「生で鶏肉を出すのが悪い」 ~カンピロバクターとギランバレー症候群~
あれ、鶏肉でカンピロバクターですか・・・。
「肉フェス」食中毒騒動でわかった「鶏生食」の恐ろしさ――ギラン・バレー症候群との関係も(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=2016…
2016-05-11 16:47:00そういえば。
そういえばこんなまとめを作ってわね。/「タタキ」は汚染されているのか ~鶏肉生食の危険性について~ - Togetterまとめ togetter.com/li/815712
2016-05-11 09:56:38カンピロバクターは鶏の腸にいるんだけど、精肉の過程で他の部位も汚染されてしまうことが多いんですね。
「生の鶏肉を出すのが悪い」
カンピロバクターはそもそもかなり増殖が遅い菌だから、調理したのがプロでなかったとか、気温20℃とか現場の衛生状態とかは、多分あんまり関係なさそうな(=それぞれの問題が仮にクリアできてたとしても、それらと無関係に食中毒おきた可能性高い)要は 生 で 鶏 肉 出 す の が 悪 い
2016-05-11 10:07:01カンピロバクター腸炎は、食中毒の中でもとにかく腹痛がひどく、しかも2〜7日続くというだけでも勘弁してもらいたいわけだが。厄介なのは、まれに治った後でギランバレー症候群になる場合があること。 『がんばれふんばれギランバレー』おすすめ amazon.co.jp/dp/4063378446
2016-05-11 10:26:35「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー」ですね。
あれ、ギランバレー症候群とは?
@Butayama3 これも、いわゆる自己免疫疾患の一種でな…自分自身のタンパク質とかを異物と認識する抗体が体内で作られるようになり、これが運動神経を攻撃することで、筋力低下おこしたりする。カンピロバクターほか、いくつかの病原体で感染・治癒した後に見られるが(続
2016-05-11 10:45:19@Butayama3 承前)じつは、どうもこれらの病原体は、ヒト本来のタンパク質にぱっと見、似た分子を持っていて、それでヒトに感染したときに免疫の監視をゴマカし、生き残ろうとしてるらしいのよ。んでも、それを免疫系が見抜いて排除して…と、ここまでなら問題ないけど(続
2016-05-11 10:49:21@Butayama3 承前)このとき、排除のために作り出される抗体の中に、元々の「ヒト本来のタンパク質」まで攻撃してしまうヤツが出来ちゃうことがまれにあって、それがたくさん作られると、自分の体を攻撃してしまって…と言われてる。
2016-05-11 10:52:09@Butayama3 ああ、「症候群」って呼ばれてる病気の場合、症状や徴候はほぼ一緒でも、原因や発症メカニズムが異なるのが含まれてる場合があって、ひとまとめにはっきりと言いきっちゃうとヤヤこしいのよ。ただまぁ もう少し詳しく言うと(続
2016-05-11 11:04:52@Butayama3 ギランバレー症候群の中でも、カンピロバクター感染後に起こるタイプは、神経細胞の表面にあるガングリオシド(←糖脂質なので、さっき「ヒト本来のタンパク質」って言ったのは訂正)を誤認識する自己抗体が増えて、それが神経細胞の軸索を攻撃すると言われてたり。
2016-05-11 11:12:30