戦国期の剣術は本当に「介者剣術」だったのか?
そのあたり@k_hisane さんの室町時代の行動倫理あれこれtogetter.com/li/476344 と当時身分問わず帯刀していた事実から剣術は合戦の技では無いという推測は出来ると思うのですが@ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU
2015-02-23 01:53:33.@k_hisane @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU 合戦の技ではない、ではなく、合戦で使う事を主とした技ではない、でした。
2015-02-23 01:55:52.@inuchochin @ttswordfish @kisuiHAIGOU 他にも研究とかやってないのかなーとCiNiiで探ってみたら、出てきたのが加藤先生の論文で、しかも新陰流を調査して、とあるので、参考にならんような気が…(PCで見られなかったので確言はできませんが
2015-02-23 01:46:21.@inuchochin @ttswordfish @kisuiHAIGOU あと、兵法の普及率を考えても「鎧着用を前提にした」というのは妙な感じがするんですよね。いわゆる介者剣術の説明で挙げられる鎧って、少なくとも徒歩武者クラスが前提で、軽装の足軽雑兵は全然考慮されてませんし。
2015-02-23 02:01:08.@inuchochin @ttswordfish @kisuiHAIGOU 戦国期の兵法って、別に武士だけが習うものでもなかったというか、そもそも武士以外も普通に刀持ってる訳で、その辺でも「剣術は武士の表芸だ」→「だから合戦時は鎧着て使ってたのだ」みたいな後世の視点っぽいなーと
2015-02-23 02:05:18.@k_hisane @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU 何度目の言及か忘れましたが(笑) まさに戦国時代に生きた疋田文五郎が自身の編み出したある技について「様々な剣技に勝る技だが合戦場において利が少ない」と書いてますからね。
2015-02-23 02:06:59.@inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU この辺、刀は戦場で使われなかったとか、二刀流は役に立たないとかと同じカテゴリに入れていいかもですねー。なのでこの画像をぺたしと pic.twitter.com/wZDk16MVbE
2015-02-23 02:10:33.@k_hisane @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU わざわざ合戦について別記するという事は、合戦以外で主に使われた事の証だと思うんですよ。
2015-02-23 02:08:53.@inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU でしょうね。でなきゃそもそも技として残るとは思えませんし。
2015-02-23 02:13:24@inuchochin @k_hisane @ttswordfish @yatsuyaguruma 五輪書では地の巻で兵法が合戦で使えることを強調していますけど、書き方からしても合戦と兵法は別みたいにしてますよね。
2015-02-23 02:11:58.@kisuiHAIGOU @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma 「大体どこでもそれなりに使えるのが太刀のいいところだ」と言ってますしね。同じ文中で、槍や弓は合戦の道具だとも言ってますし。
2015-02-23 02:24:42@k_hisane @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU 室町時代の記録に蹴鞠とか歌と並んで兵法(剣術)が出てくるので、そもそも芸事、習い事の類いとして広まったんだと思いますしね。
2015-02-23 02:28:59.@inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma @kisuiHAIGOU 兵法者と武士もイコールしてなかったでしょうしね。まあ、それは後代でも一緒ですけど。
2015-02-23 02:33:26@k_hisane @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma 二刀一流とあるけど(合戦で)二刀で戦うわけではないよ!片手遣いは合戦で役立つよ!と。だけど水の巻では二刀技法の解説をしてる。武蔵は兵法は戦場働きに応用できると主張しているわけですね
2015-02-23 02:30:26.@kisuiHAIGOU @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma そこら辺は武蔵の兵法者であり武士でもあった矜持からの発言なのかなー、と書いたところで「武士なら兵法やろう!な!」と熊先生みたいな絵面の武蔵が脳内再生されておおうと。
2015-02-23 02:40:25@k_hisane @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma 地の巻って武蔵の兵法論であるけど、尽きるところはポジショントークなんですよねー。自分は強い兵法者→兵法ってこういうの→武士は兵法するべき→兵法は戦場で役立つよ!という具合の
2015-02-23 02:47:03おまけ
.@kisuiHAIGOU @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma で、その辺のネタも絡めた話を今週スレに投下しようと思ってたのですけど失敗したので、来週頑張るです。はい。
2015-02-23 02:42:32@k_hisane @inuchochin @ttswordfish @yatsuyaguruma やる夫柳生…楽しみに待ってます!
2015-02-23 02:47:26合戦と兵法者の話だと、「実際に合戦に出て働いた兵法者」である石舟斎と、その倅である「過渡期の兵法者」である宗矩と、さらにその子である「参陣経験のない兵法者」である十兵衛の、それぞれの伝書の比較とか面白いで砂。そのうち自分でもやってみようかしらん。
2015-02-23 02:54:41