高広伯彦さんによるネイティブ広告に関する公開講義2

高広さん @mediologic がネイティブ広告を中心としたインターネット広告について参考になる情報をツイートされたので、まとめてみました。 ※第一弾はこちら http://togetter.com/li/968296 です。 【注意】 興味深いと思った内容を全てまとめているので、かなり冗長になっています。 講義的な内容だけを読みたい場合、1ページ目だけに目を通すと効率が良いです。
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Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic FTCは枠もコンテンツもまとめてAdと扱ってますし、当該記事もNativeAdの一種としてSponsoredContent、NativeContentを扱ってます。IABもCustomeAdとしコンテンツを扱っているかと。

2016-05-02 17:59:28
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic いずれにせよ、規制側と配信側などプレイヤーごとに定義が異なるのは仕方ないところで、それの違いを前提に議論を整理しながら「理想的なネイティブアド」を業界全体で追えればいいのでは、と思う次第です。

2016-05-02 17:59:46
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa Custom Adってコンテンツのことじゃないんですよ。ネイティブ広告のスタンダードフォーマットにはハマらない、ある媒体独自のユニークなフォーマットのことを指すんです。わかりにくいですよねこれ。この場合のcustomって言葉はアドサーバー用語に近いので。

2016-05-02 18:02:04
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa また記事見出しは native ad の中で sponsoredcontentなどを扱ってますが、文中に ad / content と分けて記述があるニュアンスを汲みとっていただければと。実際はsponsored contentとad枠はセットで売られてるので

2016-05-02 18:03:23
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa つまり、IABもそうだし、JIAAもそうだし、そして業界のフロントランナーはその方向で動いています。ただし、免許規制や大資本が必要な従来媒体業界と違って媒体立ち上げが簡単なネットの世界では、数も多けりゃ色んな人がいるので大変であります。

2016-05-02 18:04:57
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic そこは何となく分かるのですが、広告枠を売買/出稿する立場からみた「UXを阻害しない」ネイティブアドと、読者/規制側から見た「記事/見出しと同じ体裁の」ネイティブアドの定義が異なるのはどうにも致し方ないところで、(続)

2016-05-02 18:07:49
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic その定義の違いを正すより、その違いを前提に(許容して)議論を進めた方が建設的では、と思った次第です。生意気いってすみません。

2016-05-02 18:10:04
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic 「枠」と「コンテンツ」という意味なら、仰る通りです。枠(例えばインフィード広告)も、対となるスポンサードコンテンツも、「UXを阻害しないことを狙う」「関係性の明示が重要」という点は同じなので。

2016-05-02 18:16:11
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa これはTwitterでは説明しにくいですね。「定義が異なるのは致し方がない」ということについて、定義の混乱を起こしてるのが業界側でそれが結果として定義(というより”解釈”のほうが正しい)が異なるのが現状なので。なので改善しなければいけないのは業界側です。

2016-05-02 18:17:20
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa 一方で、ユーザーとの議論に関して言えば、浅川さんとのやりとりにおける、アドかコンテンツかの定義とは違う次元の話であったりするので。

2016-05-02 18:18:20
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic なるほどです。狙いとしては「手垢がついてしまったネイティブアドの定義を浄化することで、市場の健全化につなげたい」という方向でしょうか。

2016-05-02 18:19:17
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa あ、もしかして。adってすでに「ペイドの広告枠」ってニュアンスなんですよ。なので、仰るとおり、「枠」と「コンテンツ」の意味で、adとcontentと表記されてますから。この点、日本でいま ad って言葉のニュアンスのとられ方が違うのは間違いないです。

2016-05-02 18:20:07
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa そうでなければ、IABにしても、JIAAにしても、そしてFTCにしても、業界のプレイヤーにしても、動きません。サステイナブルな業界は、ユーザーからの不信、媒体の収益向上、広告主にとっての広告効果、どれが欠けてもできませんので。

2016-05-02 18:21:20
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic その点では、FTCやIABが使っている「native advertizing」が、「ネイティブに広告する」という点で一番定義が広いイメージでしょうか。

2016-05-02 18:55:57
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

そうとも言えますが「哺乳類」並みに広い定義だと思います今は。ただIABのNative Ad Playbookでも、sponsored contentだけを取り出して「ネイティブ広告の1つ」と言ってないのでその点は前提理解必要です twitter.com/nasakawa/statu…

2016-05-02 18:58:40
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic スポンサードコンテンツ自体にも、「記事体裁を編集記事に合わせたコンテンツ」と「記事体裁が編集記事と異なるコンテンツ」があるのがややこしいところで、前者についてネイティブ広告以外の用語があるといいのですが。ネイティブスポンサードコンテンツ?

2016-05-02 19:09:11
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa そこは編集記事と体裁が同じかどうかそもそも関係ないので、nativeという言葉が不要で、sponsored contentのみでいいと思います。そこを分ける分けないの議論はネイティブ広告=スポンサードコンテンツという誤解から発生してるに過ぎないので。

2016-05-02 19:23:14
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic では前者、後者ともに「ネイティブ広告とは呼ばない」、という立場でしょうか?

2016-05-02 19:27:20
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

@nasakawa ちなみに、立場、ではなく、先行する米のネイティブ広告市場での(混同はまだ日本同様認められるものの)一般的ニュアンスです。ad という言葉は媒体の話と一緒にされる場合は「枠」になります。

2016-05-02 19:34:33
Naoki Asakawa / 浅川直輝 @nasakawa

@mediologic うむむ、なるほどです。「記事と体裁と同じコンテンツ」は一般にインフィード広告とセットで登場する(=見出しも記事と同じ体裁なので)のですが、その場合も、コンテンツ単体ではネイティブ広告と呼ばない、という理解でしょうか。

2016-05-02 19:36:23
高広伯彦-コンサル&顧問業/大学院教授/エンジェル投資家/登山ガイド/京都大学博士 @mediologic

例えば、ですが、米国市場では、純粋にネイティブ広告枠だけを売る場合(企業コンテンツがすでにある場合)とコンテンツ制作をセットで売る場合があり、この場合前者のCPMが例えば10ドルだとすると後者は制作込みのCPMで売ることがあります。 twitter.com/nasakawa/statu…

2016-05-02 19:39:23