同じ包丁でも「10年使い込んだもの」と「新品」では見た目が歴然!実際の使い心地を聞いた

使い込めば変化していくもの
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10年間使い込んだものと同型の新品の包丁を2本並べ、その見た目の違いを報告した人の投稿がX(Twitter)で話題になっている。

パッと見でも形が違う

「全く同じ包丁なんだけど」とMary(@mary_tuba)さんが投稿した画像に写るのは、同じブランド名が彫られた2本の包丁。

左は10年使ったもので、右はその包丁を研ぎ屋さんに持って行ったところ、買い替えを勧められて新調したものだそうだ。

2本を比較すると、10年使い込んだの包丁は新品よりも刃渡りや腹部分の幅の長さ、柄に近いあごの部分が明らかに短いように見える。

Xユーザーからは「こんなに大きさ変わるんだ」「10年の重みが見て取れますね」などと大切に使い込まれた包丁に感心するコメントや、「同じような包丁使ってますが、こんなに短くなるまで大事に使っておらず…今後研ぎ屋さんに持っていこうと思いました」と包丁研ぎに感化された人のコメントもあった。

10年使った包丁への思い入れや新しい包丁の使い心地などについて、Maryさんに伺った。

ほぼ毎日「よく10年も使い続けたな」

10年使った包丁はどのような用途でどのくらいの頻度で使用していましたか?

家にいる時はほぼ毎日、普段の料理の際に利用していたと思います。

研ぎに関しては、だいたい2週間〜1カ月に一度、「切れ味が悪くなってきたな?」と思ったら自宅で研いでいました。

それとは別に年に一回ほど、メンテナンスの意味を込めてお店できちんと研ぎ直しをお願いしていました。家庭で包丁を研いでいると変な癖が付いてしまいますので、その是正も兼ねてお願いしていた次第です。

使い込んだ包丁を見た研ぎ屋さんは何かおっしゃっていましたか?

「よく利用しましたね〜」といったお話をしてくださいました。

10年使った包丁に対する思いをお聞かせください。

「よく10年も使い続けたな…」というのが正直な感想です。かなり良い値段のする包丁なので、一度購入したら一生ものと思っていたのですが、そこまで持たなかったです。

新しい包丁に関しては、サイズが大きくなったこともあり、まだちょっと手元がおぼつかないところもあります。
ですが、すぐに慣れるかな?と思っています。

10年使った包丁は、今後保管する予定だというMaryさん。

包丁1本にしても、10年という歳月の中で思い入れが深まっていくのだと伝わるエピソードだった。

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