「書泉グランデ」への批判を巡る議論(野間易通氏 vs 青識亜論)

「書泉グランデ」担当者が桜井誠氏の『大嫌韓時代』に販促POPを書いたことに関する批判・不買運動をめぐり、野間氏と議論を交わしました。
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C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue もちろん。しかし今回、「マイノリティの書籍」云々は関係がない話です。それになぞらえれば《マジョリティの書籍を「販促した、陳列した、販売した」ことを問題として、マジョリティが不買運動を展開》しているのですが、何か問題があるのでしょうか。

2014-09-30 09:59:37
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn 私は、問題があると考えています。あなたはマイノリティの表現の自由を擁護する立場かもしませんが、私はマイノリティもマジョリティも、どちらも表現の自由が保障されるべきであるとする立場です。マイノリティの表現の自由が保障されればそれでよい、とは思いません。

2014-09-30 10:05:40
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue つまり、あなたは「立場をひっくり返せば」と言いながら、全然ひっくり返せていないということです。その前提が間違っているから、すべてを間違う。

2014-09-30 10:00:16
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue 《取次や書店が営業的判断から特定の本を扱わない》ことが表現の自由を侵害しないのであれば、差別的な本の内容を差別的な言葉で宣伝した書店がボイコットを呼びかけられた結果も書店の営業的判断なのであり、あなたの口出しすることではないでしょう。

2014-09-30 10:04:01
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn いいえ。思想の自由市場は、あくまで「表現物の最終消費者が無数の思想の中から選択・判断する」ことで健全に機能するものであって、取次・書店は思想の判定者でも表現者でもないのです。

2014-09-30 10:08:47
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue マジョリティ/マイノリティという対立項を持ちだしているのは一貫してあなたのであって、私ではありません。私も「どちらも表現の自由が保障されるべき」だと考えており、今回の不買運動でも「マイノリティの表現の自由」には言及していません。

2014-09-30 10:09:32
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue 「取次や書店が営業的判断から特定の本を扱わないのは、必ずしも表現の自由に反する問題だとはいえ」ないのだから、「取次・書店は思想の判定者でも表現者でもない」は何に対する反論にもなっていません。

2014-09-30 10:10:43
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue 「取次・書店は思想の判定者でも表現者でもな」く、その「営業的判断から特定の本を扱わないのは、必ずしも表現の自由に反する問題だとはいえ」ないのであれば、書店に対する不買呼びかけが表現の自由への攻撃だと言える要素は一切なくなります。

2014-09-30 10:12:03
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn ですから、たとえばマジョリティが取次や書店に働きかけ、マイノリティの書籍が排除される状態は、マイノリティの表現の自由が十全に保障されているとはいえませんし、それがマジョリティ同士の作用であっても、同じことです。

2014-09-30 10:10:19
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue マイノリティの場合でもマジョリティの場合でも同じなら、マイノリティ/マジョリティという対立項をわざわざ持ち出す意味がないでしょう。論点が拡散するだけなので、その対立項抜きで話を進めてください。

2014-09-30 10:13:12
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn それでは、繰り返しになりますが、私は流通過程は表現者と消費者の媒介物に過ぎず、そこを攻撃するべきではないと考えています。それは、「○○の著作への販促(陳列・販売…)をやめろ」という主張は、○○の中身がマイノリティであれマジョリティであれ、表現の自由を抑圧するからです。

2014-09-30 10:20:13
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn もちろん、私はそういった言説もまた「表現の自由」で守られるべきだと考えますから、法的に規制しろというふうな主張はいたしません(最初から法的な次元の話はしていないのです)。ただ、そういった言説は批判の対象になると考えます。

2014-09-30 10:21:06
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue 我々の主張は不特定多数の書店利用者に対しての「ヘイト書店での買い物をやめよう」であって、書店に対する「○○の著作への販促(陳列・販売…)をやめろ」ではありません。

2014-09-30 10:25:03
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn すみません、どう違うんでしょう? 「○○の著作への販促(陳列・販売…)」をしたことをもって、ある書店へレッテルを貼り、「あの書店は○○(売国でもヘイトでもかまいません)だから買い物をやめよう」と運動することは、○○の表現の自由を抑圧しているとは言えないのですか?

2014-09-30 10:27:57
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue まず「表現の自由への攻撃」云々は常に「法的な次元の話」です。不買運動もまた「表現の自由で守られるべき」であるなら、あなたの批判もまた我々の表現の自由を抑圧し、萎縮させることになる。

2014-09-30 10:27:51
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue すなわち、表現の自由を論じるときに法的な観点を抜いたり避けたりすると(本来その時点で矛盾)、こういうわけのわからない結果になり、あなたは批判の根拠を失います。自分は批判するが他人の批判は表現の自由への攻撃と言っているだけになるからです。

2014-09-30 10:29:04
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue あなたが書いたとおり、それもまた「表現の自由で守られるべき」なのだから、単に表現と表現のぶつかりあいにすぎないでしょう。そのうちのどれかだけを抜き出して、「表現の自由への攻撃」というメタなレベルに昇華させることはできない。

2014-09-30 10:30:42
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn それでは、○○の中に仮にマイノリティ集団が入ったとしても、それはマイノリティ集団の表現の自由への抑圧ではないと考えてよろしいですか?

2014-09-30 10:33:10
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue すでに答えてあります。twitter.com/kdxn/status/51… あなたが「マイノリティイでもマジョリティでも同じ」と言った通り、ここを著者の属性で考える意味は、全くない。なぜ自分の前言を否定する仮定を繰り返し持ち出すのですか?

2014-09-30 10:35:28
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn そうですか。そうであるなら、何も申し上げることはありません。私は、マイノリティの著作を販促・販売した書店が同じような批判・攻撃を受けたときに、「「表現の自由」で擁護できない」ことを懸念して↓と言っただけだからです。 twitter.com/dokuninjin_blu…

2014-09-30 10:39:09
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn 私は「表現の自由」の基礎として流通過程は聖域化するべきだと考えておりますので、もしネトウヨが同じような運動をしていたならば、「表現の自由」を根拠に反対するでしょう。

2014-09-30 10:40:30
青識亜論(せいしき・あろん) @BlauerSeelowe

@kdxn しかし、これまでの議論をかんがみると、野間さんは少なくともその論拠は取れない。「ヘイトである」という一本で攻めるしかない。しかし、「マイノリティの著作を取り扱った書店への不買運動」は単にそれだけではヘイトではありませんから。

2014-09-30 10:42:16
C.R.A.C. @kdxn

.@dokuninjin_blue 《同じような攻撃に対して整合性をもって反論することはきわめて困難》どころか、あなたは自己論駁を繰り返して反論できなくなりましたよね?つまり「整合性をもって反論することはきわめて困難」なのは不買運動をしている側ではなくあなただったということです。

2014-09-30 10:41:39
C.R.A.C. @kdxn

@dokuninjin_blue その場合に「表現の自由」を根拠にすることは、今のあなたのような非論理と自己矛盾を招きます。多くのリベラルがその陥穽に落ちたままですが、「サブカル」的価値相対主義からそろそろ抜けださなければいけませんね。

2014-09-30 10:43:59
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