いま話題の「サイゼリヤ1000円ガチャ」で出たメニューしか食べられない会を開催した
Twitterで「サイゼリヤ1000円ガチャ」が話題になっていた。非公式だが、ガチャを回すとサイゼリヤのメニューの中からランダムで1000円分の組み合わせが表示されるという素晴らしいサイトだ。
というわけで、トゥギャッチ編集部で「サイゼリヤ1000円ガチャ」で出たメニューしか食べられない会を開催してきた。
突然ですが、サイゼリヤの1000円ガチャ(非公式)で出たメニューしか食べられない社内ランチを開催します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウォオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!
https://t.co/gFyiIxGTaU
— Tg🪐Originals (@tg_originals) 2019年5月10日
ルール
①「サイゼリヤ1000円ガチャ」を1人一回引く
②出たメニューしか食べられない
③お酒が出た場合はやり直しOK(飲めない人もいるので)(飲みたければ飲んでもよい)(仕事中)
以上!!!!!アルコールを当てれば合法的に勤務中に酒が飲めるが、その一方で偏った内容のガチャを引くと爆死するという闇のゲームだ。
いざ、サイゼリヤへ
来たわよ!!!!!!!!!!!!
ガチャを引けるのは原則一度だけなので緊張感が走る。記念すべき1人目は……
あっ…普通…………
1000円でコース料理が完成するサイゼの底力には感心するが、まともなメニューが来るとなぜか落胆してしまう。と思いきや2人目でいきなり奇跡が起こる。
あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フォッカチオの生き霊に取り憑かれとんのか??????????????????????????
さらにその後リブステーキ(999円)単品で全て使い切る人やワインを獲得したラッキーな人なども登場。かなりカオスな注文となり不安になりながらも配膳を待つ。
〜おたのしみコーナー〜
食事が来るまでの間はそう、そこらへんの大学入試より難しいことでおなじみサイゼの間違い探しの時間だ。大人が7人で寄ってたかって全部見つけるまでに30分くらいかかった。
そうこうしてるうちに料理が運ばれてきた。
待ちに待ったガチャの結果がこれだ!
1人目:アクアマン
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うわぁ〜
「シーフドグラタン」「エビとイカのドリア」という別のメニューではあるのだが、実物を見ると全く見分けがつかない。
ドリアとグラタンを交互に食べることでわずかな違いを楽しんでいた。
「同じようなメニューだったので味が変わらなくて口の中がずっとグラタンでした。途中で唐辛子を入れてみたけどあんまり変化しなかったです。今はコーンクリームスープが飲みたい。」
2人目:サイゼの良心
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このままサイゼのランチメニューにできそうなくらいまともな食事だ……
「前菜、メイン、さらにデザートとボリュームも内容も大満足でした。勝利の味がしました。が、なぜか負けたような気もします。なぜでしょう…。」
ただおいしく食べれれば勝ちではない。サイゼ1000円ガチャは高度なゲームなのだ。
3人目:孤独
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最高じゃん…………と思いきや、そうでもなかったらしい。
「サイゼのラスボスであるリブステーキを引き当てて有頂天だったのですが、単品だとランチ食った感に乏しくライスとかパンとかの重要性を再認識しました。バランスって大事ですね。」
脇役がいてこそ主役が引き立つ。サイゼリヤはいつだって僕たちに一番大切なことを教えてくれる。
4人目:イタリアの拷問
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イタリアの拷問だ……(※きのこクリームソースのトロフィエは現在存在しないメニューのためペペロンチーノに変更)
パスタを食べ終え、「残るはフォッカチオだけですね」「フォッカチオを食べればあとはフォッカチオだけですよ」と励まされている。
「フォッカチオ、すっごくおいしかったです!!!!!!会社のお金でフォッカチオ一生分食べられました!!!!!!!」
よかったね。
5人目:貴族
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イタリアの貴族じゃん……
フォッカチオを食べた後にフォッカチオを食べてる人の目の前で優雅に肉とワインを食べている人。バチが当たって欲しい。
「やはり平日の昼間(しかも仕事中)から飲む酒は最高。2種類の肉+赤ワインは正義。栄養バランスも良く理想的昼食でした。ただ、ソーセージの皮がプリプリ過ぎて中々フォークが刺さらず3回も指がつって辛かったです...。」
「サイゼのソーセージはプリプリすぎて指がつる」という新たな知見を得ることができた。
6人目:サラ美
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サラミをWで頼む、なんていうツウなガチャもあった。
「最初は変な組み合わせだと思いましたが、フォッカチオとミラノサラミとサラミに添えてある野菜を同時に食べると結局はサンドイッチと同じ味で普通においしかったです。でも量がとにかく少なくて、サラミって高いんだなあ……ってなりました。」
素材を組み合わせてサンドイッチを作るという高度な技で対抗。オリジナル料理が作れるのもサイゼの魅力なのだ。
7人目:熟年離婚
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最後は、感情を無くした人みたいなメニュー。
「おいしかったんですけど、それぞれ個々に独立した素材で、お腹はいっぱいなのに何も食べてないような空虚感。メニュー同士の団結感が薄く、お互いを無視しあっていた。熟年離婚間際の夫婦みたいな味でした。」
お互いが思いやり、支えあうことの大切さをサイゼで学ぶことができた。
普段出会えない発見がある
今回、1000円ガチャをやって初めて知ったメニューがたくさんあり、サイゼの懐の深さ、可能性の広がりを再認識することができた。人生で一度は「ガチャ」で選んだメニューに挑戦してみるのもいいのでは?きっと新たな発見があるはずだ。
※この記事は「サイゼリヤ」の提供では全くなく、完全なる趣味で作成しました。