ガレージに生えた竹をそのまま一輪挿しへアレンジ!京都のお寺の粋な対応に反響

なんということでしょう!竹が美しい花器に
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Twitterに投稿された、自然に生えた竹を活かして、ガレージを彩りあるスペースにしたという画像。そのアイデアの素晴らしさと美しさが話題になっている。

竹の特性を生かした見事な一輪挿し

投稿したのは、京都府宇治市にある黄檗山萬福寺の準公式アカウント(@manpukuji_350)。ある日、ガレージ内で知らぬ間に生えていた竹を発見し「えらいこっちゃ」と悩んでいたそう。

そこで、成長した竹を一輪挿しに見立ててみたところ、殺伐としたガレージに華やかさが加わることとなった。

成長途中の竹。ここまで成長するまで気付かなかった

中身が空洞という竹の特性を生かしたアイデアに、Twitterユーザーからは「可愛いですね、竹の生命力はすごいです」といった竹を賞賛するコメントや「心がまんぷく…」といったお寺の名前にかけたコメントが寄せられた。

アカウントの中の人に話を聞いたところ、竹を発見した時は

普通に驚き、早く切らないとまずいと思いました。

とのこと。しかし、一輪挿しとして残した理由については

固いアスファルトを突き破りせっかく生えてきた竹を切るのは忍びなく思い、残しました。

境内に野花が咲く時期でしたので、一輪挿しにしてみようとなんとなく思いました。

ちなみに、生えてきた竹は「布袋竹」という種類だそう。萬福寺の開祖である隠元禅師は日本に「孟宗竹」を伝えた人物だと伝承されている。

たくましく健やかに成長を遂げたことで、新たな役割を担うこととなった、ガレージの竹。日ごろの萬福寺の取り組みなどが気になった人は#まんぷくじでチェックしてみては。

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