弓指寛治展Sur-Vive!「アートにとって<死>とは何か?」ゲスト:黒瀬陽平・畑中章宏[メモ書き]

トークを拝聴しメモ書きしたのでそれを後からツイートしました。 2016/08/02 オン・サンデーズ
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オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー@ワタリウム美術館 @onsundaysbooks

「弓指寛治展Sur-Vive!」関連トーク第1回目、「アートにとって<死>とはなにか」本日20時より!出演:黒瀬陽平+畑中章宏。予約はTEL: 03-3470-1424(オン・サンデーズ)まで。当日券アリ。 pic.twitter.com/0KLB5Qgs07

2016-08-02 15:59:59
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弓指寛治 @KanjiYumisashi

20時〜のトークショー「アートにとって〈死〉とは何か?」開催記念Tを作った!5000円ですす!本日限定で!売れなければ僕が明日から着ます! pic.twitter.com/SF5zFzDE3g

2016-08-02 16:54:18
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みそむーおでん @misoni_2013

2016/08/02 弓指寛治展Sur-Vive!「アートにとって<死>とは何か? ゲスト:黒瀬陽平・畑中章宏」を拝聴しメモ書きしたのでそれをツイートしたいと思います。その場で話を聞いて書き起こしていることから筆者の誤読等もあり発話者の意図と異なることもあります。

2016-08-14 12:03:38
みそむーおでん @misoni_2013

黒瀬「弓指は答えが欲しくてしょうがない。なので焦ってる アートにとって死が身近だというが、死に直面し残された者がどのような表現をしてきたか、ここ・現在まで繋がるかを考えたい。 死に直面した人がなんらかの制作物を作ってきたのは自明だが切断点がある。その繰り返しで現在に至る。

2016-08-14 12:04:27
みそむーおでん @misoni_2013

黒瀬「最終的に現在にとって死と表現を考えたい。しかしそれは弓指の求める答えではないかもしれない。 黒瀬「民俗学者の畑中さんからも過去の事例を紹介してもらいたい。

2016-08-14 12:04:53
みそむーおでん @misoni_2013

筆者)画像をプロジェクションしつつトークしています。 畑中「アートにとって死とは何か。それをオン・サンデーズで。民俗学者だが元々編集者で写真を扱ってきた。画像は荒木経惟。センチメンタルの旅 今回のテーマで思いついたのは、写真と死。民族と死。

2016-08-14 12:05:27
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「荒木経惟写真全集をやったが、写真と死はとっさに思いつかなかった。 ネガティブイメージがあるが、写真評論・批評では…死体、画像は荒木経惟の新婚旅行のものだが、…戦争…写真の記録性が災いしてしまう。

2016-08-14 12:05:56
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「写真装置は死と密接に結びつくロラン・バルト明るい部屋的な。 だから豊穣なものがない。しかし荒木は…彼の父母の死が写真ベースにある。 1971年、青山会館で結婚式を上げた。万博翌年。昭和46年。新幹線で京都へ行き柳川の御花旅館へ。

2016-08-14 12:06:26
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「写真と死、オーソドックスとしてはボルタンスキーだ。水戸芸で1990年開催された。。ユダヤ虐殺を、画像の作品に対して提灯みたいと民俗学的に形容するが、直接すぎだろうと印象があった。

2016-08-14 12:06:38
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「水戸芸の開館直後で、水戸詣。ボルタンスキーなんで行こうみたいな。高速バスでね。金沢21世紀美術館へマシュー・バーニー見に行くみたいなもん。東京のアートファンが見に行く。 こんなのって思ってたが、直接見たら衝撃だった。綺麗だった闇の中で。

2016-08-14 12:07:23
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「ポピュラリティがありわかりやすさがある。考えたら彼が初めてやったものだ。 それにインスタレーションとして完成度が高い。普遍的に死が表現できる。

2016-08-14 12:07:52
みそむーおでん @misoni_2013

黒瀬「ボルタンスキーについて、インテリアデザイナーから聞いたが、彼にはブレーンというかサポーターがいて、彼が照明のプロ。その彼の個展があってほぼボルタンスキーだった。

2016-08-14 12:08:49
みそむーおでん @misoni_2013

黒瀬「センチメンタル技法は…ユダヤの記憶というが誰にでも当てはまる。どの民族でも。畑中の言うように眉唾というか固有性ない…あるいは普遍性あるともいえる、と。

2016-08-14 12:09:18
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「ソフィ・カルの本を作ったのが僕で、ボルタンスキーと付き合ってた。お互いに話し合ってたのではないかな。コンセプチュアルだが物語性あって、、、 黒瀬「演出がうまい。

2016-08-14 12:09:53
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「写真の虚偽性、その共通項がある。現代作家だと志賀理江子の螺旋階段くらい。彼女は、、、 黒瀬「震災後注目された。

2016-08-14 12:10:11
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「彼女は海外で活動の後、宮城県の北鎌で、松林が、、、 黒瀬「津波が酷かった場所だ。

2016-08-14 12:10:40
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「共同体集落の歴史、海の近くで畑を耕すので土地が痩せてて、そのライフ・オーラル・ヒストリーを、日常、年中行事を撮影してて仲良くなった 畑中「住んでる人の大事な物語シーンを映像化する。例えば画像は砂泥棒、北鎌は311の津波で大被害があった。

2016-08-14 12:11:11
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「やってることは震災前も後も変わらない。だから生前供養、生きてる人の物語を生きてるうちに供養する。 畑中「死んだ人でなく、死者だけでなく文殊菩薩だって供養すると言いお供えし奉るわけで、その意味では供養する。

2016-08-14 12:11:35
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「ある意味偶然の産物で、震災をうけて、死のイメージがまとわりつくように。画像は蚕の肖像。

2016-08-14 12:11:39
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「絵馬的にも構図でも、、、これは事実。田舎に行くとよくあるじゃん。木が突き刺さったおじさん。民俗学者としてはフィールドワークでよく見かける。 黒瀬「実際どう撮影してんの? 畑中「事実ですよ。何いってんの?

2016-08-14 12:12:13
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「アートとしては上からクレーンを吊り下げてる。それも消さずに見せてる。 このやり方は民族学的には映像を見てある種怪談であり、そのもの以前と以降として受け止める必要がある。怪異の写真、撮影方法はあるが、伝説や伝承と向き合う写真だと思い、圧倒的に強さがある。僕にも理解しやすい。

2016-08-14 12:12:44
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「フレジェ・・・それはおいておいて、絵馬の話をしよう。弓指の作品につながるかもしれない。 畑中「絵馬は素朴なモチーフ。画像は猫山。猫供養でなく養蚕業の人がネズミ退治に猫をモチーフに。陸前高田の神社。

2016-08-14 12:13:02
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「なぜ絵馬が好きか。歴史は武士・帰属、あるいは庄屋であり、文字を持った人が経営記録・共同体記録を書き留め、行動が残る。しかし本当の民衆は何考えてた記録にのこらない。単に猫を描いてるだけでない草や花を描き素朴な感情が、この絵から僕でなくても読み取れる。何を考え静養?していたか。

2016-08-14 12:13:55
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「画像は生目八幡宮という眼病よけの絵馬。

2016-08-14 12:14:13
みそむーおでん @misoni_2013

畑中「画像は明治になると民俗学発端の絵馬。柳田國男が10歳のころ利根川ベリの、お兄さんがお医者さんだったので、その近くの徳満寺の間引きの絵馬。

2016-08-14 12:14:19
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