『シン・ゴジラ』の感想を集めてみた(ネタバレあり、見てない人にはないしょ)
- tomo1109_Reffi
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「扮装統括:柘植伊佐夫」とクレジットを見て、おお! あの微妙にサイズの合わないスーツや作業着のフィッティングは「龍馬伝」の柘植さんの仕事だったのか! 納得。#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権
2016-08-11 17:59:40矢口のスーツ、改めて注目してみるとめっさブカブカになってるなぁ……服がブカブカというのはつまり、子供の暗示なのかな。政治家としての不完全さ・未熟さを表すと同時に、成長しているのだということも示している。
2016-09-04 18:32:46字幕翻訳家の松浦美奈さんがインタビューで「戦場で一般人に通じる用語など使うわけがないですよね。」っ言ってたな。シン・ゴジラもこうだった pic.twitter.com/FSS9HEwwlZ
2016-08-04 12:39:43そうかやっとつながった…○○○○○○○○○○○○で大量のノートPC○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○だったんだ…。 fse.tw/Q7ljW#all
2016-08-02 10:21:02シン・ゴジラ、2回目であらためて確認したけど○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○泣いた fse.tw/xvkgG#all
2016-08-06 14:53:05シン・ゴジラで「人の死の描写が薄い」と言われると流石に「それは人の死に対する想像力レベルがあなたより高いレベルを想定して作られているからです」って答えざるを得んぞ。
2016-07-31 14:47:16シンゴジラについて言いたいことが山ほど湧いてくるが、ネタバレはいかんと思うので、ザックリしたこと言いますが、「第9地区」って超面白かったよね?そんな感じです。
2016-07-30 12:52:58@mukmukclub つまり、どの国にもそれぞれ笑ってしまうしかない病理というのがあって、それを独自の文法で切り取って、なおかつそれを新しいエンターテイメントにしたっていうわけよ。「アウトレイジビヨンド」のときに、少しそういう可能性を感じたんだけど、今回は、見事に成就したな。
2016-07-30 13:07:53シン・ゴジラは「リアルだ」ということが盛んに言われているわけだけど、その「リアル」というのは一体どういうことなのか、考え抜いて作られた作品だと思う。
2016-08-01 23:37:27例えば、会議のシーン。リアルで緊迫感があってテンポが良い、と言われるんだけど、別にこれは現実を引き写したような作りにはなっていない。相当に戯画化された「会議劇」になっていて、官房長官は官房長官という役を、総理大臣は総理大臣という役を演じている。
2016-08-01 23:43:12単に現実を模写するのではなく、戯画化し、役割を綺麗に配分することで単純化し、前フリからの落としや天丼ギャグを延々やってコメディとして成立させているもかかわらず、それでも見た人が「リアルに感じる」ように考え抜いて作ってるんだよな。
2016-08-01 23:55:29シン・ゴジラは最初から最後までクソ真面目な顔でどシリアスな内容をやりながら、それと同時に絶妙なバランスで、最初から最後まで常にどこかがふざけている。シリアスとコメディは片方がもう片方をぶち壊しにしたりせず、表裏一体というか、分かち難く結びついている。
2016-08-02 00:00:37@M_Ccheda 冒頭からテロップのレク(チャー)で吹き出しそうになりましたけど、シン・ゴジラは「笑わせにきてるのか真面目にやりたいのかよくわからなくて困惑するけど逆にそこが面白い」みたいな笑いの取り方を狙ってますよね。お前そのカッコ別に要らんだろという。
2016-08-10 07:19:35シン・ゴジラは笑えるシーンもたくさんあるので、映画館で笑い声を上げるのは制作者への賛辞だから我慢しなくていいんだよと確認しておきたい。
2016-08-06 13:43:53なんか見る度に内閣の面々のファンになっていく気がする。各々の天丼ギャグにストーリー性があってほっこりするよな。同じことの繰り返しに見えて、実はきちんと変奏されていてそこに人物ごとの個性が出ている。
2016-08-06 15:55:55シン・ゴジラはカッコ付きの歯が浮くような「人間ドラマ」を排除した代わりに(そんなもんやってる尺の余裕自体がない)、極めて抑制的に、チラ見させるような形でドラマを仕込んである。展開を転がすための機能的な発言の端々や、登場人物の微妙な表情の変化に色々なものが垣間見える。
2016-08-06 16:20:27いつもの庵野監督のやり口といえばまあそれはそうなんだけど。そうやって多分に想像の余地を残すことによって、受け取る側の妄想も加速して脳内で勝手に物語が補完されていくわけで。腐女子の皆さんが食い付いたのもそういう作りになっているからだと思う。
2016-08-06 16:26:20シン・ゴジラに人間ドラマがあったかーなかったかー問題に関しては、見た人が「行間で想像を膨らませることのできるタイプかどうか」でもう全然違う気がする。一瞬の表情とかふとしたセリフとかワンカットの画面とか、そこかしこに人間ドラマの種は撒かれてる。あとはそれが心の中で発芽するかどうか。
2016-08-26 08:19:21シン・ゴジラ、台詞が早口だっていうけど3回目見ると、「常に早口で喋る奴」と「状況的に早口で喋らざるを得ない奴」と「時と場合によって早口になる奴」と「早口で喋らない奴」に分けられてる事が分かる。 何が言いたいかというと別に常に早口会話合戦な映画じゃないよということです。
2016-08-01 23:19:17シン・ゴジラ、会議等で他の人が喋っているときの、メインで演技していない聴いてる側の人たちの演技がそれぞれ無茶苦茶細かい。実力派俳優を掃いて捨てるほど集めた効果が出てるよなこれ・・・
2016-08-07 22:03:33インタビュー記事なんかを見てると、どうもそのへんはかなり役者の裁量に任されてるみたいで、役者の側からアプローチして台本書き換えたりアドリブ入れたりといったこともかなりやってるらしい。
2016-08-07 22:07:38例えば主役の矢口を演じる長谷川博己。インタビューでは、元々の台本では巨災対のメンバーに対して敬語ではなかったのを、本人から庵野監督に申し出て敬語に直したとか、災害現場で手を合わせるのはアドリブだったとかいうエピソードが出ている。
2016-08-07 22:14:04長谷川博己は矢口の生い立ちや行動原理をきちんと咀嚼した上で演技していて、メインで演技していない、ただ人の話を聴いているだけのときでも、細かい所作にもそれが表れてるんだよな。それは他の役者にもいえる。
2016-08-07 22:16:52庵野監督が苦手とする部分でも他のスタッフや出演者がきちんと補完して、それらの積み上げで最終的にあの完成度に至ったんだろうなぁ・・・
2016-08-07 22:08:35