小1の息子と一緒にいたら見知らぬ子が「ねえ、その子、おじさんの子?」と話しかけてきた「なんて勇敢な子」
子どもを狙った悪質な事件が報じられるたび、胸を痛め我が子の安全対策を考えている親は多いだろう。そんな父親のひとりであるはずの大人が、不審者と疑われてしまう出来事が起きた。
作家の朱雀新吾(@jacinjackjapan)さんは小1の長男と下校する練習をするため一緒に歩いていたところ、小学校高学年くらいの少年に声をかけられた。
小1の長男と一緒に下校する練習をしていたら(過去、下校時迷子になって、親切な方から保護歴二回)、小学校高学年くらいの男の子が声をかけてきた
「ねえ、その子、おじさんの子?」
衝撃を覚えた。この子は今、私が小さい子を連れている不審者なのだと疑い、勇敢にも声をかけてきてくれたのだ
— 朱雀伸吾@『はたらけ!おじさんの森①~③』発売中!コミカライズとなりのヤングジャンプ連載中 (@gonsirou45) 2018年5月16日
少年は初めから朱雀さんのことをジロジロと見て、勇気を持って声をかけてきたようだ。朱雀さんは少年の勇気を讃えつつ、危険も伴うことを優しく説明した。
ところで少年が朱雀さんを「不審者」だと思ったのはなぜなのか。それは朱雀さんの服装にあったのだ。
@jackinjackjapan
私は小さな英雄に尊敬の念を抱いた
「この子はおじさんの子供だから大丈夫。君はとても勇気がある子だね。でも次からは近くに大人がいるか確認して声をかけてね」
「うんごめんなさい。でもおじさんもそんな変な格好はダメだよ」
その時の私の変な格好がこちら https://t.co/aCOMEKciLj
— 朱雀伸吾@『はたらけ!おじさんの森①~③』発売中!コミカライズとなりのヤングジャンプ連載中 (@gonsirou45) 2018年5月16日
その時の服装は朱雀さんの著書のタイトル『異世界落語』と書かれたTシャツと将棋の駒「と」の模様のパンツ。一体どこで売ってるのか…!?
@KawamaMrs 私は私で結構キリッとした感じで少年を称えていたのですが、まったく自分を客観視出来ておりませんでした(^_^)
— 朱雀伸吾@『はたらけ!おじさんの森①~③』発売中!コミカライズとなりのヤングジャンプ連載中 (@gonsirou45) 2018年5月17日
まさかのオチがつき、Twitterユーザーからは「こんな目立つ格好の誘拐犯いないと思うよ(笑)」といった反応が。もちろん、少年の勇気ある行動を讃える声も多かった。
いずれにしても、声をかける勇気の持ち主である少年の将来が楽しみだ。