【実食レポ】完全栄養食・ベースフードの新作「冷凍パスタ」と「カップ焼きそば」気になるお味は?
「完全栄養食」を販売している「BASEFOOD(ベースフード)」が2024年3月18日、冷凍パスタの新商品2種、同27日にカップ麺タイプのソース焼きそばを発表した。
BASEFOODでは、「BASE BREAD」(=パン)をはじめ、「BASE PASTA」「BASE Cookies」「Deli」のシリーズを販売しており、同社によると定期購入者数は20万人を突破(2023年9月時点)しているという。
「完全栄養食」と言っても栄養と美味しさはトレードオフだと思う人もまだまだ多いだろう。だがフードテクノロジーが進化していく中で、完成度の高さは常に気になるところ。
Togetterオリジナル記事編集部は発売前に開催されたメディア向け試食会に参加して、新商品の冷凍パスタ「BASE PASTA たらこ」「BASE PASTA きのこクリーム」と、即席カップ麺「BASE PASTA ソース焼きそば」を食べてきたので、感想をお伝えしたい。
「たらこ」「きのこクリーム」を実食
1食で1日に必要な33種類の栄養素が摂れる「BASE PASTA たらこ」「BASE PASTA きのこクリーム」。すでに発売されている「BASE PASTA ボロネーゼ」にラインナップが加わったかたちだ。
「BASE PASTAたらこ」の売りは「プチプチ食感の焼きたらこ」。たらこは塩分が気になる食品だが、食べてみるとたらこの存在感はしっかり残っており、塩気は本来のたらこほど強すぎず、薄すぎずといったバランスが取れていると感じた。
「BASE PASTA きのこクリーム」はしいたけ、マッシュルーム、ひらたけの3種のきのこをソテーし、一晩じっくり味を染み込ませたものを使用。ホワイトソースにはポルチーニオイルも使われている。きのこの旨味が生きたクリームパスタに仕上がっていた。
味としては、冷凍パスタだということを考えるとどちらも驚くほど美味しい。あえて言うと、「たらこ」については、一般的なたらこパスタの濃い味に慣れている人にとっては、やや物足りなく感じるかもしれない。さっぱりした味わいが好みの人にはぴったりだろう。
「罪悪感がないカップ焼きそば」が爆誕
さて、お次は「BASE PASTA ソース焼きそば」。「パスタ」とあるが、食べ方はお湯を注いで湯切りしたあとに添付の特製油と粉末ソースを混ぜて食べる、一般的なカップ焼きそばと同じだ。
この1食で1日に必要な栄養素の3分の1を摂れる。
食べてみると、一般的なカップ焼きそばと比べるとあっさりとくせのない味だった。担当者の説明によると、あっさりした味に仕上がっているのは、追加でマヨネーズや紅生姜を加えられる余白を作ったのだそう。
また、かやくとして入っていたキャベツや肉がしっとりしているのはよかった。これを物足りないと思うかは最早好みの問題だろう。
なお、担当者によると、「ソース焼きそば」の開発が始まったのは3年前から。2023年4月にプロトタイプを作るまでに至ったが、食感などに課題が残るとしてさらなる改良を続けてきたという。味について飽くなき追求がされてきたことが伺えた。
ともあれ、この1食で1日に必要な栄養素の3分の1を摂れることや、塩分が2.0gと一般的なカップ焼きそばより少ないことからも、罪悪感なく食べられるのはよいと言える。カップ焼きそばが好きだけどダイエットのために食べるのを控えているような人におすすめできそう。
栄養と味のトレードオフになっているイメージがある完全栄養食だが、こうして新しい商品が出るたび、どんどん味が良くなってきていることを感じた。今後の完全栄養食の動向が楽しみだ。
今回食べたBASE PASTAについて
「BASE PASTAたらこ」
「BASE PASTA きのこクリーム」各650円(税込)「BASE PASTAソース焼きそば」488円(税込)※2024年4月3日発売
※価格は公式オンラインショップ(https://shop.basefood.co.jp/)での通常価格購入方法
ベースフード公式のオンラインショップ、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング