まるで専用ヒーター!?「ケツ温め機」と化した温かいタンブラーでぬくぬくするインコがかわいい

インコが温かいお茶の入ったタンブラーに留まり、足やお尻を温めている様子がX（Twitter）に投稿され注目を集めている。

投稿者のちゃんあず（@azucocco）さんは、飼っているコザクラインコのメイちゃんがコップの縁から落ちないよう、普段から飲み口の小さいタンブラーを使っている。しかし最近になって、温かい飲みものの入ったタンブラーのフタが温かくなることに気づいてしまったメイちゃん。以降、タンブラーはすっかりメイちゃんの「ケツ温め機」と化し、お茶が飲めない状態に…。

ちゃんあずさんには気の毒だが、投稿された画像に写るメイちゃんの気持ちよさそうな表情は、何とも微笑ましく感じてしまう。また、ちゃんあずさんはメイちゃんがブランケットにもぐっている様子も投稿しており、メイちゃんの寒がり具合が伺える。

メイちゃんの寒がりエピソードや普段の様子について、飼い主のちゃんあずさんに詳しくお話を伺った。

温かい場所が大好き

メイちゃんはいつからカップに乗り始めたのでしょうか？

1歳頃から暖かい飲みものが入ったマグカップに興味を示し縁に留まりたがっていましたが、中に落ちて溺れる可能性があり、危ないので止めていました。

今年の夏にフタ付きの小さなタンブラーを購入し、秋口からこのタンブラーで温かい飲みものを飲むようになった時、フタの上が温かいことに気づいたようで、タンブラーの上を陣取るようになってしまいました。おそらく寒い時期に暖をとるための行動だと思います。

ただ、中の飲みものが淹れたてで熱いときはやけどの危険があるので、インコの目が届かないところにしばらく隠しています。

タンブラーの上にはどのくらいの時間留まっていましたか？

タンブラーの上には1時間くらいいたと思います。中の飲みものが冷めて、だんだん「もう温かくないかも…」と気づき、自分でケージの中に戻っていきました。

メイちゃんの寒がりエピソードを教えてください。

コザクラインコはもともと温暖な気候の地域に生息している種類なので、日本の秋や冬は寒いのだと思います。

コザクラインコの習性で狭いところにもぐるのが好きなこともあり、冬場は髪の毛をかきわけて首筋に体をくっつけてきたり、服の中にもぐってきたりします。インコ用のヒーターやテントも用意していますが、人の体温や飲みっものの入ったタンブラーの上で暖をとることのほうが好きみたいです。

もともとコザクラインコはアフリカ南西部原産だそう。日本の冬は厳しいだろうが、さまざまな方法で暖をとっているよ様子は何ともかわいらしい。メイちゃんのためにも、早く春が訪れてほしいものだ。