- uchida_kawasaki
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ベーヴァーストック氏の論考。生物学を物理学、特に熱力学第二法則に基づいて説明。 inference-review.com/article/genes-… ↓のまとめとは、多分概念からして違う(と思う)。 ゲノム不安定性って何?〜遺伝子変異との関係 togetter.com/li/577245
2016-08-02 11:29:47”エピジェネティック細胞調節は、活動的な遺伝子産物(ペプチドのフォールディングやリン酸化などの他のタンパク質翻訳後プロセスから派生したタンパク質)の間の、「活動規則」に従った相互作用により達成される最小限のフリーエネルギーアトラクター状態(細胞の表現型を意味する)に基づいている”
2016-08-02 12:00:16(続)というのは、この論文 rsif.royalsocietypublishing.org/content/11/94/… の中の一文。和訳してみたら理解が深まるかと思ったけど、なんかまだわかるようなわからんような・・
2016-08-02 12:01:26”発がんの遺伝的メカニズムは、特定の遺伝子の特定の突然変異により起こり、経路に依存し、理論的にはDNA損傷の修復により発がんプロセスを遅らせたり止めたりできる。遺伝子配列が一緒の一卵性双生児でよく一致するべきである。遺伝性であるべきである。”
2016-08-02 14:56:50”ゲノム不安定性により介在される発がんプロセスは、DNA修復プロセスへのストレスがランダムな細胞表現型の移行を誘発することによる。特定の経路はなく、原理的に不可逆的である。一卵性双生児での一致は予測されない。遺伝性であり得るが、それがプロセスの一部というわけではない。”
2016-08-02 14:57:14”放射線誘発性のゲノム不安定性は、1992年から2010年まで関心の高いトピックだったが、2010年はNOTEプロジェクトの最終年であった。NOTEは、非標的効果を古典的な放射線生物学と統合する新たなパラダイムを見つけることができず、”
2016-08-02 14:57:42”MELODIはそのトピックを隠して見えなくしてしまうことを好んだようだ。” NOTEプロジェクトって、これか。 doremi-noe.net/pdf/Doremi_1st…
2016-08-02 14:58:27”体細胞内のゲノム不安定性は、表現型形質・機能が得られたり失われたりする、持続的かつ不可逆的な表現型移行プロセスである。”
2016-08-02 14:59:19”たとえば、心筋細胞が脈打つ能力を失ったり、血液内皮細胞が形を失ったり、水晶体上皮や水晶体線維細胞が透明性を失ったり、複数の機能細胞が転移能力を得たり悪性化したりすること。 ゆえに、放射線被ばくの影響によって誘発される疾患の範囲は、現在認識されているよりも広い。”
2016-08-02 14:59:50”放射線誘発性疾患の典型的な疾患であるがんは、遺伝的疾患ではなく、現時点では放射線による損傷が疾患として現れると結論づけることができる。他の唯一の根拠は、ゲノム不安定性である。放射線影響がゲノム不安定性で支持されるということが持つ意味合いは次のようである。”
2016-08-02 15:00:221)ゲノム不安定性は不可逆的であり、線量率に依存しない。ゆえに、線量反応カーブは直線で、しきい値がなく、線量と線量率に依存しない(DDREF=1)ことが予測される。
2016-08-02 15:00:552)放射線誘発性疾患はがんや他の「遺伝的」疾患にとどまらないだろう。事実、循環器系疾患や白内障などの非がん疾患がいくつか放射線と関連しているとされており、他にもそのような疾患が存在する可能性がある。
2016-08-02 15:01:013)成長している子どもの体組織では、非機能細胞の増殖(バイスタンダー効果により悪化の可能性)の結果、標準以下の組織や臓器が予期される。モザイク効果である。 4)ゲノム不安定性の世代間伝達 (とりあえずここまで)
2016-08-02 15:02:15要するに、遺伝子が中心でない、細胞機能そのものの新しい概念のようで。詳しいことはこちらをどうぞ。 inference-review.com/article/genes-… rsif.royalsocietypublishing.org/content/11/94/…
2016-08-02 15:06:52