「トリックよりロジック」を思索する(「虚構」と「現実」、そして「バブル」との関係性)

都筑道夫さんの「トリックよりロジック」を深読みすると、「ロジック」は「トリック」の代用品ではないことが分かる。「ロジックのためのロジック」が「トリックのためのトリック」をなぞるばかりではなく、作り手と受け手の間のグレー・ゾーンを担保する機能を持っていることを再認識したい。
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じねん @jinensai

承)具体的には「トリックよりロジック」を「トリック」の代用品としての「ロジック」から「トリック」を彼我で共有するための理屈立て(動機も含めて)としての「ロジック」と捉え直すことが必要になるだろう。逆にここが成立すればどれだけ荒唐無稽でも一人相撲にはならないはずだ。

2016-08-15 11:14:32