もいます。割りきって12平均律についていける人です。他にも適応力について考察した論文が…(需要があれば
2014-07-21 17:18:34@APbot_ 音程感覚に対する適応力は基礎心理学くんも交えて考察したいところね。物理屋の悲しいところではあるけれど、はっきりさせたいところとして人間の認知における「分解能」と「音程に対する適応力」の定義(厳密には測定方法の定義)から固めていきたい所ね。
2014-07-21 17:23:08@soundofphysics 適応と弁別を区別して測定できるかも悩み所てす。適応出来ているという主観的な話を神経科学以外の簡単な方法で観察するにはどうすれば良いやら…
2014-07-21 17:26:03@APbot_ そう、そこなのよ。物理的に発信している音程に対する検証はうちでも可能だけど、受信する人間(認知する人間)に対する検証方法はおそらく心理学のほうが発達してるのよね。だから、ここは基礎心理学くんの出番かなーと。
2014-07-21 17:28:35@soundofphysics @APbot_ 比較的低次のレベルにおけるピッチの知覚にまつわる話なら分かるけど,高次なものになると少し勉強不足だから,ちょうど良い機会だしいろいろ調べてみようかな。
2014-07-21 17:26:33@soundofphysics @APbot_ (蝸牛のレベルではピッチ情報は連続量として符号化されていると思うので,平均律や純正律における音程の弁別ということになると,もう少し高次の話になるのかな?)
2014-07-21 17:30:56@soundofphysics @APbot_ 妄想だけど,入力されたピッチ情報を「解釈」するための高次の認知機能の違いとして説明できそうだ!
2014-07-21 17:33:31@soundofphysics 問題はその「高次の認知機能」というブラックボックスの中身なんだけど,面白そうだから,一応調べてはみるよ。あんまり期待しないでね…?
2014-07-21 17:36:21