軍隊人事の難しさ
銀英伝と真逆ですね @xiaoke_As 平凡な結論になりますが、結局バランスですねぇ。『韓非子』あたりに「戦功には、昇進ではなく、爵位や金銭を以て報いろ。戦功を立てる能力と、上位の職位に必要とされる能力とは別物であることが多いから」みたいな警句があったように記憶しています。
2015-11-28 19:11:14@sweets_street そゆときは、課付係長みたいに役は付けるが、部下はないし、編成的に員数外扱いするのが習わしです\(^o^)/
2015-11-28 19:25:25ナントカ付きを増やし過ぎると、それはそれでややこしいですし…… RT @marman_band そゆときは、課付係長みたいに役は付けるが、部下はないし、編成的に員数外扱いするのが習わしです\(^o^)/
2015-11-28 19:35:04@marman_band @sweets_street そういう人はヘタに扱うと暇もてあまして変なことするので。た連隊付中佐で変な運動にかぶれて陸軍省の軍務局長をぶった切った人がいました(w
2015-11-28 19:37:58@tsukasafumio @sweets_street まぁ、変な事をするから組織付の部下無し管理職になるんだけどね(;´Д`)←過去にあったことを思い出しながら
2015-11-28 19:41:38インパールの牟田口は元来は皇道派の官僚的軍人で、佐官時代はほとんど現場部隊を経験していません。皇道派時代に庶務課長という参謀人事を扱う部署で羽振りを利かせましたが、皇道派失墜後に中国に飛ばされ盧溝橋事件に遭遇してます。
2015-11-28 19:04:26@sweets_street 現代同様、平時の予算不足という問題に行き着くわけですが、物的資源から「次の戦争」を考えて満州事変を起こしても、人的資源からの総力戦準備には手が回らなかったようですね。
2015-11-28 19:26:06人事教育にも戦略が必要って話ですね @tsukasafumio 現代同様、平時の予算不足という問題に行き着くわけですが、物的資源から「次の戦争」を考えて満州事変を起こしても、人的資源からの総力戦準備には手が回らなかったようですね。
2015-11-28 19:35:53@sweets_street 日中戦争初期に編成された特設師団は下級将校も後備役で編成したものだから、現場の小隊長中隊長は中年の先生や会社員だったそうです。それが召集されて殺気だった東京下町の肉体労働者を率いて上海で地獄の火蓋を開く羽目になった。
2015-11-28 19:31:41上も下もスカスカだったんですね @tsukasafumio 日中戦争初期に編成された特設師団は下級将校も後備役で編成したものだから、現場の小隊長中隊長は中年の先生や会社員だったそうです。それが召集されて殺気だった東京下町の肉体労働者を率いて上海で地獄の火蓋を開く羽目になった。
2015-11-28 19:36:57盧溝橋前には17個しかなかった師団長ポストが日米開戦時には50個を超え、終戦時には200に達していました。この間は十年もありません。師団長という最高級のエキスパートを、十年で十倍にするというのは常識的にも無理があったわけです。
2015-11-28 19:18:05@sweets_street そいで統制効かなくなった部隊が損害出すとかアレやらかすとか問題になって、陸士出身のプロや幹候出身の若い予備士官とかと混ぜた人員配属というところに落ち着いたようです。
2015-11-28 19:42:00いろいろ批判される日本の士官教育も部隊長育成の点ではそれなりに有効だったんですね @tsukasafumio そいで統制効かなくなった部隊が損害出すとかアレやらかすとか問題になって、陸士出身のプロや幹候出身の若い予備士官とかと混ぜた人員配属というところに落ち着いたようです。
2015-11-28 19:48:24@sweets_street 赤城先生が訳された「コマンド・カルチャー」読んで戦間期ウェストポイントのアレさを知ると、下級将校の養成について日本の陸士はそれほどひどくは無かったとは思います。
2015-11-28 19:54:16下級将校については「教育は悪くなかったけど、教育を受けた人を揃えられなかった」ってとこですか @tsukasafumio 赤城先生が訳された「コマンド・カルチャー」読んで戦間期ウェストポイントのアレさを知ると、下級将校の養成について日本の陸士はそれほどひどくは無かったとは思います
2015-11-28 20:05:09@sweets_street そういうとこだと思います。あと本職の陸軍士官学校も予備士官学校も「すぐ投入できる下級将校の速成」という割り切りができなくて、対ソ一辺倒の戦術教育の切り替えが遅れたり。
2015-11-28 20:11:13質はいいけど切り替えができない。今でもよくある話すぎて身につまされます @tsukasafumio そういうとこだと思います。あと本職の陸軍士官学校も予備士官学校も「すぐ投入できる下級将校の速成」という割り切りができなくて、対ソ一辺倒の戦術教育の切り替えが遅れたり。
2015-11-28 20:13:33軍拡と人材の問題はドイツ国防軍にもありました。1930年台前半に中佐・少佐クラスだった人が師団数の増加に伴ってどんどん昇進し、ほんの4,5年で将官になってます bit.ly/1IoYoUt
2015-11-28 19:32:15そういう背景が30代の佐官量産に繋がりましたね @tsukasafumio ドイツ国防軍の場合はヴェルサイユ体制がありましたから、日本以上に深刻な部分がありましたよね。一次大戦経験者の再招集で佐官クラスの不足をしのぎましたが、この層があらかた損耗した後半になると総崩れになります
2015-11-28 19:43:50米軍はもともとそういう軍隊ですよ。平時の階級は低く抑えて、戦時にはガンガン昇進させる。戦功がない人を二階級昇進させて新設部隊の長にするなんてのも珍しくないです @sadasaku パットンやアイゼンハワーの軍歴を見ると戦争突入以降昇進が急に早くなりますね。
2015-11-28 19:45:33たしかに戦争なんていつ起きるかわからないのですから、いつ起きるかわからない事態に備えて物や人を余らせておくにも限度はありますね。平時にも肥大化した軍組織は腐敗や硬直化の温床になりますから、そいが非常時に有効に機能するとも限らないし。
2015-11-28 19:49:01@sweets_street @tsukasafumio 昭和20年2月8日の日本戰爭指導班の日誌に、ソ連は部隊長の年齢が若いのが強さの祕訣と結論してゐます。データは『ソ聯:聯隊長23~20才 旅團長30才代 師團長40才代 軍司令官40才代 方面軍司令官40~50才代』
2015-11-28 19:52:32