この才能、エクストリーム!「マーブルチョコ」を色分けする装置が爆誕「無駄だけど素晴らしい」と絶賛の声

仕分けにかける熱い想い
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明治の定番お菓子「マーブルチョコ」を色別に仕分けてくれる発明品が、X(Twitter)で注目を集めている。

マーブル仕分け装置。見た目だけではどんな動きなのか不明だが…?

仕分け装置を作成したのは、紙細工や発明品を手がけている、立体クラフターのBBコリー(@BitBlt_Korry)さん。

BBコリーさんがX(Twitter)に投稿した動画には、「マーブルチョコ」仕分け装置こと「i-SWIRL(アイスワール)」が実際に稼働する様子が収められている。

「マーブルチョコ」の外装の設置場所も設け、無駄なく活用

「マーブルチョコ」が入っている筒を装置の上部に、フタをつまみにそれぞれセットして起動させると…。

装置が大暴れ! でも大丈夫、仕様です
装置の下部にマーブルチョコが色分けされていく。色混じりもない精密さ

装置が大きく揺れだした! 一瞬「トラブルか?」と思ってしまうが、装置をよく見ると下の丸い点灯部分が選別した色に変化し「マーブルチョコ」が分類されているのがわかる。

ピンク、水色、緑色など計7色の「マーブルチョコ」が全自動で仕分けられていくのは見ていて楽しい。なんてお利口でエクストリームな装置なんだ…!

マーブル仕分け装置の解説。チョコを仕分けるためにカラーセンサーを用意するとは…

BBコリーさんの解説動画によると、チョコをひと粒ずつ落とのには仕切り板の開閉と首振り機構の仕組みを、色分けにはカラーセンサーをそれぞれ採用したという。

ふとしたきっかけからここまで大掛かりな発明品を作るBBコリーさんのバイタリティには驚くばかりである。

「i-SWIRL」を知ったX(Twitter)ユーザーからは「才能の使い方が目的だけに全振りなのが潔い」「天才ですね!」「無性に欲しい」といったコメントが多数寄せられ、本投稿は3万いいねを超える大反響だ。

なかには「マーブルチョコを並べて絵を描くアーティストとかに需要ありそう」など、使い道を考察する意見も見受けられた。

尋常じゃない情熱と技術力だが、装置を作った動機は一体なんなのだろうか? BBコリーさんは「好きなシンガーが昔“マーブルチョコを仕分けしてたら1日が終わった”とツイートしていたのを思い出して、解決したいと思った」と語っている。

今回は、BBコリーさんから「マーブルチョコ」仕分け装置「i-SWIRL」についてさらに深くお話を伺ってみた。

色の識別が難しかったです。

「マーブルチョコ」仕分け装置の設計や組み立てなどで苦労したことはありましたか?

緑と黄色、赤とオレンジなどは色識別センサーで測定すると似通った数値を出してしまうため、その微調整が難しかったです。

「アーティスティックに仕上げたかった」そうですが、思いを反映させたところは?

起動スイッチなど、「マーブルチョコ」の梱包自体を作品に取り入れた点です。

今までの発明品で特に印象に残っているものを教えてください。

「デジタル砂時計」という作品が印象に残っています。落下する砂鉄を磁石で引き留めることで、デジタルな数字を浮かび上がらせる装置です。

今回の「i-SWIRL」やお話に出た「デジタル砂時計」など、人々をあっと驚かせる発明品を生み出してきたBBコリーさん。現在も新たな発明品に取り掛かっており、そのアイデアが尽きることはしばらくなさそう。

次はどんな発明品で私たちを驚かせてくれるのか、注目したいところだ。

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