ふかふかな肉球がたまらん！本物そっくりのツキノワグマの着ぐるみを作った人に制作のきっかけを聞いた

リアル過ぎるツキノワグマの着ぐるみを自作した人の投稿が話題になっている。

この着ぐるみを制作した、ぬいたち（@Futoagon614）さんが「遂に完成」というコメントともに投稿した、ツキノワグマの着ぐるみの画像。フォルムや毛並み、爪、肉球に加えあどけなくもかわいらしい表情まで再現度高く作り込まれている。あわせて投稿された動画を見ても、ポーズを取る姿の毛並みや質感は本物そっくりだ。

ぬいたちさんによると、この着ぐるみには「キャラメリゼ」（メスのクマ）と名付けられており、5年前から何度も改良を重ねて今回新たに作り直したものだという。

Twitterユーザーからは「すごいクマクマしい」「肉球の感じたまらん…！！」「リアルで見てみたい」「完成おめでとうございます！ 素敵なクマさん！」など、完成度の高さを称賛するコメントが寄せられている。

着ぐるみを制作した経緯や周囲の反応などについて、ぬいたちさんに詳しく話を聞いた。

人が多い場所だと撮影会が始まるほどの人気ぶり！

ツキノワグマの着ぐるみを制作したきっかけは？

私が動物になってみたい願望があったことが、着ぐるみ制作のきっかけです。自分が着ぐるみの中に入っても苦じゃない体型で、二足歩行の姿にあまり違和感がなく人の背丈と同じくらいの大きさの動物モデルを探したところ、ツキノワグマに焦点がいきました。

当初は　第二の自分のように作っていましたが、制作が進むにつれて「キャラメリゼ」として動かすことにしました。

今回の「キャラメリゼ」の制作期間はどのくらいかかりましたか？

11カ月かかりましたが、すべての自由時間を着ぐるみ制作に使っていたわけではありません。

他にも本の販売やゲームの制作などをしていたので、気が向いたら少しずつ着ぐるみに手をつける…といった感じでだらだらと制作期間が伸びていました。

完成予定日まで残り3カ月のところで、そろそろ本気で取り掛からないといけないと思い一気に終わらせました。集中して週休2日のスケジュールを続けたとしたら半年で終わる作業量だと思います。

これまで「キャラメリゼ」に会った方たちの反応は？

「本物！？」「リアルだね〜」「クマだ〜」といった掛け声がありました。

広島市内などで人が多い場所だと撮影会が始まって、数分ほどその場を動けなくなることが多かったです。

「キャラメリゼ」の今後の夢や目標をお聞かせください。

このキャラクターをみんなに覚えてもらえれば良いなぁというぼんやりした目標があるくらいです。具体的には、キャラメリゼがお菓子や何かの看板キャラクターになったりネットニュースに引っ張りだこになったりすれば良いなと思っています。

ぬいたち（@Futoagon614）さんは着ぐるみ制作だけでなく、着ぐるみの作り方やイベントの楽しみ方を紹介する同人誌の制作、販売など精力的に活動している。

ぬいたちさんの手によってリアルさと活き活きしさを増していく「キャラメリゼ」の今後の成長と活躍が楽しみだ。