ソデイカ漁で「生きたダイオウイカ」が釣れちゃった!?小笠原で起きた激レア体験について漁師に聞いた

漁師歴10年にして初めて目撃
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Twitterに投稿された、巨大なダイオウイカを釣り上げた動画が話題だ。

サイズは4メートル近くあったそう

動画を投稿したのは、東京から南に約1000㎞離れた小笠原諸島で漁師をしているYutaka.K(@yutaka_kosugi)さん。深海に生息しているはずのダイオウイカを丸ごと釣り上げたのは、漁師生活約10年のなかでも初めてのことだったそう。

ダイオウイカは世界最大級の無脊椎動物で、まだまだその形態は明らかになっていない部分が多い。また、生きたままの姿を人前に見せた例は数えるほどしかなく、まさに激レアな映像なのだ。

ダイオウイカはその後、釣り針を外すと海に帰っていったという。

この投稿にTwitterユーザーからは、「生きたものを見れるとは」「4メートル!? うわぁぁぁぁ」と驚きの声があがった。

そんな珍しい巨大生物と遭遇した心境を、Yutaka.Kさんに聞いた。

こんなにきれいな姿を見たのは初めて

生きたダイオウイカを釣り上げた感想は?

普段はソデイカ漁をしています。明らかにデカいゲソが釣り針にかかることがあり、「ダイオウイカがいるんだなぁ」と想像はしていたので、そこまで驚きはありませんでした。

しかし10年漁をやってきたなかで見たことのないぐらいきれいな状態で釣れたので、動画を撮りました。

ダイオウイカのゲソはどの時季に見かけていましたか?

ソデイカ漁をやる11月頃から4月の時季です。

珍しい釣果や小笠原諸島の漁師さんならではの体験を教えてください。

巨大深海ザメのオンデンザメというものを釣り上げたことがあります!

小笠原諸島の漁師ならではといえば、 普通にイルカが見れたり、時季になったらクジラが現れジャンプする姿も見れます。

漁の最中にジンベイザメ、マンタ、マンボウなどが見られ、自然の水族館が楽しめますよ!

いずれ自分の船を持つことを目指し小笠原諸島で漁師をするYutaka.Kさんは、ともに漁をする仲間を募集しているそうだ。

「自然の水族館」と語られる小笠原諸島の海に興味がわいた方は、ぜひYutaka.Kさんのアカウントをのぞいてみては。

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