インパクトのある広告を身につけ、自ら「看板役」をしたという投稿にX(Twitter)がざわついている。
今年は看板役の依頼で最長の6時間立ちました。12時間に挑戦したいです。依頼はDMで。
#ローリングサンドイッチマン https://t.co/PkC8vlvtHX
— 蕪木孝 (@takashikaburagi) 2023年10月28日


投稿された動画には、廊下の真ん中で仁王立ちした投稿者・蕪木孝(@takashikaburagi)さん…と思しき姿が映っている。
というのも、蕪木さんの胴体の横幅ほどあるロール紙が頭上から股下、背面へと一周して巻かれ、何らかの装置によって回転を続けているので顔が見えないからだ。
ロール紙には「おいしいうどんをやっています。」と書いてあり、まるで電光掲示板のように文字がスクロールしている様子がわかる。
まさに「人間立て看板」になれるこちらの装置「ローリングサンドイッチマン」は、蕪木さんが開発・製作したもの。身につけた人の表情や胴体は紙に隠れているため、通行人に強烈な印象を与えるかもしれない。
撮影時は看板役としてこれまで最長の6時間立っていたそうで、今後「12時間に挑戦したい」という意気込みもコメントしていた。
投稿を見たX(Twitter)ユーザーからは「すごいインパクト!!」「いろんな職業があるんだな」「じわじわくる」など、体を張った宣伝方法にさまざまなコメントが寄せられている。
看板役をやってみた感想や「ローリングサンドイッチマン」について、蕪木さんに詳しく話を聞いた。
「人が看板を装着」できる可能性を感じた
「ローリングサンドイッチマン」を製作したいきさつを教えてください。
1997年に部活の模擬店用に、人が装着しないタイプの回る看板を作りました。その時に人が看板を装着できる可能性を感じたことを思い出し、2016年に作りました。
「ローリングサンドイッチマン」はどこに装着しますか?
肩に装着します。重さは700gぐらいです。

6時間の看板役の仕事をして大変だったことを教えてください。
5時間半過ぎまで動かずに立っていることがつらかったです。しかし、それ以降はつらさを感じなくなったので、今後は12時間立つ仕事に挑戦したいと思いました。
「ローリングサンドイッチマン」に対する周囲からの反応は?
前が見えないので、周囲の反応はよくわかりません。
回数がまだ少ないため、効果がわからず評判もよくわかりません。
展示会等で立ち続ける仕事を承っております。
ローリングサンドイッチマンを装着した状態でチラシを配ることもできます。
ロールの新規デザイン&製作もできます。 https://t.co/BGwlXMI3kO
— 蕪木孝 (@takashikaburagi) 2023年2月18日
「看板役」に徹した蕪木さんは、ほかにも走行可能な腹筋ローラー「アブライダー」や「全自動ルービックキューブ」など、斬新なアイデアで作品作りに励んでいる。
今後、看板を装着して6時間を超える最長記録を更新することはできるのだろうか。これからのロールサンドイッチマンの活動も楽しみだ。
アブライダー持っていきます。 https://t.co/Z4VwaJSRlL https://t.co/W8ocgJbi40
— 蕪木孝 (@takashikaburagi) 2023年10月18日