「ヘイトスピーチとレイシズムを考える-マルク・ブロック『歴史のための弁明』を手がかりに」のまとめ

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@IMA_channel → 「新自由主義となった日本社会、貧困と格差が大きくなる。社会内の「関心」が低下し、提示された「敵」のイメージに簡単に飛びついてしまう。その敵は中国であったり北朝鮮であったり、韓国だったりする。」 →

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@IMA_channel → 「加えて、自己責任論が信奉された結果、子供のときから失敗は「自分のせい」と抑圧されてきた。耐えられなくなった人々はスケープゴートを求め、自分より弱そうなものを狙う。「権利の主張は『ずるい』」」 →

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@IMA_channel → 「その他にも、『日独枢軸』へのノスタルジーが広がる社会。ヒトラーの生誕祭など。政治でも麻生副総理の「ナチスの手口」や、山谷公安委員長はじめ、自民党内とネオナチとのつながり。」 → pic.twitter.com/OinSJRIESb

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@IMA_channel → 「反知性主義の極みだ。国連は枢軸国と戦った連合国と同一であることを忘れている。」 →

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@IMA_channel → 「あるジャーナリストは国連憲章には「民主主義」が無いといって、国連を非難した。しかし、ナチスも大日本帝国もファシストも民主主義を標榜していた。だから「民主主義」を使っていない。」 →

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@IMA_channel → 「しかし、国連は民主主義を標榜している。これは常識。このようにいまの日本は『常識』を軽視しすぎている」 →

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@IMA_channel → 「「歴史修正主義」＝「記憶の暗殺者」。これは表現の自由、思想の自由ではない。歴史修正主義には被害者視点が決定的に欠けている、セカンドレイプと同じ。欧州では基本的な考え」 → pic.twitter.com/Q1bqc9SN4F

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@IMA_channel → 「欧州での歴史修正主義の歴史。1968年西ドイツ。戦後復興をした世代である「父親」との決別、復興したかもしれないが、ナチスを生み出したのも彼らだ。」「しかし同じ時代の日本はまったく逆。マザコンという言葉が流行っていたような時代」 →

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@IMA_channel → 「ドイツのこの取り組みは欧州に波及し、フランスやポーランドにも広がる。自虐ではない批判としての歴史。その結果、ドイツの若者は、自国も加わったにもかかわらずアメリカのイラク攻撃も批判した、「アメリカもナチスも国防を理由にした」。」 →

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@IMA_channel → 「ブロックと矛盾するようだが「歴史に真実はない」というマルク・フェロー。フェローは「歴史が国民をゆがめる」と述べる。」 → pic.twitter.com/PECdX9nLjX

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@IMA_channel → 「例えば南アフリカは「白い歴史」を教えていた。これをフェローは批判。同じようにフェローは日本の歴史教育も批判している」 →

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@IMA_channel → 「自国・自民族中心の歴史を見直していくということが欧州で起こっている。」 → pic.twitter.com/p2xVQFImPR

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@IMA_channel → 「日本でも同じ動きが起こっている。一衣帯水・共感共苦という言葉のように共通の歴史教科書作りが民間で進んでいる。例えば『未来をひらく歴史』など」 → pic.twitter.com/Z3BLXdK7ad

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@IMA_channel → 講義時間がなくなってきたのでステファン・江セルと朝河貫一は簡潔な紹介に。 → pic.twitter.com/5usnt7NfJO

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@IMA_channel → 「一番大事なのは『真実に忠実』であるということ。ブロックは真実を愛した。」と木戸准教授。 木戸准教授の講義はここで終了。ここから質疑応答へ。 →

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@IMA_channel → 質問者1。「ブロックはユダヤ人であったとのことだが、ここで木戸さんにマルクスの唯物史観とユダヤ教関係について教えてほしい。」 →

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@IMA_channel → 木戸准教授「唯物史観とユダヤ教の関係は私もよくわかりません。しかし、関係はないのではないのかと考えています。ユダヤ教という宗教と学問はあくまで別次元であると思います。」 →

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@IMA_channel → 質問者2「カウンターが隆盛したことによって在特は抑え込まれてきている。一方、先日イスラム国に参加しようとした学生がいて事件になった。新たな受け皿になる恐れを抱いている。イスラム国について木戸さんの意見を伺いたい」 →

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@IMA_channel → 木戸准教授「イスラム国についても残念ながら私にはよくわかりません。しかし、日本だけでなく世界中から参加者が後を絶たず、私の専門であるドイツからもたくさんの参加者がいる。これは世界中が不寛容になったいるからではないのか。」 →

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@IMA_channel → 「そして若者たちがテロに参加しようとすることへのアプローチはドイツ政府はじめ各国政府も見出せていない。そのような中でまずは原因究明が重要ではないのか。」 →

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@IMA_channel → 「例えば、イスラム国の源流をたどっていくとイラクが侵略されたことに行き着く。同時多発テロから狂ったのではないのか。また、ブロックが守ろうとしたフランス共和制も現在までイスラモフォビアを払拭できていない。」 →

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@IMA_channel → 「例えばアラブ系の学者がフランス語の名前で論文を出したときとアラブ語の名前で出したときの場合、扱い方に差ができているのは事実。これは日本でも疑問である。このように先進国ではイスラムへのとらえ方にまだまだ壁がある。」 →

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@IMA_channel → 「しかし、イスラム国を見るのと同時に先進各国も自らを省みる必要がある。たとえばアメリカは独立戦争によって建国され、イスラエルも武力によって建国した。これらはいまのイスラム国とどう違うのか。そして先進各国はこのような自己洞察も必要である。」 →

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@IMA_channel → 質問者3「在特のような歴史修正主義者に今日のような木戸さんの講義を聞かせて改めてほしい。そのためにはどうすればいいのか」 →

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@IMA_channel → 「木戸教授「私も教えてほしい。歴史修正主義に染まった者は「真実」に忠実ではない。だからそもそも「対話」が成り立たない。「対話」が成り立たない相手には刑罰もひとつの手ではないのか。」」 →