コストコVS某メーカーのトイレットペーパー、水に溶けにくいのはどっち?住宅のプロが検証した結果

トイレの詰まりは避けたいですねー
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トイレットペーパーをトイレに流し、どれほどスムーズに流れて溶けるかを住宅設備会社の社長が自ら検証している動画がX(Twitter)で話題になっている。

検証を行ったのは住宅設備会社・株式会社イナセを経営するかわちゃん(@kawaken1985)さん。今回話題となっている検証内容は「コストコで販売されているトイレットペーパー」と、ドン・キホーテで買ってきたという「日本のメーカーのトイレットペーパー」。どちらも国産品だ。

実はコストコで販売されているトイレットペーパーは以前から「排水時に詰まりやすい」との声もあり、トラブルに見舞われたという投稿をX上でも見かけることがある。そのため「本当に詰まりやすいのか」が気になっている人も少なくないようだ。

コストコのトイレットペーパー
「ドンキで買ってきた」トイレットペーパー

動画を見ると、白いペーパーはやや形が残っているようだが、ピンクのペーパーはかなりドロリと溶けているように見える。「コストコのトイレットペーパーは詰まりやすいという話を聞いていたので検証してみた」という、かわちゃんさんに実際に見た時の話を聞いてみた。

トイレが詰まりやすくなる原因はいろいろある

実際にご覧になって、違いを感じた点はありましたか。

動画ではわかりづらいんですが、コストコのトイレットペーパーは溶けてないので重い感じがして、ピンクのペーパーは流した瞬間から溶けていきました。


詰まりやすいと言われているトイレットペーパーを使い続けるとどうなるのでしょうか。

一般に浄化槽を使っている場合や、排水の勾配が築年数を経て経年劣化で悪くなってしまった場合は、流れが悪くなり詰まりやすくなります。

トイレットペーパーに関係なく、トイレが詰まりやすくなる主な原因にはどんなものがありますか。

家が広いと排水管も長くなるので、水だけ先に流れて汚物が途中で止まってしまうということもあります。また、ご家族に血圧や糖尿病の薬を飲んでいる方がいると、薬の成分が原因で便が流れにくくなることもあります。

実は筆者の家ではコストコのトイレットペーパーを使い続けているが、それが原因でトラブルを起こしたことはないので、Xで見かけた噂に驚いていた。しかし、トイレが詰まる原因はさまざまあるので、根本的な原因がトイレットペーパー以外にないか確認しておくことも大事だろう。

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